経営の神様といわれる稲盛会長の経営手法には、以前から疑問があった。
徹底した西洋式合理主義による経営である。
が、そのあからさまな合理化経営には、当然のことながら日本では風当たりが強い。
一旦半額運賃にしておいて競争相手が撤退した所で、運賃を値上げする手法をダンビングといい、独占禁止法では「不公正な取引方法」として違法としている。
下の記事が事実なら、明らかなダンビングで違法だろう。
国庫からの資金導入、債務免除、法人税免除などを入れるとJAL の利益は1兆円を軽く超えるという。
そういう豊満資金を手に運賃半額ダウンをやられるとライバル会社は、潰れるか撤退するしかないだろう。
JAL担当者も「ライバルとの競争のための価格ダウン」といっていることから、稲盛会長の指示であることは確か。
昔からやりすぎは自滅を招くという。
もっとも稲森会長の経営指針は、「リスクが見えれば即撤退」だから、JALを見放すのは時間の問題かもしれない。
『異常な運賃設定 JAL商法に批判噴出
ゲンダイネット 2013年03月03日07時00分
「ダンピングじゃないのか」――。JALの価格設定に批判が噴出している。ライバル会社が「不当な運賃だ」と国交省に駆け込む事態になっている。
問題になっているのは北海道路線。たとえば、これまで3万1700円だった〈羽田―釧路〉を、4月から半額以下の1万4500円にプライスダウン。〈羽田―女満別〉も、3万2500円から1万4400円に引き下げる。
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JAL広報はこう言う。
「運賃を下げたのは、他社との競争のためです。ただ、赤字ではなく、ダンピングではありません」
しかし、同業他社が「公平な競争ができない」と悲鳴を上げるのはムリもない。
(日刊ゲンダイ2013年2月28日掲載)』(livedoor news)
http://news.livedoor.com/article/detail/7462449/