9月26日の陸山会事件の東京地裁の有罪判決。裁判所の判断は必ずしも適正とは限らない。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

裁判官は、裁判中、自分のことを「当裁判所」というらしい。


いつだったか、東京地裁で裁判傍聴をしたとき、言われてみれば、たしかにそう言っていた記憶がある。


つまりは、判決という裁判官自身の判断は、国家機関としての判断である。

その結果、判断ミスについて個人的に責任を取ることはない。


責任を負わない人の仕事は、信頼性が低いという当たり前の経験則。

裁判所でもこの例外ではない気がする。


霞ヶ関に詳しいC君によれば、

霞ヶ関の連帯感は、案外強く、特に、裁判所と法務省の仲間意識は強いという。


「政治がらみ、とくに霞ヶ関がらみの事件となると、霞ヶ関に不利になる判決が出る可能性は、非常に低い。」

「過去の事例でも、原発訴訟で、ことごとく民衆側原告は敗けている。これは、最高裁が、霞ヶ関との連携をとっていることによるものだろうと言われている。」


たしかに、言われてみれば、そういう臭いがしないでもない。


必ずしも、ここでは、小沢議員サイドを無条件で擁護するつもりはない。

小沢君の目的が国民目線の正しいものであっても、手段が妥当でなければ、意味がない。


そのあたりは、あくまで客観的に観察することが必要だろうと思われる。


そういう視点で今回の判決を見ると、「疑わしきは罰せず」という裁判の鉄則も、今回の判決ではスルーされている気がする。


1.小沢議員が、御用新聞の読売や産経からかなり非難されていること。

2.石川被告らは、この判決に対してつよい憤りを見せ、徹底抗戦の構えを見せていること。

3.この判断を下した理由が意味不明な点が少なくないこと。

4.その他政局がらみのもろもろのこと。

これらを全体的に見たとき、この判決には何となく怪しい臭いがする。


このことが、C君のいう霞ヶ関連係プレーの枠内に嵌っている可能性があるとすれば、最高裁の判断を見れば分かるだろうね。


東京新聞には、石川被告らの反論も取り上げている。

しかし、読売、産経では触れられていない。

ここも少し臭う。


もうしばらく観察してみよう。何かが次第にくっきりと見えてくる気がする。



『陸山会事件 元秘書3人に有罪 2011年9月26日 14時26分 東京新聞


 小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地取引にからみ、政治資金規正法違反(虚偽記入)罪に問われた衆院議員石川知裕被告(38)ら元秘書三人の判決公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は二十六日、石川被告に禁錮二年、執行猶予三年(求刑禁錮二年)、後任の事務担当だった池田光智被告(34)に禁錮一年、執行猶予三年(同一年)を言い渡した。


 西松建設からの違法献金事件でも同罪で起訴されていた元会計責任者の大久保隆規被告(50)は、両事件とも有罪で禁錮三年、執行猶予五年(同三年六月)。


 陸山会事件で弁護側は、収支報告書の記載内容は虚偽記入に当たらないと主張したが、判決は虚偽記入があったと判断。石川、池田両被告と大久保被告の共謀も、ほとんど認定した。中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)からの裏献金一億円の有無も争点だった。


 検察側は論告で、陸山会が二〇〇四年十月に購入した土地の代金の原資となった小沢元代表からの借入金四億円は「公にできない金だった」と指摘。虚偽記入の動機について「マスコミから原資を追及されたり、水谷建設からの裏献金が明るみにでるのを避けようとした」と主張した。


 弁護側は虚偽記入の成立を否定。大久保被告については「収支報告書作成には一切関与していない」として三被告とも無罪を主張。水谷建設からの裏献金も「検察側の思い込みと想像にすぎない」と全面否定していた。


 判決は西松事件では、大久保被告は西松建設からの企業献金を同社関連のダミーの政治団体からの献金と偽って収支報告書に記載したと認定。「献金主体は西松建設で、政治団体は隠れみのにすぎない」とした。弁護側は「西松建設からの献金という認識はなかった」と反論していた。


 事件をめぐっては、東京地検特捜部が不起訴とした小沢元代表が検察審査会の起訴議決を受けて、強制起訴されている。初公判は十月六日。
』(tokyo-np.co.jp)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011092690142610.html