スポーツ中に膝に痛みを訴える方はとても多いですね。
膝の痛みを生じる障害
膝に痛みを生じる障害は様々です。
- 膝蓋靭帯炎(ジャンパーズニー)
- 腸脛靭帯炎(ランナーズニー)
- 鵞足炎
- 膝蓋下脂肪体炎
- 半月板損傷
- 内側側副靱帯損傷
- 前十字靭帯損傷
- タナ障害
このように、明らかな器質的な損傷や病変があり整形外科を受診すれば明確な診断名がつくケースがほとんどですが、膝前面部痛症候群(AKPS)と呼ばれる痛みの原因がはっきりしないものもあります。
また、整形外科を受診するほどでもないような、軽い痛みや違和感を覚える程度の症状も多くあります。
膝の痛みの原因
膝に痛みを生じさせる原因も様々であり、半月板損傷や靭帯損傷などでは「グリッ」と捻ってしまったといったような、強い力が膝に加わることで受傷しますが、炎症の場合は通常通りのプレーをしていたら急に痛くなったり徐々に痛くなってきたりというように、明らかな受傷機転がないことも多くあります。
痛みの原因として考えた場合、明らかな受傷機転がない場合は、オーバーユースといって使い過ぎたために炎症などが起きたと判断されることがほとんどです。
たしかにこの判断は間違っておらず、組織に負担を繰り返しかけることで炎症が起きるのですが、その「負担を繰り返しかけてしまっている原因」というものが、背景に潜んでいます。
本当の原因
膝に負担をかけることになってしまっている、背景に潜んでいる原因というのは以下のようになります。
- 膝のアライメント不良(ニーイントーアウトなど)
- 大腿四頭筋の柔軟性不足
- ハムストリングスの筋力不足
- 大・中臀筋の柔軟性及び筋力不足
- 足関節の柔軟性不足
- 足部機能不全(扁平足やハイアーチ)
- 足趾機能不全(足の指が使えない)
- 体幹機能不全
- バランス能力不足
このように非常に多くの要素が『膝に痛みを生じさせる背景』として考えられるのです。
膝の痛みに対する対応
ですので、スポーツにおける膝の痛みに対する対応としては、痛みのある局所に対する治療は必要ですが、上記の「本当の原因」対するアプローチを行い改善しておくことが必要になるのです。
色々な原因を書きましたが、最も多いものは『大腿四頭筋の柔軟性不足』です。
大腿四頭筋とは「ももまえ」の筋肉ですが、膝のお皿に繋がり靭帯となってスネの骨までいくので、柔軟性が不足していると膝のお皿周囲の痛みを引き起こしやすくなります。
膝の痛みが気になる方は、以下のストレッチをお試しください。
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伊藤孝信
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