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音楽が好きなんです

~音楽好きマロくんのCD日記や、あれこれ~



1)SOLARHALFBREED
2)WALK ON BY
3)DEAR ANGEL
4) COLOR OF YOUR SPOON
5)EACAPE THE FLAMES
6)DRESS ME UP
7)SOULMATE
8) できない
9) GRAPEFRUIT TEA
10) CRYTALLINE
11) LIQUID SKIES
12) re-ACT
13) I.L.Y ~羨望~

OLIVIA(オリヴィア)は、1996年、沖縄アクターズ・スクール出身の3人組ダンス&ボーカルグループ、D&Dのメンバーとしてデビュー。私は、彼女達が飲料のCMに出ているのを見た記憶があります。
そして、1999年ソロデビュー。父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフである彼女。(容姿のことを言っては失礼ですが)チャーミングで、モデル風でもあったので、グループ内でも目に止まる存在であっただろうし、また彼女の個性を発揮しやすい点で、ソロデビューは自然な流れだったのかもしれません。
ソロに転向し、彼女が出演していた化粧品のCMでも起用されたロック・チューンのシングル曲の3)を聴いて、私は彼女のアルバムを楽しみにしていました。

このアルバムは彼女の1st。
既発シングル曲は3)、4)、6)、8)、12)、13)。ロックやパンク(?)調な曲から、幻想的な曲まで幅広い曲が並んでいます。現代で言うなら、オルタナティヴな作風となるのでしょう。しかし私はどうもこの ‘ オルタナティヴ ’ という言葉が馴染まないので、私なりの言葉で平たく言うなら、ちょっとアートな薫り漂う、プログレな作風なんだと思います。
某メジャーレーベルからの発売なので、ポップス寄りの作品かと思うも、聴いてみるとプログレで、「お、いいねぇ~!」と思いましたね。
中でも、4)が大好き。歌詞や曲調は幻想的であるも、優しく包まれるようなバラードです。
10)にはギタリストのCharが、5)と8)にはLUNA SEA のドラマーである真矢がゲスト参加しています。
だいぶ前のアルバムですが、現在聴いても深みがあるし、またよくわからないところもあります。なので俗に言う ‘ 売れ路線 ’ の作品でないのだと思います。

その後、彼女は再びオルタナティヴな内容の2ndアルバム『The Lost Lolli』(2004)を出し、その他シングルはもちろん、ミニ・アルバムなども発表。
2007年にはアニメ『NANA』の劇中歌唱キャストも務め、そこからの企画盤『OLIVIA inspi' REIRA[TRAPNEST]』も発表しています。

2007年に彼女のライブに足を運んだことがあります。先に記したようにロックから幻想的な曲まで、幅広い曲を聴かせてくれました。ライブハウスだったせいもあり、とても濃密で、パワフルなライブだったのを記憶しています。
『OLIVIA inspi' REIRA[TRAPNEST]』に収録されている、切ないパワー・バラードの《 Starless night 》という曲がライブで歌われた際、私はすごく感動したことも覚えています。

現在彼女は、歌手活動は休止中のようで、アパレルを手掛ける仕事をしているようです。

[CD日記 2000年以降邦楽編 # 5]



 〈2000 イギリス〉
1)…INTO THE LIGHT
2)RIVER SONG
3)SHE GIVE ME…
4) DON'T YOU CRY
5)LOVE IS BLIND
6)SLAVE
7)CRY FOR LOVE
8) LIVING ON LOVE
9) MIDNIGHT BLUE
10) TOO MANY TEARS
11) DON'T LIE TO ME
12) WHEREVER YOU MAY GO

1997年に『RESTLESS HEART』を発表したホワイトスネイク(以下:WS)は、ツアーに出て、その後解散(2度目の解散)。
そして2000年に、デイヴィッド・カバーデイルはソロ作品を発表。それがこのアルバム。

ソロ作品としては、1978年の『NORTH WINDS』以来22年ぶりで、本作は3作目。
いわゆるヴォーカル・アルバムで、ブルースやバラード、(ハード)ロックが並び、彼の持つディープ・ヴォイスが活かされた作風です。
インストの1)に続く2)のブルースを聴くと、やはりこの手の曲を歌うカバーデイルがいいなぁ、と思います。
4)のバラードが良いです。タイトルのように「ほらほら、お願いだから、泣かないで…」と恋人を優しく慰めている、甘めのバラード。 当時、某音楽誌で “ 泣くなと言われても、涙腺が緩む曲 ” と評されていました。うん、同感です(笑)。 私の好きな女優が涙をポロポロ流して泣いていて、そこへ私が「ほら、泣かないで…」と彼女を慰める状況を妄想しながら聴く…と、曲の良さがもっと伝わってきます(笑)。
10)は前作『RESTLESS HEART』に収録されているブルーズ曲のセルフ・カバー。『RESTLESS HEART』版は泥臭い感がありますが、こちらはクリアな音になっています。私はこちらのバージョンが好き。
ラスト12)はアコースティック・ギターを中心とした幻想的なバラード。女性Voとハモるサビはとても美しいです。
12)は「君がどこへ行っても、君のことを想っているからね」という意の曲。先の4)とともにカバーデイルは、このような甘く、クサい(恥ずかしくなるような)ラブソングを書くのが、お得意ですねぇ(笑)。

