見逃し三振と空振り三振 | 名古屋の治療院×ジム【アスリートのためのトレーナールーム】プラストレーナーズのブログ

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治療院とスポーツジムで別々に行われていたリハビリやストレッチなどコンディショニングと体幹や肩甲骨、股関節を中心に鍛えるトレーニングをリハビリのプロである理学療法士とトレーニングのプロであるトレーナーがサポートします。

前回は先頭打者へのフォアボールについて書きました。

今回はもうひとつ野球界でタブーとされている「見逃し三振」について。


三振は三振でも見逃しはダメで空振りなら仕方ないという考え。よく聞くと思いますし、実際にそう思っている方も多いのではないでしょうか。



では、なぜ見逃し三振はダメなのか。


空振りだろうが見逃しだろうが三振は三振で、一つアウトが増えるプレーと考えれば、サードゴロもセンターフライも一緒です。

また「2ストライクに追い込まれたらストライクゾーンを広げなさい」という考え方もあります。
これも見逃し三振を防ぐため。

それほど見逃し三振は毛嫌いされています。



それは、見逃し三振は「バットを振らなかった結果」だから。

『スイングしなければヒットが生まれないのは当然のことで、それにチャレンジすらしなかった』だからダメだ。
『打つ気が無い、積極性が無い』からダメだ。
『士気が下がる』からダメだ。



つまり、気持ちの問題ということです。

前回書いた先頭打者へのフォアボールと一緒ですね。



確かにスポーツには、気持ちが大きく影響します。
積極性をもってチャレンジしていく気持ちはもちろん大事ですし、その結果、いいプレーが生まれることも多いと思います。

でも、2ストライクだからといって実際にストライクゾーンが広がるわけではありませんし、わざわざ多少のボール球に手を出しにいくことはどうなのでしょうか。


ボール球を打ちにいくということは、タイミングもスイングも崩れることになります。
次の打席に悪影響が出ないとも限りません。要注意と思います。



見逃し三振は嫌だ

三振は嫌だ

2ストライクに追い込まれるとヤバい

まだ1ストライクだけど追い込まれたくないから狙い球じゃないけど打とうかな



こんな悪循環にならないようにして欲しいですね。




三振したっていいっしょ。
フェンスギリギリの大飛球も痛烈なピッチャーライナーも三振もアウトはいっしょ。


という話を大学生野球選手としました。という話でした。