未だに、内閣府は、放射能汚染からの避難指定区域を20km、30kmの同心円で指定している。
原子工学や放射能汚染の専門家は、
「避難地区を同心円で地区指定するのは、科学的には全くナンセンス」
と口をそろえて言う。
3月11日の原発事故以来、枝野長官率いる内閣府は、避難指定地区を、原発を中心として半径2km、5km、10km、20km、30kmと、同心円を広げる形で指定している。
専門家によれば、放射性物質は、花粉と同様、風に乗って広がるという。
とすれば、避難圏を原発を中心といる同心円で指定するのは、どう見てもおかしい。
素人でも抱く疑問だろう。
さらに調べてみた。
日本と同様、原発推進国フランスにある研究機関IRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)が、4月12日に発表した放射線量拡散マップがこれ。
-ただし、地名が読みにくいため漢字で付記-
※「3月30日と2011年4月3日の間で実行された米国のDOE/NNSE空中測定に基づく」とある。
これをみると、放射線量の多い箇所が、円状ではなく、ほぼ風向き方向に並んでいるのが分かる。
おもに北西の風が強い地区なのだろうか。
30km圏外でもそれ以上の高い放射線量が、見られる。
また、放射線量は、刻々と変化するので定時の測定が必要らしい。
いずれにしても
内閣府の指定する20km、30km圏内という十羽一からげの地区指定が、いかに、ナンセンスであるかが分かる。
保安院には、原子工学や放射性物質の専門家がいないのだろうか。
あるいは、分かっていて情報を隠蔽をしているのか。
それとも訂正をしたくないのか。
枝野長官は、隠蔽の言い訳をする前にやるべきことがある。
保安院、文科省、東電の調査はあてにならないし。
官邸の発表も信用できない。
早急に信頼できる専門機関に調査・発表を一任して。
官僚抜きで、信頼できる情報を隠さずに公表してもらいたい。
『【放射能漏れ】
立ち入り禁止「警戒区域」設定に、住民「もう故郷に帰れないのか」 4.21 12:20 産経ニュース
「故郷がまた一歩遠のいた」。政府が福島第1原発から半径20キロ圏内を立ち入り禁止の「警戒区域」に指定する方針を決めたことに、役場機能ごと埼玉県加須市の旧県立高校に集団避難している福島県双葉町の町民たちは21日、一様に険しい表情を見せた・・・』(msn news)
