劇団☆新感線 ゲキ×シネ 『髑髏城の七人〜アカドクロ』 | 今日もこむらがえり - 本と映画とお楽しみの記録 -

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劇団☆新感線 ゲキ×シネ
『髑髏城の七人』アカドクロ版
(2004年公演、WOWOWでの放送を録画)
 
作: 中島かずき
演出: いのうえひでのり
 
〈出演〉
玉ころがしの捨之介/天魔王: 古田新太
無界屋蘭兵衛: 水野美紀
沙霧: 佐藤仁美
極楽太夫: 坂井真紀
抜かずの兵庫: 橋本じゅん
裏切り三五: 河野まさと
服部半蔵: 川原正嗣
狸穴二郎衛門: 佐藤正宏
贋鉄斎: 梶原善
 
 
ライブ・ビューイングや「ゲキ x シネ」と題しての収録作品のスクリーン上映を頻繁に行っている劇団☆新感線。先日、WOWOWで「ゲキ x シネ」版が一挙放送していたので取りあえず録画しておいたのですが。「髑髏城の七人」は去年1年間で、花・鳥・風・月と4シーズンコンプリートした上に追加シーズン〈極〉のライブ・ビューイングまで参戦したので結構お腹いっぱい状態^^;。でもどんどんハード容量が圧迫されてきたので、2004年のアカドクロ版から取りあえず観ておきましょう~。
 
もしご興味あれば、過去鑑賞の「髑髏城の七人」の記事もご参照ください。 基本的なあらすじは共通するのでシーズン《花》でのみひととおり記述しています。
 
 
まーしかしそれにしても、「髑髏城の七人」というひとつの同じベースで、細かい設定やキャストや演出を変えてよくこれだけのヴァリエーションを生み出せるものだと、感心!そして今回新鮮だったのは、当り前だけれども舞台が動かないというか客席が360°回転する仕組みじゃないので、普通のよく見るタイプの劇場で、同じスペースで場面転換があるということ。って、それが普通ですけど!新感線も髑髏城も、IHIステージアラウンドでデビューだったもんで妙に新鮮でした^^;。
 
 
アカドクロ版は、古田新太さんが捨之介と天摩王を一人二役。捨之介はお正月の懐かしい定番芸、傘を使った玉ころがしが得意な明るくすっとぼけたキャラです。Season〈風〉では最高に笑える贋鉄斎に扮していた橋本じゅんさんの兵庫とのやりとりも、お笑いコントみたいで楽しいです( *´艸`)。
 
あっ裸の女のセーラー服
えっ?!
(よそ見した好きにバシーン!)
 
裸なのにセーラー服って(笑)。このパターンの応酬が何度か続きます。ビバ、ベタ!(笑)
 
 
坂井真紀さんの極楽太夫は、妖艶な遊女・・・というよりはおきゃんな地下アイドル系(笑)。元気いっぱい、明るいアイドル集団のような「無界の里」です。AKBとかの地場アイドル大増量時代の繁栄でしょうか^^。
 
 
沙霧は朝ドラ「ひよっこ」でぽっしゃりオバチャンキャラでブレイクした元正統派アイドル、佐藤仁美さん。こちらも元気印。そしてまだアイドル時代の名残も|ω・)。最近の「ドクロ」でもSeason〈花〉Season〈風〉〈極〉修羅天魔と3回も芸風違いの裏切り三五に最多連投の河野まことさん。もはや三五のベテラン(笑)。実際色々な人の三五を観た中でやっぱり彼の三五が一番お気に入りです( *´艸`)。
 
 
アカドクロ版の向井屋蘭兵衛は女性!水野美紀さんが真面目で潔癖で義理堅い美女蘭兵衛を演じます。元々はアクション俳優を目指していた水野美紀さんなので、立ち回りもお手の物。姿勢がシャキっとして舞台映えします^^。
 
 
そして、捨之介そっくり、というか共に信長の影武者だった天摩王。ガラリとキャラを変えて演じ分けの古田新太さん。蘭兵衛の女性らしさ、弱さに漬け込むスケコマシ的いやらしさを振りまきます。あぁ、生真面目で一本気な女性ほど、悪い男に支配されてしまう・・・(>_<)。
 
 
刀大好き贋鉄斎は、梶原善さん。Season〈鳥〉では狸穴二郎衛門、〈極〉修羅天魔とではぜんぞう役でした^^。劇団☆新感線の常連さんなのですね。やっぱり誰がやっても、どのパターンでも贋鉄斎は面白い、美味しい!( *´艸`) プププ。
 
最後の、家康公に”天摩王の首”を差し出す場面では、去年の一連のシリーズと違って、捨之介が登場しすり替え先方で本物の天摩王の首を差し出すパターンでした。1人2役だからこその演出。
 
蘭兵衛&天摩王のダークな大人の色気と、他メンバーの明るくコミカルさの対比が効いた演出でした。中々楽しめました!^^