Be nice！感じ悪い接客を受けたら

人生ときめくマナーレシピ。

ときめくマナー講師由美子先生です。

無意識なのか、接客の意識がないのか、機嫌が悪いのか。

カフェやコンビニ、客としての立場にたつあらゆるシーン。

にこりともしない。
モノの扱いが雑。
そんなスタッフの方がいらっしゃいますね。
接客研修したい…と思うのですが（笑）

今日は客の立場から、すぐにできる接客改善法を⁉︎

たとえば、わざわざ調べてランチに行ったパンケーキのお店。
ワクワクして行ったのに、スタッフがぶっきらぼうにオーダーを聞く。

「感じ悪いな、このスタッフ」と思うあなた。
パンケーキを持ってきて、
「オーダーは以上でお揃いですか？」とボソボソと無表情で聞く。

クリームが高々と盛られたパンケーキも美味しそうなんだけど、若干色あせて…

まぁ、気にせず食べようと思って口にしても、そんなに美味しくも感じられない。

並んで入ったのにと、段々腹が立ってくる。

こんな状況、つまらないですね。

こんなときこそ、あなたのときめきマナー力UPの瞬間。

パンケーキが運ばれてきたら、

「ありがとうございます」
「わぁ、美味しそう」
相手を見てニコッ。

紅茶が運ばれてきたら、「ありがとうございます」
綺麗な姿勢で、口角アップで。

お水を入れてくれたら、お友達とお話していてもちょっと止めて、ちゃんとスタッフを見て
「ありがとうございます」

「パンケーキ、美味しいです」と言ってみたりしましょう。

スタッフの表情は変わり、先ほどど同一人物と思えなくなってきます。

あなたへの対応も丁寧になっていきます。

こんな体験を何回もしました。

客がスタッフに気を遣うなんて⁉︎

と思われるかもしれませんが、あなたの目的はそこで美味しく楽しい時間を過ごすこと。

ウキウキした気分のあなたを、相手が変えたとしたら、今度はあなたが相手の気分を変えてみます。

相手を変えるには、自分が変わることです。
あなたには相手を笑顔にする力があります。

まずは
「ありがとうございます」の言葉。
そして、笑顔。

それでその時間を楽しくスムーズに過ごせた方がいいですよね。

Be nice！

JALの上司から聞いた言葉です。

お客様には勿論、地上スタッフにも、ケータリングスタッフにも、クリーニングのスタッフにも。

そして同じキャビンアテンダント同士で。
先輩、後輩関係なく、

「ありがとうございます」と笑顔で言いあえたら、そこには綺麗な空気が流れます。

Be nice!

と呼びかける対象は相手ではなく、自分自身なのです。

Be nice!

チーフがブリーフィングでおっしゃったこの言葉は、わたしの人生のコアの一つになっています。

さて、さきほどのパンケーキのお店。

ちよっと感じの悪かったスタッフさんに、お店を出る時に
「ご馳走様でした」と言ったあなた。

スタッフから

「ありがとうございます。またお待ちしております」と笑顔で言われたら、あなたはとてもniceです‼︎

パンケーキもときめきながら、美味しく感じられたはず。

素敵な時間を過ごせましたね