脛骨疲労骨折と距骨軟骨損傷を発症した
大学野球選手のコンディショニングに
超音波を用いた治療を行っています。
超音波治療（低出力パルス式超音波：LIPUS）は
骨折治療に対し健康保険適応となっていますので
ちゃんとした基礎研究や臨床研究を経て
「効果が得られる」と証明されている治療法です。
（プラストレーナーズは医療機関ではありませんので健康保険は使えません。コンディショニング＆トレーニングの一環として取り入れています）
疲労骨折は基本的にオーバーユース（使い過ぎ）により発症しますが、発症する選手の多くは足関節の柔軟性が不足していたり、ランニング動作などの踵接地時に足部が過回内（あるいは回外）していたり、股関節の柔軟性が低下していたりと、機能的な問題を持っているようです。
ですので骨折部の治療は超音波で行い、その原因と思われる足部や股関節などの機能障害に対してコンディショニングをしておくことが大切です。
伊藤超短波社製 UST-770
軟骨損傷は外傷として発症することが多いですが、疲労骨折と同じようにオーバーユースで起こることもあります。この選手の場合は外傷歴がなく、相当ハードな練習をこなしていたとのことで、オーバーユースによるものと思います。
軟骨損傷に対しても超音波治療（低出力パルス式超音波：LIPUS）を行います。
選手としては長期離脱は辛い状況ですが、幸いにも春季リーグが終わり秋季リーグまで時間があるので、しっかりと治し秋季リーグにベストな状態で臨めるようにしていきたいと思います
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代表：伊藤孝信
（鍼灸師・ストレングス＆コンディショニングスペシャリスト）
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