JALの救世主稲盛会長は、死の商隊と噂の米倉会長率いる経団連とは無関係らしい。
しかし、下の記事によれば、「原発は必要悪」と言ったとある。
本気でそう思っているとすれば、日本の電力事情に疎いか原発推進派の思惑に嵌っているのだろう。
爺様の財界人には、青年壮年時代に刷り込まれた「夢のエネルギー原発」という思い込みが強いという。
しかし、政府お抱えの原子力専門家といわれる斑目春樹委員長(原子力安全委員会)が呟いた言葉「あんな不気味な物。安全安心なんかできない。」すら知らないのかも知れない。
こと原発に関するかぎり、経営の神様の眼は曇っているといえるだろう。
「儲かるチャンスがあります。しかし、社員や家族に生命身体の危険の及ぶリスクが大ですが。」
と問われたときに、稲盛会長は、「必要悪」と言って利益に走るのだろうか。
「JAL再建のためのリストラ」と「経済のための国民被ばく認容」を同じレベルで考えているとすれば、ただの商人の域を出ない思考回路の持ち主ということだろう。
もしそうだとすれば、「臣民は、お国のために死んでくれ」といって大東亜戦争を始めた軍部首脳と考え方は変わらない。
稲盛会長は、その言葉に影響力を持った人だけに惜しい気がする。
過去、京セラには期待と失望があった。
京セラには、以前、SAMURAI Z2という一眼レフハーフ版のフィルムカメラと、前にも書いたが、FinecamSL400Rというデジカメがあった。
SAMURAI Z2は、ムービーカメラに似た形状で3倍ズーム。自動焦点、自動露光。
当時、フルサイズの一眼もいくつか持っていたが、スナップショットの主役はこれだった。
が、いつの間にか次々に消えていった。
儲からなかったからだろうが。。。
どれも当時としてはユニークな商品だったが、地道に突き詰めていけば名機と呼ばれる作品になったかもしれない。
が、この会社の商品は辛抱がない。
京セラ製品の全てを試したわけではないが、少なくともカメラに関しては、とっても中途半端に終わる。
収支が合わなくなるとユーザーそっちのけでサッサと切り捨てる。
ある意味、企業としてはやむを得ない、あるいは常識的な方針かも知れない。
それが京セラに対する個人的なイメージ。
ただ、国の経営となると大いに疑問が残る。
収益一辺倒の思考は、国民を顧みない経営理念と言われても仕方がないだろう。
彼が、もう少し若ければ、また違った発言をしたかもしれない。
残念。
『日本航空・稲盛名誉会長「原子力を使っていかなければならないと、訴えていくべき」 BLOGOS編集部
2012年10月24日01時55分
(http://blogos.com/article/48955/)
日本航空の稲盛和夫名誉会長が、有楽町の日本外国特派員協会で会見を開き、会社更生法の適用からわずか2年での再上場を実現させた経営哲学や今後のエネルギー政策などについて語った。・・・・・・・・・・・・・・・現在の日本の高度な文明社会を維持していこう、さらに発展させていこうと思えば、原子力発電というエネルギーは必要だろうと思っている。原発ゼロという希望はあっても、それは難しいのではないかと思っている。
・・・・・・・・・・・・・・
』(lovedoor news)
http://news.livedoor.com/topics/detail/7072989/