またまたNHK白熱教室ネタ。小笠原明大教授に何の恨みもないけど。この人の思考は勝間女史なみ。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

ゼミの仲間のFくんが 、またまた、NHK白熱教室第4回-小笠原明大教授-のネタを持ってきた。


F君の説明によれば、教授の言い分はこう。


『日本の社長は、なぜライバル会社の社長にならないのか』

『アメリカでは、自動車メーカーのGMの社長がライバル外車の社長になってもおかしくない。

が、日本ではトヨタの社長が日産の社長にならない。』

『なんで?』

『結局、日本では、A社の経営知識は、A社以外の会社では使えないんだね』


あまり、実のない論争だけど。

あえて端的に言えば、あまりに短絡的な意見のような気がする。

その意見の問題点は2つ。


1.契約上の制約

 現状の日本では、A社の社員は、ライバル同業他社の社員に就任できないことが少なくない。

 大抵の会社は、一定期間、ライバル会社への転職を禁止する約款があるはず。

 ましてや、会社の取締役は、株主総会が選解任権をもつ。

 取締役が、いつでもライバル会社に転職できるとすると、元の会社の損害=株主の損害は測り知れない。

 そこで、取締役就任の際、ライバ会社への転職禁止約款を結んでいることが多い。

 つまりは、商法上の禁止規定はないが、事実上できないことになっているというのが答え。


2.経営者としてのスキル

 今時、A社には通用するが、B社には通用しない経営スキルなどは、論理的にありえない。

 つまり、A社で経営を切り盛りできる経営者は、B社も切り盛りできるというのが通説的見解ともいえる。

 

以上のことから、この教授の見解は、不適切な見解といっていい気がするね。

不毛な論理展開はこのくらいでおしまいにしようね。と。