腰椎分離症や腰椎疲労骨折は、学生スポーツにおけるスポーツ障害を考える上で避けて通れないケガです。
ストレッチやコンディショニングを徹底しても、残念ながら発症してしまう選手が0ではありません。
予防対策が万全でなかったと言われればそうなのかも知れませんが、スポーツを行う上で腰椎には少なからず負担はかかるので、その中でどうしても発症してしまう選手が出てしまうのだと思います。
予防について
予防の手段として極めて有効なことは、『練習量を減らす』『オフ日を増やす』というような「運動量を減らし疲労回復を図る」取り組みになります。
これは極めて有効なのですが、私はあまり推奨していません。もちろん、ほとんどオフがないような部活などでは休養日を作ることは必要になりますが、スポーツ選手である以上は練習しレベルアップを図ることがスポーツを行う目的であると思うからです。
繰り返しになりますが、適度な休養や回復日は必要です。
しっかり練習し、十分にケアやコンディショニングを行う。
それで発症してしまった腰椎分離症や腰椎疲労骨折は、もうそれは仕方がないのかも知れません。
逆を言えば、予防やケアを怠って発症してしまう選手がほとんどなのです。理想は全ての選手を発症から防げれば良いのですが、なかなかそうもいきません。
では、発症してしまった腰椎分離症や腰椎疲労骨折かた競技復帰するにはどうすればいいのでしょうか。
競技復帰に向けて行うこと
まず大切なことは「練習量を減らすor休む」ことで腰にかかるスポーツによる負担を減らすことです。
このとき、可能な限りチームの手伝いなども行わずしっかりと回復させることを心がける必要があります。
スポーツ動作は避けているけど、チームの手伝いで練習補助は参加していたり荷物運びをしていたりすると、思いのほか負担がかかっていて十分に回復させることが出来ず復帰が遅れることになります。
次にやるべきことは、「腰以外のコンディションを良くすること」です。
具体的には、最も大事になるのが『股関節の柔軟性』です。股関節の硬さが原因となり発症するケースがほとんどであり、この硬さを残しておいたままでは競技復帰できないか、競技復帰してもすぐに再発してしまいます。
また、『胸郭と肩甲骨の柔軟性』『体幹の強さ』これらも大切なポイントとなります。
どんなストレッチやエクササイズに取り組んでいくかは、選手によって異なりますので、ここで紹介することはできませんが、それぞれ適切な取り組みを行なってほしいと思います。
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