肩関節唇損傷(SLAP lesion/スラップ損傷)は、野球やソフトボール、ハンドボール、バレーボール、テニスなどのオーバーヘッドスポーツにおいて起こりやすいスポーツ障害のひとつです。
最近では日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手もこのケガに苦しめられていました。
以下、肩関節唇損傷について
◆野球肩とは違うのか?
野球肩というのは野球選手の肩障害の総称ですので、肩関節唇損傷も野球肩に含まれます。
◆原因は?
関節唇というのは肩関節の安定性を高めるための組織です。投げ過ぎたり、投球フォームが悪くて肩にかかる負担が大き過ぎることで発症します。
他にも、腕を引っ張られたり、強く手を付くようなことでも損傷されます。
◆肩関節唇損傷からの競技復帰は可能か?
95%は保存療法(リハビリ)で復帰可能です。5%程度は手術が必要になるようです。
関節唇自体は自然治癒しにくい組織ですので「直す」には手術が必要ですが、痛み無く競技復帰する「治す」ためには手術はほとんど必要になりません。
保存療法というのは、安静をとればいい訳ではなく、しっかりと肩のコンディショニングと患部外トレーニングを行う必要があります。
◆リハビリはなにをすればいのか?
基本的には肩関節周囲の筋肉、主にインナーマッスルの過緊張を緩める必要があります。トレーナーや理学療法士の先生にチェックをしてもらい、ストレッチを教えてもらいましょう。
もちろんプラストレーナーズでも競技復帰までサポートします。お早めにご相談下さい。
インナーマッスルの中でも、小円筋と棘下筋が硬くなっているケースが多いです。
他にも、肩甲骨の動きを良くし、股関節や体幹機能を高めて投球フォームを改善する必要があります。
「肩関節唇損傷」と診断を受けると、どんなケガか分からないし、ヤバそうだし、復帰出来るのか治るのか不安になる選手が多いと思いますが、焦らずしっかりとリハビリを行えば、ほとんどの場合で競技復帰可能です。
何か気になることがありましたらお気軽にご相談下さい。
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