一時は、小学館は脱原発に転換したかと思わせるような記事もあった。
が、この週刊ポストの記事をみると、小学館は、やはり原発推進派の立場を変えていないらしい。
この大前研一という人は有名人らしいが、この人についてはよく知らない。
ただWikiを見ると日本の経済評論家とある。
「日本の原発は世界最強のマシーン」というが、どうやら、福島で事故った原発が米国のゼネラル・エレクトリック社製ということを知らないらしい。
原発の国産メーカーである東芝も日立も外国メーカーの模倣で、独自の技術はもたないらしい。
福島の原発事故の被害が拡大した原因もそれらしい。
つまりは、故障・事故に対する放射線防御のノウハウやシステムがない原発は、それがたとえ世界最強マシンであっても、欠陥品であることに違いはない。
倫理観だけの問題ではない。
欧米型の経済論を学んで枠にはめようとすると、片面的な結論を出すことが多いと聞く。
もしかしたら、原発推進派は、原発輸出推進派に鞍替えしたのかも知れない。
『日本の原発は世界最強のマシン 輸出して稼ぐべきと識者指摘
2011.11.19 07:00
大前研一氏は、福島第一原発事故の起きた日本では、もう新たな原発は建設できないだろうと予測する。既存の原子炉の延命も今後は難しいので、寿命が来る30年後に日本の原発はゼロになると考えねばならない。では、どうするか。以下は、大前氏の解説である。
* * *
「脱・原発」に向かう日本が他の国に輸出することを倫理的に批判する意見もあるようだが、私は大いに輸出すればよいと思う。
なぜなら、日本で原発が存続・新設できなくなるのは国民に受け入れられなくなったからであり、商品としておかしいわけではないからだ。それどころか、日本の原発が世界最強のマシンであることは間違いない。
しかも、今回の過酷事故を経験したことで、いっそう安全性が高まる。その経験を含めて他の国々が必要とするのであれば、輸出するのは全くかまわないと思う。
永世中立国のスイスが世界有数の武器輸出国になっているのと同様に、日本が「脱・原発」に向かうことと原発を輸出することは別の話である。そこのところは国益にかなうビジネスと割り切って、国営原子力会社には多大な犠牲を払った福島第一原発事故の苦い経験を生かし、輸出で稼いでもらいたい。
※週刊ポスト2011年11月25日号
』(news-postseven)
http://www.news-postseven.com/archives/20111119_70779.html