結局、2008年にWSを再始動、新作を発表しました。
現在もWSは活動中ですが、「オレたちゃぁ、ホワイトスネイクだぜぃ!」といったようなアーティスト写真を見ると、まだ1980年代後半のHMサウンド期のWSから抜けきっていないような感じがして、私は「う~ん…」と思ってしまいます。(個人的には、WSのHMサウンドが好めないのもあるのですが…)
私としては、この『INTO THE LIGHT』を皮切りに、ポール・ロジャースのように、シブく歌い上げるヴォーカリストとして、ソロ活動を続けて欲しかったです。

[CD日記 2000~ 洋楽編 # 13]



〈1968 イギリス〉

1)AND THE ADDRESS
2)HUSH
3)ONE MORE RAINY DAY
4) (a) PRELUDE : HAPPINESS
  (b) I'M SO GLAD
5)MANADRAKE ROOT
6)HELP
7)LOVE HELP ME
8) HEY JOE

ディープ・パープル(以下:DP)は、メンバー・チェンジの入れ替わりが多く、また解散、再結成を経て現在に至っている、特異(?)なバンド。
私も黄金期と言われる第2期DPから聴き始め、広がっていきました。しかし、その中で取り残されていたのが第1期DP。まさに “ オリジナル・ ディープ・パープル ” 。「HR/HMでは無いらしいけど、どんなサウンドだろう?」と興味を持つようになり、第1期DPにも手を出しました。

このアルバムはDPのデビュー作。
この時期のバンドはジョン・ロードのオルガンを中心とした、プログレ系のバンド。
カバー曲に自分達のアレンジを加えたものを中心とする作品から、‘ アート・ロック ’ なんて呼ばれ方もされます。この手のバンドでは、アメリカにはヴァニラ・ファッジがいたことから、‘ イギリス版ヴァニラ・ファッジ ’ のように見られていたようです。
ジョー・サウスの2)はやや躍動感のあるアレンジ。余談ですが、この2)のオープニングのオルガンの一節を、日本のR&B歌手AIの《 Don't Stop 》という曲でサンプリングで使用されているのを聴いたことがあります。シブいですねぇ~。
ビートルズの6)もカバー。始めはどのようなアレンジをされているか興味がありした。聴いてみると、スローで幻想的なアレンジ。原曲冒頭の “ Help ! ” 一節は、曲の中盤で登場。とても幻想的な響きを持った一節になっています。6)は私の好きな1曲でもあります。
彼らのオリジナルであるインスト曲の1)や、第2期DPでもステージでプレイされる5)を聴くと、単にプログレ系バンドではなく、HRバンドである面も聴くことができます。
リッチー・ブラックモアのギターはこの頃から、個性あるトーンのギターをプレイ。初代Voのロッド・エヴァンスはややマイルドなVoスタイルといったところでしょうか。

後のHR/HM路線へ移行した第2期DP以降の活動が注目され、やや影の薄い(?)第1期DPですが、プログレ寄りではあるけれど、HRな要素は持ち合わせていると思います。(HRとはいえ、HMの要素は無い)
私は第1期DPも結構好んでいます。

[CD日記 '60洋楽編 # 38]



〈1973年 イギリス〉
1)BAND ON TNE RUN
2)JET
3)BLUEBIRD
4) Mrs Vendebilt
5)LET ME ROLL IT
6)MAMUNIA
7)NO WORDS
8) Picasso's Last Words (Drink To Me )
9) NINETEEN HUNDRED AND EIGHTY FIVE

このアルバム、発売50周年ということで、デラックス盤が発売されました。
オーケストラ音源を加えていないバージョンも聴けるとかで、そのうち、購入したいと思っています。
そのようなこともあり、このCD日記を振り返ってみましたが、このアルバムを挙げていなかったのです。ということで、アップしたいと思います。

ポール・マッカートニーとしては通算5作目であり、バンド、ウィングスとしては3作目。バンドメンバーの脱退もあり、ポール、妻のリンダ、そしてデニー・レインの3人となったウィングスで制作。 アフリカでレコーディングを進め、いろいろなアクシデントを乗り越え完成したそうです。
音楽ライターの故・中山康樹氏がガイド本『ジョン・レノンから始まるロック名盤』(2010年 講談社刊)の中で、“ 当時は、本作以前のアルバムの評価は今一つで、反面シングル曲はヒットしていた ”、そして “ この『BAND ON THE RUN』で、ポールは良質なアルバムをやっと発表できた ” という意の考察を記しています。それってわかるような気がしますね。それまでのアルバムは、冷静に見ると完成度が高いかというとちょっと疑問…。(もちろん、後年評価は変わっているし、また個人的な好き嫌いは別としてです) 当時の目線で見ると共感できる考察です。

