今やオリンピックでのスポーツマンシップは廃れつつあるという。
「勝つことがすべて」といった商業主義的な意思をもつ選手もすくなくないという。
そういう思想は、勝てば何しても許される勘違いにつながりやすい。
USのプロゴルファーや日本の柔道選手にもそういうのがいた。
かれらは、結果に至るまでのプロセスがなにより大事だとは教わらなかったらしい。
BWFが没収試合とした、中華、韓国のバドミントン無気力試合もその例だろう。
これに、噛みついた中華人がいたというのは、お国柄でわからなくもない。
情けないのは、これに便乗した産経、読売の記事。
目立ちたがりの橋下市長のコメントを載せている。
橋下市長の発言が極めてしょぼいのでツッコミをいれておいた。
1.「勝つことが全て。ルール内ならやっていい。」
三流選手でも言わない低レベルのスポーツ論。
審判は、生きたルール。審判が、ルール違反といえば、ルール内ではない。
2.「五輪は観客や国民のためにやっているわけではない。選手個人が勝つためにやればいい。」
もし、そんな思想の選手がいたとすれば、オリンピックに出る資格はない。
ただの個人試合とはわけが違う。
オリンピックは、各国の選ばれた選手たちが国の代表として出場するもの。
そんな考えのピン芸人が、マラソンでオリンピックに出ようとして叩かれたことがある。
橋本市長のオリンピック思考は、その程度のものという指摘もある。
たしかに、その道徳観は、脱原発派のふりをして再稼働をすすめた推進派に似つかわしい。
この人は、一言話すごとに「自分は軽薄です」と吐露しているように見える。
『無気力試合 バド4組失格 背景に初採用 リーグ戦方式 2012年8月2日 東京新聞 夕刊
無気力試合をしたとして、バドミントン女子ダブルスの四ペアが失格となった問題で、世界バドミントン連盟は一日、「勝つために全力を尽くすことを定めた選手憲章に違反した」と処分理由を述べた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
<無気力試合についての規則> 世界バドミントン連盟(BWF)には、公認する大会を公正に運営するため、選手の行動に関する規定がある。罰則の対象となる項目として「勝利のための全力プレーを怠ること」「競技に対する明らかな不正、もしくは有害な行動」などが明文化されている。
』(tokyo-np.co.jp)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2012080202000230.html
≪処分を批判した中華人キャスターの記事≫
『中国人気キャスター、無気力試合失格処分を批判 ネット上で罵声「頭おかしい」 2012.8.3 08:16 [バドミントン]
【北京=川越一】ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスで、金メダルが有力視されていた中国の王暁理、于洋組が無気力試合を理由に失格処分を下されたことについて、「憤怒」を表した中国中央テレビの人気キャスター、白岩松氏が、インターネット上で罵声を浴びている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』(msn news)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120803/chn12080308180001-n1.htm
≪上に便乗した橋下市長の記事≫
『橋下氏吠える!!「勝つことが全て。ルール内ならやっていい」無気力試合で 2012.8.3 12:16 [五輪] 産経ニュース
橋下徹大阪市長は3日、ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスで無気力試合をした計4ペアの失格に関し「勝つことがある意味、全てだ。ルールの範囲内なら戦術、戦略でいろいろやっていい」と述べ、4ペアの行為に理解を示した。
同時に「五輪は観客や国民のためにやっているわけではない。選手個人が勝つためにやればいい」と持論を展開した。
・・・・・・・・・・・ 』(msn news)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120803/wlf12080312170011-n1.htm