菅総理の時は、配下の官僚幹部が菅の言うことは無視しろとボイコットして復興を遅らせたという噂。
松本復興相のときは、暴言を吐く。
こんどの鉢呂経産相の場合も、児戯にも等しい軽挙盲動。
大臣は、よほどの覚悟と自制心をもたなければ、配下の官僚にホメ殺しかシカトされてしまうという警告は、どうやら事実なのかも知れない。
推測だけど、松本前復興相の暴言の裏側には、「大臣。大臣」とおだておげられて「大臣は、知事の上司。あの知事は、節操がない」などと吹き込まれたのではないか。
今回の鉢呂議員もこれに引っかかったのかも知れない。
防護服を記者に擦り付けた行動の裏には、「おどけてみせれば、親近感がでる。」とか吹き込まれたとか。
いずれにしても、官僚から踊らされた大臣ということで、どちらも大臣の資質がなかったことになる。
野田政権がどういう内閣なのかよく分からない。
どういう技を使うのか、静観するしかないね。
蛇足だが、鉢呂前大臣の言った「死の町」は、事実上それに近い状況なので咎められるほどではない気もする。
ただ、「死の町」と単なる印象を語るのでは、短絡的過ぎる。
さらに、「その結果をもたらしい責任は、極めて重い。」とか。
責任論を展開すれば、また違った流れになったのかもしれない。
つまりは、大臣の責任意識の低さに問題がありそうな気がする。
とはいえ、産経や読売がこき下ろす政権は、案外まともだという意見もある。
そうだとすれば、多少はこの政権に希望の光がさすのかも知れない。
『鉢呂経産相が辞任 問われる首相の任命責任 産経新聞 9月11日(日)7時56分配信
鉢呂吉雄経済産業相が失言から就任9日目に辞任したことで、野田佳彦首相が組閣で掲げた「適材適所」が看板倒れだったことが露呈した。野党から首相の任命責任を問う声が噴出するのは確実で、高支持率で船出した野田内閣は早くも危機に直面した。
首相は今月2日の組閣では「非主流」の小沢一郎元代表グループも含め、党内バランスに配慮した人事を行った。鉢呂氏は旧社会党出身で岡田克也前幹事長に近いことから選ばれた。
だが、東京電力福島第1原発事故の風評被害対策に責任を持つ経産相が、就任早々に国民の不安をあおったため、鉢呂氏が「不適材」だったことを証明してしまった。
首相は「どじょう宰相」と呼ばれ、産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が今月実施した合同世論調査の内閣支持率も59・9%と高水準でスタートした。だがその数字も急落しかねない状況だ。
鉢呂氏の在任期間は、失言で辞任した菅直人政権の松本龍前震災復興担当相と同じだ。野田政権に代わっても、民主党にとって「人事」がアキレス腱(けん)であることは変わらなかった。
菅直人前首相の「退場」を好感して、復興に向けた与野党協議の機運が高まっていたが、野党側が態度を硬化させるのは必至だ。今後の国会運営は波乱含みになりそうだ。(加納宏幸)』(yahoo news)