この記事によると、いわゆる時間差業務をシステム化し、ピーク時の電力量を分散させることで分力不足を回避できるというものらしい。
最大のネックは、政府が、これをシステム統制できるかどうか。
今の内閣では、かなり困難だろうが。
『「夏の計画停電は避けられる」 化学工学会の提言が大反響
エネルギーの専門家らでつくる「化学工学会」が、2011年夏の電力不足についてサイト上で緊急提言を行い、大きな反響を呼んでいる。これらの提言を実行すれば、計画停電を避けられるかもしれないというのだ。
・・・化学工学会では、電力需要を時間的・空間的にシフトさせることなどで、数百万世帯分に当たる1000万キロワットほどの不足分をカバーできると提言で試算している。
時間的シフトでは、電力に余力のある土日に働くようにしたり、工場や大学などの勤務時間を夜にシフトしたりすることを挙げる。スペインなどのシエスタのように昼休みを電力ピーク時の13~16時に作ったり、在宅勤務を増やしたりすることも手だという。これで、520万キロワットを削減できるとした。
また、空間的シフトでは、サーバーを東日本以外に移設したり、生産拠点移動に伴って家族で引っ越してもらったり、学生の国内外留学や東日本以外への旅行を勧めたりすることを挙げている。95万キロワットの節約になり、時間的シフトと合わせて、615万キロワットになる計算だ。
・・・提言者の1人である早大の松方正彦教授は、その意図についてこう説明する。
「3時間も計画停電すれば、工場ではその前後も操業できずに動かなくなります。また、お年寄りが暑さでダウンするなど社会的弱者にもしわ寄せがありますので、望ましくありません」
そのうえで、松方教授は、「特に時間的シフトで、電力ピーク時の需要を平準化することが大切です。それが、この夏の分かれ目になる大きな勝負となるでしょう」と指摘する。そして、節電に理解してもらうためにも、東電に対し、電力総量だけでなく、地域ごとや一般・大口利用者ごとの時間変化データもリアルタイムで出すことを求めている。
「火力発電所を増設するのにも時間がかかり、へたをすると、電力不足が5~10年も続くことになります。勤務時間の夜間シフトなどには痛みも伴いますので、政治家がリーダーシップをもってやるしかありませんね」』
(j-cast news)