探し続けていた。
求め続けていた。
本物の深い絆と幸せが滲み出ているカップルの影響を。
今もなお。
そして、これからも。
その行為は未来への布石でもある。
そうしたカップルが醸し出す雰囲気や態度、接し方を会得できた時に
波及する影響は生への意欲が自然と湧き上がるような効果もあるだろう。
人の目に現実世界がどのように映るのかは、
これまでの人生で関わってきた人達との交流を通して
起きた現象に応じて、いとも容易く移ろうものだ。
当面の目標の一つは自分の目に映る現実世界を
あまりにも不完全すぎる姿でも、
心の鎧をつけることを全く意識する必要がない世界、
自分は一緒にいること、一緒に生きることを望まれる世界、
自分は現実世界に居て欲しいと求められるに値する世界。
そんな世界に作り変えていくこと。
お互いが心から両想いになれる人と出会うとか、
素敵な恋をするとか、パートナーシップを深めるというのは、
そのプロセスでしかないため、それ自体は目標ではない。
そういったプロセスを目的にしているような意識状態では、
恐らくパートナーシップを極め続けている本物のカップルと会うのは難しい。
彼等、彼女等の愛の質は一般の家族や友情、恋の中にある愛とは
明らかに毛色が違うように感じられるからだ。
だから、恋愛やパートナーシップに対する
意識レベルを引き上げることにする。
結果として男女のパートナーシップという分野で第一人者を
目指しているようなオーラを発している人と再び知り合えて、
確かな手応えを得ることができた。
学んだのは他人に対して不愉快な気分や
傷つく感覚を覚える原因について。
その原因から見えてきた真理・原則は
自分の恋愛やパートナーシップに対する不快なイメージを
最も緩和してくれることに繋がるだろう。
自分は不十分でマイナスの存在であるという恐れや痛みと直面したくない。
自分が一番大切な存在であるという愛と安心を心から実感したい。
人間関係という分野(特に恋愛や男女のパートナーシップ)においては、
人は必ずその二つの願望を強く持っていて、
そのどちらを選ぶのかで常に葛藤している。
独身でも既婚者でも、彼氏や彼女がいてもいなくても、
同棲しててもしてなくても、大事な友人や仲間がいてもいなくても、
両者の拮抗状態が完全に無くなることはない。
僕は自分の態度、言葉、行動、振る舞いによって、
相手が自分にイライラしたり、怒鳴ったり、機嫌が悪くなったりすると、
居た堪れなくなり、濃密に人と交流する状況から離れるという
人との関わり方のパターンを繰り返してきた。
自分の何かが原因で相手を不愉快にしたように見えると、
その度に自分のせいで相手も自分も苦しくなるなら、
自分なんて存在しない方がお互いの為になるとか、
相手と一緒にいちゃいけないみたいな態度が反射的に出てしまうからだ。
つまり、相手が自分に怒る=悪、世界の終わり(笑)
という人生観を形成していたと言える。
このパターンは自分の目に映る現実世界をあまりにも不完全すぎる姿でも、
心の鎧をつけることを全く意識しなくても良い世界に作り変えるのなら、
絶対に致命的なネックだと感じた。
そこで考え付く。
どうすれば相手の意見や価値判断は自分の存在価値とは
直接関係がないと思えるようになるのか?
これはどうしたらどんな気持ちや考えでも、
自然とお互いに打ち明けることを許し合えるような
接し方が可能になるのかという意図でもある。
そこで学んだのが他人に対して不愉快な気分や
傷つく感覚を覚える原因について。
人は今まで過ごしてきたコミュニティの影響から無意識に
人生観を設定していく生物だが、人生観を設定したということは、
何かしらの行為に対して心の奥底では善悪の判断を下していると言える。
人は心の奥底で「悪」という判断を下している要素に関しては
自分という人間を構成している要素の一部として認めなくなり、
常にその「悪」と判断している要素を封じ込めることに
多くのエネルギーを消費し続けている。
そういう心境で生きているのが人間なので、
自分が義務感から日々相当努力をして抑えている悪的な要素を
抑制せずに平気で自由に解放している人物が現れると、
人の怒りや不愉快な気分は爆発する。
『自分は好きで抑えているわけじゃなく、義務感で封じ込めているのだから、
お前(君、あなた)だけ自由に解放するのは反則、ずるい!』
『私が怒ったのは、あなたのせいだ!』
そんなイライラを心の中で全く叫んだことがない人は皆無だろう。
要するに自分で自分に対して許していないことを
平気でされると傷ついたり、激怒したりするようになっている。
ここから分かるのは自分で自分を許せた分だけ、
他人の態度や言動、接し方も自由にしてあげられるということ。
それが本当に深い安心と愛と交流に繋げてくれる。
だから、自分の自分に対する扱い方を徹底的に見直して、
自分が無意識に気合いを入れて禁じている悪的な要素を統合する。
それを続けていけば、不完全すぎる状態でも、
純真な優しさと安心感に満ちた世界に移れるはずだ。
『相手を怒らせても良い。』
『怒ることは決して悪いことじゃない。』
『怒らせることは良くないという判断を手放す。』
そんなことを言われたから、今は怒っても怒らせても
良いという許可を自分に与えることを意識してみよう。
なかなか良い影響を取り入れられたな。
あっ、ちなみに、今はこんなこともやっています。
http://ameblo.jp/refrain-against/
https://its-a-wonderful-life.themedia.jp/
https://darkness-of-the-mind.themedia.jp
興味があれば、覗いてみて下さい。