ロックからブルーズ、アコースティックの穏やかな曲まで収録された、バランスの取れた内容です。
穏やかな曲調から乗りの良い曲へ転調する1)や、オーケストラのサポートで分厚い音が鳴る2)は、ポールの名曲でもあります。2)を聴くと、私は気持ちを鼓舞されます。
ポールとデニーの共作の7)は、どこか朗らかで、楽しい気持ちになる曲で好きです。
9)も好きですねぇ。軽快なピアノから始まる乗りの良い曲。曲終盤には、オーケストラが加わり、まるでサントラのような大仰な雰囲気となります。3分40秒あたりから「エンディングへ向かうよ~!」とポールが言っているようで、ここから約2分間のエンディング・パートは何回聴いても、ドキドキワクワクするものがあります。そして “ ♪ジャ~ン! ” と終わると、1)の一節が流れ、フェイドアウトしていきます。 でもこれは、ポールのよくある遊び心。ちょっと熱が帯びたり、シリアスになると「な~んちゃって!」と言わんばかり、このような遊び心を入れるのです。

ちなみに旧アメリカ盤は、8曲目にシングル曲《 HELEN WHEELS 》が収録された、全10曲となっていました。
初期国内盤CDでは、イギリス盤に準拠(上記リストと同じ)されていたようです。
現在の共通仕様では、イギリス盤準拠で、《 HELEN WHEELS 》はボーナストラックとして、収録されています。
《 HELEN WHEELS 》は、ノリノリのロック。ちなみにPVもあります。

私が中学生の時の話(1980年代の終わり)。
実家近隣エリアに、ディスカウントストアがオープン。そこに輸入盤CDが40~50枚売られていました。覚えているのが、DURAN DURAN の『BIG THING』やデイヴィッド・ボウイの『NEVER LET ME DOWN』とか並んでいました。
そしてこの『BAND ON THE RUN』もありました。1,000円くらいだったのと、輸入盤という物珍しさに、弟が買ったのです。
今思うと、プレーヤーに入れると曲数はアメリカ盤準拠の全10曲収録なのに、裏ジャケットに《 HELEN WHEELS 》の表記が無かった。(なので、裏ジャケ表記はイギリス盤曲目) 確か、ディスクレーベルも《 HELEN WHEELS 》の表記が無かった記憶が…。
だから、プレーヤーで聴くと10曲目で流れる上記9)《 NINETEEN HUNDRED AND EIGHTY FIVE 》のタイトル表記が無いので、何の曲だかわからず、隠しトラックのような認識をしていました。なんと言っても、中学生の私には、ガイド本等の情報を持っていないので、このアルバムのことをよく知らないですから…(笑)。
そのCDは、いったいどこの国からの輸入盤だったのでしょう。(現在は所有していません)
後年、アメリカ盤に買い換えたときは、ちゃんと10曲表記でした。

そんな思い出もある1枚です。

[CD日記 '70洋楽編 # 65]



1)feel the destiny
2)Legend of my love
3)heaven feelin'
4) unreliable
5)愛情 (album version)
6)prove my heart (album version)
7)fortune
8) can't hold me back (album version)
9) BRAND NEW WORLD
10) ア・カ・シ
11) be alive (album version)
12) precious time

1999年、小柳ゆきはシングル《 あなたのキスを数えましょう 》でデビュー。当時彼女は18歳の高校3年生。しかし高校生のお嬢さんとは思えない、パワフルで張りのあるVoで、ソウル・バラードのデビュー曲を歌い上げました。
レーベルはワーナー・ミュージック系の新しい子会社レーベルで、「彼女に社運を賭けています!」といった謳い文句を添えた、小さめな広告記事を音楽誌で見かけたのを記憶しています。
そんなスタートでしたが、《 あなたのキスを数えましょう 》はロングヒットとなり、当時有線放送でも、耳にしました。
高校を卒業して、本職が歌手となれば勢いが付き、快進撃が始まったような気がします。
1st『FREEDOM』(1999) 、また洋楽カバーアルバム『Koyanagi the Covers PRODUCT 1』(2000)を発表。特にカバーアルバムでの彼女の歌唱力に魅了されました。

このアルバムは2ndアルバム。
やや地味な(もしくはドライな)作風の1stアルバムの方が好きなのですが、印象の強いアルバムはこの2ndなので、挙げたいと思います。
既発シングル曲は5)、6)、8)、11)。中でも5)は、先にも記した歌手としての本格始動を示すかのようなパワフルソウル。当時、私は車を買い、この曲を聴きながら運転を楽しみました…。…個人的にそんな記憶を呼び起こす思い出の1曲です。
12曲中、穏やかなバラードの3)などが挟まったりもしますが、全体的に勢いを感じさせる作風。悪く言えば、ギラっとしていて、途中で聴き疲れする感も。もう少し曲数を減らし、トータルタイムを短くした方が聴きやすいアルバムになっていたかもしれません。
私の中での一番は、シングル曲でもあるソウル・バラードの11)。こちらはシングル・バーションよりも音がもっと壮大に響く仕上げになっていて、私はこのアルバム・バーションに軍配。この曲何回聴いても、感動します(PVも素敵です)。

現在も彼女は現役で活動していますが、まさに彼女が駆け上り、頂点に達した頃の作品だと思います。

[CD日記 2000年以降邦楽編 # 4]