前回、週刊誌は、お色気記事で部数を伸ばすというトンチンカンな記事を取り上げた。
ところが、この日刊ゲンダイをあげるのを忘れていた。
この日刊ゲンダイは、以前から霞が関批判を載せている。
メジャーなメディアとしては珍しく筋金入りのアンチ霞が関らしい。
この記事のいう指定弁護士に正義はないという指摘は一理ある。
検察審査会で起訴相当を連発している以上、七三で控訴すると読んでいたらやはり控訴した。
そしてTBSが検察審査員の独占インタビューをみてもその流れは読める。
読めたからどうということはないが。
ただ、危険学の観点からは、弁護団としては控訴してくることを前提に準備を整えているはずだろう。
逆に、検察審査会軍団は、控訴が、相手に更なるエネルギーを与えることになることに気がついていないらしい。
通常の相手ならバッシングは相手の戦意を失わせる効果も少なくない。
が、打たれ強い相手や市民を巻き込んだ場合、それが逆効果になることが少なくない。
このことは、歴史研究家の間ではよく知られている周知の事実らしい。
最近の例として、大阪市長選での橋下バッシングをあげる人もいる。
週刊新潮や週刊文春は、ある人々の意向を受けてあらゆる手段でバッシングを繰り返した。
が、橋下市長の支持者が増え、逆にエネルギーを与える結果になってしまったという。
小沢氏にとってこの控訴は、社会力学的には、小沢氏に有利に働くだろうと読める。
霞が関・仙谷・野田の連合軍は、策を急ぎすぎたのかもしれない。
『指定弁護士側と小沢弁護団のどちらに正義があるか 2012年5月10日 日刊ゲンダイ
有罪の判決が出るまで裁判は終わらない
「がっかりしている」――。小沢弁護団の弘中惇一郎弁護士は、控訴決定について会見でこう感想を漏らした。
「弁護士の感覚からすると、1審であれだけ審理して無罪になった人を、さらに被告として控訴して裁判を続けることには大変な違和感がある。
被告の人権からしてもそうだ。
指定弁護士だから、弁護士の感覚はあるかと期待していたが、ややがっかりしている」
これが、弁護士として当たり前の考え方だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正義もなく、勝ち目もない。それでも指定弁護士は控訴した。
その意味するところは、小沢が有罪になるまで徹底的に争うということだ。
ここまで騒ぎを大きくしてしまった以上、無罪では引き下がれない。場合によっては、最高裁も視野に入れているはずだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「指定弁護士の控訴決定には、小沢氏が目障りで仕方ない党内の反対勢力やオール霞が関、大マスコミがもろ手を挙げて歓迎しています。
さらに、小沢氏が言う“対米自立”を苦々しく思っているアメリカもいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
控訴を決めた指定弁護士3人に何があったのか、それは歴史の証明を待つしかありません」』(gendai.net)