昨日のゼミで、刑法に詳しいゼミ仲間のD君の唐突な意見が出た。
彼によれば、6億円強奪事件と原発推進の共通点があるという。
「大きく言えば、どちらもお金と人の命を天秤にかけて、お金を選択するという点。
平たく言えば、人の命よりお金だよね。
それに仲間全員が、お金で結びついている。
それが高じれば、仲間の命よりもお金ということになる。
原発推進派は、霞ヶ関、財界、政界、マスコミ、学者がお金で結びついているに過ぎない。
害悪が、国民の被曝というように、自分達以外に向いているときは仲間割れがない。
しかし、こと害悪の風向きが自分の方向に向き始めると、一枚岩とはいかない。
もともとお金が接着剤の役目をしていた関係。
その接着剤が溶け始めると砂岩のようにくずれ始める。
このことは、6億円強奪事件の犯行グループでも原発推進派でも同じ理屈になるだろうね。
彼らは、どちらもいずれ自滅の道をたどるであろう大きいリスクに気がついていない。
これ以外でも、酷似している点が多々ある。」
という。
原発やらせメール事件(下記1)と強盗障害事件(下記2)。
ゼミ仲間からは、飛躍し過ぎという意見もあった。
が、一見突拍子もない、このD君の見解は、案外、的を射ているかもしれない。
1.『九電やらせ第三者委、佐賀知事への献金中止提言へ 朝日新聞
九州電力原子力発電所. 九州電力の「やらせメール」問題などを調査している第三者委員会(郷原信郎委員長)は30日午後に公表する最終報告で、一連の問題は九電と佐賀県の不透明な関係が原因と認定し、古川康知事らへの政治献金などをやめるよう求める。ほかの電力各社の対応にも影響を与えそうだ。
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こうした事実を踏まえ、第三者委は、電力会社と原発立地自治体との間で透明性が疑われるような行為をしないよう求める。パーティー券の購入や関係会社へのあっせん、事実上の企業献金との批判がある幹部らの寄付もやめるよう促す。
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九電は、公開討論会前に知事が「プルサーマルの賛成派もいないと議論が深まらない」などと話していたことから、やらせ質問や動員を計画。県と事前協議を繰り返し、やらせ質問の台本も作っていたという。
第三者委は「九電トップと知事の間に何らかの意思疎通があったと見るのが合理的」と判断。「(やらせ質問などを)九電トップが知らなかったというのは考えられない」などと指摘する。
真部利応社長についても知事の関与を隠そうとしたとして、「不透明な企業行動を先導したと言うべきで、九電の信頼を失墜させた」と厳しく批判する見通しだ。(斎藤徹、多田敏男) 』(asahi.com)
http://www.asahi.com/special/10005/SEB201109300001.html
2.『6億円強奪・主犯格起訴 謎のストーリー追う 3.7億円、未発見 (産経新聞)
■「情報源は死んでいる」
東京都立川市の警備会社「日月(にちげつ)警備保障」立川営業所で現金約6億円が奪われた事件で、東京地検立川支部は30日、強盗致傷などの罪で住所不定、指定暴力団山口組系元組員、小沢秀人容疑者(42)を起訴した。
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◆「ここを叩けば」
「ここを叩(たた)けば、数億円になる」。計画を発案、主導したとされる小沢秀人は酒をちびりちびりやりながら、暴力団関係者の藤沢千秋(41)にこう持ちかけたという。
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◆「暗証番号言え」
5月12日午前3時過ぎ、渡辺と植木は、営業所前の防犯カメラの死角に車を止め、鍵の壊れた腰高窓から室内に侵入した。1人で宿直していた社員を鉄パイプで殴り刃物で刺して迫る。「金庫室の暗証番号を言え」。社員は激しい痛みと死の影におびえ、番号を漏らした。
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◆「西へ逃げよう」
5月末。佐久間は、横浜市内で、かつて同じ組に出入りしていた男(26)=犯人隠避罪で執行猶予付きの有罪判決=と落ち合った。傍らには渡辺もいた。
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蓑田と亀治中は6月17日に逮捕された。自分に捜査の手は及ばないと考えていたのか、蓑田は逮捕時、捜査員に「意外だったな…」と話したという。
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被害金額のうち約3億7千万円もみつかっていない。メンバーの公判もすでに始まっているが、史上最高額の強盗事件の真相はまだまだ見えてこない。(呼称略) [ 2011年10月1日08時00分 ]』(infoseek news)