衆議院予算委員会で、愚にもつかない揚げ足取りが続いているらしい。
自民党の石破議員が、田中防衛相の知識を試そうとしておかしな発言をしたという。
石破議員は、自衛隊が合憲である根拠は、「芦田修正」にあると、田中防衛相に教授したという。
やや、憲法論に立ち入るかも知れないけれど。
そもそも、「芦田修正」とは、9条の文言を修正しただけのこと。
「芦田修正」と「自衛隊の合憲性」とは直接関係がないとするのが一般な見解だろう。
前の自民党政府の見解ではこう説明していた。
1.憲法9条2項の戦力は、自衛のための必要最小限の実力(?)を超えるものをいう。
2.自衛隊は、自衛のための必要最小限の実力(?)である。
3.したがって、自衛隊は、憲法9条2項の戦力にあたらず、合憲である。
※なんとも怪しい説明だが、合憲性の根拠とされている。
あきらかに石破議員の説明とは異なる。
国会議員は何をやっているのかと苛立つのは、被災者だけではないだろう。
たとえば、自民党の山本一太議員。国会議員は何もやっていないとの指摘に対して逆切れをしたらしい。
「我々議員は一生懸命、議論を尽くしている。何もやっていないわけではない」と。
一生懸命やるのは、仕事なら誰でもやっている当たり前のこと。
また、議論をすることで、職責を果たしていると勘違いをしている議員が多すぎる気がする。
国会議員の仕事は、議論をすることではなく、救済策を実践することだろう。
こんなことでは、自民党議員も民主党議員も、国会議員の資格を返上した方がいいだろうね。
『赤っ恥!田中防衛相に“説教”した軍事オタク 石破元大臣もカン違い 【政治・経済】 Share82012年2月8日 掲載
「憲法9条に陸海空軍その他の戦力はこれを保持しないと書いてある。自衛隊は何ですか」――。2日の衆院予算委員会で田中直紀防衛相(71)を追及した自民党の石破茂元防衛大臣(55)。
「必要最小限の国を守る専守防衛の部隊です」と答えた“防衛のシロウト”の田中に対し、石破はしたり顔で、「憲法9条2項の『芦田修正』が根拠ではないか」と説教した。田中は「その点について私は理解していない。先生のご知見を拝聴しながら、よく理解したい」と恐縮しきりだったが、当の石破もカン違いしていたからお笑いだ。
7日藤村官房長官が、石破が「合憲」の根拠とした「芦田修正」について、「自衛隊を合憲と解釈しているものではない」とバッサリ切り捨てたのだ。歴代自民党政権は「自衛のために必要最小限の実力を保持することを憲法は否定していない」との解釈で自衛隊を合憲としてきた。田中と同じシロウトからやり返された石破。“防衛のスペシャリスト”が、とんだ赤っ恥だ。 』(gendai.net)
http://gendai.net/articles/view/syakai/135032