原子力安全・保安院のトップは、寺坂信昭という経済学部出身の人らしい。
保安院といえば、お騒がせ西山審議官が知られているが、彼も文系。
つまりは、原子力についてはド素人がトップの重職に就いているということになる。
ここに原子力行政の異常さの発端が見える。
寺坂院長とか西山審議官とか、文系畑の人で重責を負わせるのは気の毒だという同情論もあるらしい。
たしかに、ド素人に原発の安全管理の責任は、極めて過酷といえるだろう。
しかし、原子力行政が国民の生命身体にかかわる重大性を持つことから見ると、その責任の重さは、文系理系によって左右されることはないというべきである。
もし、その責任が過酷というのなら、そういう人は、重責を負う地位には相応しくない。
したがって、辞退するというのがスジだろう。
もし、霞ヶ関の高官に、いざというときの責任を取る覚悟がないとすれば、とっとと霞ヶ関を去るべきだろう。
また、文系の発想は「やらせ」に傾くのだろうか。
寺坂院長は、記者会見やTVにはあまり出ないのでググってみた。
Youtubeに出てた。
どこかで見たような気もするが、印象の薄い人だったのかも知れない。
http://www.youtube.com/watch?v=A0XJyKhdvio
http://www.youtube.com/watch?v=9a1HbjVE9M0&feature=related
『保安院が「やらせ質問」工作=中部電は動員、やらせ依頼は拒否―07年 時事通信 7月29日(金)11時34分配信
中部電力は29日の記者会見で、2007年に国が主催したプルサーマル関係のシンポジウム(静岡県御前崎市)を前に、経済産業省原子力安全・保安院から、「質問が反対一色にならないよう、(容認の立場からの)質問書を作成し、地元の方に発言してもらう」よう、口頭で依頼を受けていたことを明らかにした。
中部電は、かえって地域の信頼を失うと判断し、この「やらせ質問」工作を拒否したとしている。
また、この保安院の「工作」依頼には、「空席が目立たないよう地元から参加を募る」内容も含まれていた。
中部電側は、「やらせ質問」の文案を作成したが、「法令順守の観点から問題がある」と最終判断し、保安院に依頼を断る旨を報告した。
ただ、同社員や関連企業に参加を依頼。これについて、「誤解を招くおそれがあり、反省している」とした。
問題のシンポは07年8月、使用済み核燃料を再利用するプルサーマル発電について、浜岡原発(御前崎市)のある地元住民らに理解を求めるため、国主催で開かれた。
中部電は、その直前の7月下旬に保安院から中部電の本社原子力グループ長に対して口頭で依頼があったと説明した。』(yahoo news)