ライバルと呼ばれるもの同士が、実は仲間であることはよくある。

美味しいラーメン屋の近くに、普通のラーメン屋が並んでることもよくある。

逆にそこで切磋琢磨してるからこそ盛り上がる。



ライバルチームがスタジアム建設を発表した!

まぁこれは四月の段階で聞いてはいたけど、やはり新聞にのるとみんなバタバタする!


僕は意地でもなんでもなくて、これを歓迎する。


実際新富町からもクラブに事前に使用について相談が来たくらいなので、関係ない話ではない。


ただどう言うクラブにするか?と言うところの方向性が違うけど、同じ県でサッカーをやっているライバルであり仲間だ。


九州はオランダとサイズがほぼ一緒だが、そのオランダには150ものサッカークラブがあるし、トップリーグも18クラブもちろんその下に2部3部と続く。


九州にもっとクラブがあってもいいし、ブラジルのサンパウロとパルメイラスの様に、本当に近所にクラブがあっても何ら問題ない!


もしろライバルを煽って盛り上がれるのは本当に良いことだ。

1つしかないから、そこを応援する!ではなく、自分の好きなカラーのクラブを選べると言うのはかなりいいことだろう!

そんな仲間からの刺激を受けて、僕らクラブも次の策を練らなければならない。


なんでもそうだとおもうが、基本は give & take!

こちらからも行動しなくてはいけない。

もっと言うと、やってもらったら負けなのである!


スポーツ観光について考えているが、日本の多くの観光協会、コンベンションビューローはtake待ち。


うちは、観光協会だから、来てもらえる分にはサポートできるけど、こちらからいくのにはサポートできない!


そんな事をよく言われてたのを思い出す。

もちろん仕方ない事も多いだろう。

仕組み上、協会を支えている賛助会員の予算で動いてたりするので、会員らは、来てもらわないとお金にならないと思っているのだろう。


もちろんそれは間違っていないし、それができたらベスト。


沖縄にいた僕は、もう来ないで!!って冗談で言えるくらい観光客が来る地域で生活していた。

海も綺麗だし、文化も面白い、そしてサイズ的に丁度いい、気候もバツグン。


しかし、多くの地域はそう簡単にはいかない。

関係を作って、行きたくなる魅力を伝え、来たらこれだけのことができると安心させ、それで少しずつ広がるのである。

そんな関係を作るにもまずは、アウトバウンド。そうやって交流し、恩を売り、人と人で繋がりインバウンドさせる。

逆に多くの地域はまだ出ていかず、待ちの状況なので、出て行ったら必ず勝てる!

先手必勝である。

言葉ができない。
知り合いがいない。
お金がない。


そんな事を言ってたら一生何もできない。

断言する。行けばなんとかなる。


あなたも海外に行ってビジネスチャンスを広げませんか??
ある高校生に相談されました!

サッカーの仕事をするにはどうしたら良いですか?

こんな話はよく聞かれますが、サッカークラブに働いてみたり、指導者の勉強したり、なんてのはつまらないので答えません。

一人で稼いで生きていける力をつけたら、好きなだけサッカーができる!


と言うこと。


なんでもそうだけど、稼ぎ方を覚えたらあとは応用。

それをサッカーの仕事に当てはめるだけ。

でもそれが出来ない人が多いのが、プロスポーツクラブ。


だから、スポンサーからお金をもらって(元々の親会社がほとんど)使うだけ。

それではスポーツビジネスなんて言えないよね?

まずはビジネスを学ぶ。

そしたら簡単にサッカーの仕事できますよ!

台風が都農にきます。

今回の台風は大型で強い勢力を持っています!


国見の方から南東に向かってきます!


彼が都農のスポーツで町おこしに貢献してくれることを祈ってます!!笑笑
スポーツの世界は、勝敗や記録、努力だけでは説明できない事が多くある。


それがお金だったり、政治だったりする。


こんな話をすると、みんな耳を塞ぎたくなるし、汚い世界の様な先入観を持たれている人もいると思う。

ただ、しっかりみんな話を聞かなければいけないし、考えなければいけない問題だと思う。


そしてこの根本に、「日本ではスポーツと水はタダ」スポーツの支援はボランティアという考え方も大きく影響している。


沖縄県出身者として嬉しかったニュースに、オリンピックの種目に空手が入った事などがある。

しかし、その影にオリンピックやパラリンピックで正式種目から外れた種目もある。

選手達は、四年間死にものぐるいで努力して大会に臨むが、その努力と関係ないところで大会がなくなれば、本当に悲しく残念な想いをする。


1980年のモスクワオリンピックに日本選手団のボイコットが決まった時、当時柔道日本代表の山下氏は涙を流し悔しがったらしい。

特にトップアスリートは、選手寿命もそんなにながくない。

にもかかわらず、8年間オリンピックがないと言う事は、日の目を浴びずに引退したトップ選手も多くいた事だろう。

その様な悲しい出来事がスポーツの世界ではしばし起きる。

これはどうしてか?

スポーツの世界は、政治とか金に関わらずみんなで楽しもう!と言う気持ちもおおいにわかる。

しかし、そうはいかない理由もある。

このモスクワオリンピックの時は、ソ連のアフガニスタン侵略を受けて、冷戦で対立しているアメリカ合衆国とそれを支持する国(日本もその1つ)は大会をボイコットした。


そんな侵略する様な国で楽しくスポーツなんて出来ない!

そしてそんな大会に参加する事は、経済効果も含めて、かなりのお金がその国へ落ちる事になり、そのお金がまた侵略に使われるのでは?

という様な考えになるのである。

また種目の決定においても、今の商業オリンピックでは、競技者がどれだけいるのか?テレビの視聴率は取れるのか?その種目を支援している企業からスポンサーとしてオリンピックに支援はできるのか?

と言う事も大きく関わってくる。

「お金のあるなしに関わらず、みんな競技してやれよ!」

なんて声も聞こえてくるかもしれない。

でも皆さん、思い出してください。

国立競技場の建て替え問題でもそうですが、オリンピックをやるのには莫大なお金がかかるのです。

それは誰が出してくれるのですか?

もちろん国民や都民のお金からも行くと思います。

でも同じ様に企業がその多くを出します!

そして企業は、利益のために活動するものです。

皆さんがお金を出さずにスポーツを楽しもうとする結果が、お金を出す企業の力を大きくしてるんです!

もちろん私はそれに対してネガティブな感情はありません。

ただそう言った事に負けないためにはスポーツでお金を稼ぐしかないという事です。

自分達で利益を出して運営する。

それが誰にも影響されずにスポーツを楽しむ方法です。