
1 TRASHED
2 STONEHENGE
3 DISTURBING THE PRIEST
4 THE DARK
5 ZERO THE HERO
6 DIGITAL BITCH
7 BORN AGAIN
8 HOT LINE
9 KEEP IT WARM
ブラック・サバスというバンドは好きで、現在では主要なアルバムは所有していて聴きます。しかし私の音楽生活を振り返ってみると、彼らのCDをなかなか買う機会を逸してきてしまった、というのもあります。
そんな私ですが、サバスで初めて聴いた作品がオジー・オズボーンを擁する初期サバスではなく、
(この作品の発売当時として) “ 元 ” ディープ・パープルのイアン・ギランを迎えたこの作品でした。
通算13作目のアルバム。2代目Voのロニー・ジェームズ・ディオが脱退。イアン・ギランを3代目Voとして、制作されたアルバム。
一言で言うなら、サバスらしい、HR/HMアルバムです。
音質がザラザラしていますが、これはミキシング作業中のミスでなったものだとか。リマスターをした結果、だいぶザラザラ感が取れた感もありますが、しかし、このザラザラ感が “ ヘヴィ・メタル・サウンド ” を醸し出しています。
イアンの邪悪なシャウトや、笑い声(←もちろん、演出です)が聞ける3はサバスらしいHM。曲終盤で聞ける、イアンの邪悪な笑い声の一部が、日本のデーモン小暮の笑い声と重なるのは、私だけでしょうか?
まさに “ 魔界のHR ” な5。地の底から響くヘヴィなリフが印象的な曲で、これもサバスらしい曲。
ラストの9はヘヴィながらも、叙情性を含むブルーズ。何でも、イアンが妻に向けて書いたものだとか。私はこの曲が大好きで、HMアルバムながらも、ラストに叙情性のある曲を配置することで、アルバムが引き締まっているように思えます。
一般的にサバスのディスコグラフィーの中でも、この作品はあまり評価されていない(?)ようですが、サバスらしい重く邪悪なHR/HMサウンドが聞けるので、いいアルバムだ思いますし、私は大好きです。
このアルバムの個人的な思い出を。
イアン・ギラン参加の作品と知りながら、なかなか買わずにいた私。「さぁ、聴いてみよう!」と思った時には、その当時、何とCDが廃盤状態…。そうなると余計聴きたくなるんですよね。(笑)あちこちの中古CDショップや、レコード協会の廃盤セールに足を運ぶも入手できず…。そして、とある郊外の中古CDショップで、アナログ盤を発見!まずはそれで聴くことになりました。針を落として流れてきたザラザラした音質には戸惑いました。
その後、中古CDを発見し購入。「見つけたぜ!」とばかり喜ぶのも束の間、何とその数ヶ月後にデジリマ盤が発売。そちらも買いました。
それから数年後、輸入新仕様デジリマCDが登場。前デジリマ盤はブックレットなどイマイチだったので、そちらに買い直し。
そして昨年2011年に、ライブ音源も含めたデラックス・エディションが発売。
現在は、アナログ盤とデラックス・エディションCDしか所有していませんが、CDに関しては4回も買ってるんですね。(笑)
私とこのアルバムは、そんな関係です。(笑)
このジャケ、初めて見た時は「怖いジャケだなぁ」と思いましたが、よく見るとサバスらしい “ いかにも ” なジャケで、微笑ましくも思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか?
[CD日記 '80洋楽編 # 27]

ミュージシャン:RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW
1 WOLF TO THE MOON
2 COLD HEARTED WOMAN
3 HUNTING HUMANS (INSATIABLE)
4 STAND AND FIGHT
5 ARIEL
6 TOO LATE FOR TEARS
7 BLACK MASQUERADE
8 SILENCE
9 HALL OF THE MOUNTAIN KING
10 STILL I'M SAD
1995年、リッチー・ブラックモア率いるレインボーの復活には、心躍りました。
1stから数えて(編集盤を除く)9枚目の作品。1983年の解散から12年ぶりとなる復活の作品。リッチー自身は、ソロ・アルバム名義にしたかったようですが、レコード会社の意向もあり、“RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW”名義となったのだそうです。
ちなみにリッチー以外のメンバーは、後年イングウェイ・マルムスティーンと活動した、Voのドゥギー・ホワイトくらいで、当時の観点からしたら、(失礼ですが)特筆すべきメンバーではありません。
冒頭の1から快活なHRが聴けます。リッチーのギターもクラシカル。1993年のディープ・パープルの『THE BATTLE RAGES ON…』では、今ひとつやる気のない(?)プレイでしたが、この作品では活き活きとプレイしています。
ミドル・テンポの5もクラシカルなリフが聴かれ、曲終盤では、現ブラックモアズ・ナイトで、またリッチーの妻でもある、キャンディス・ナイトの幻想的な歌声が聞かれます。
間奏にフラメンコ・ギターが入る7や、クラシック音楽の名曲『ペール・ギュント』組曲第一作品の第四楽章“山の魔王の宮殿にて”のフレーズが登場する9は佳作かと思います。
久しぶりにリッチーのHRが聴ける快作です、しかし聴いていて、途中でちょっと満腹になってしまう感も。
またディオ、コージーの在籍した“三頭政治”の様式美HRではなく、どちらかと言えば、ジョー・リン・ターナー在籍時のものに近く、それよりも“もっとHRになった” サウンドだと思います。
ある程度のレベルを期待して聴くとオーソドックスなHRに響くかもしれません。そのせいか(?)、ブックオフの廉価盤コーナーで見かけたりもするんですよね…。
同年、来日を果たし、ライブに足を運びました。
所々にイギリス民謡を入れる、構成のあるステージ。「もう2時間以上はやっているだろう」と思いきや、アンコールを含め、時計を見たらちょうど2時間くらい…。それだけ、内容、密度のあるステージだったのです。なので、とてもいいライブだったのを記憶しています。
さて、レインボーもこのあと活動停止。リッチーはキャンディスと共に、ブラックモアズ・ナイトとして、アコースティック中心のサウンドに移行、活動を続けています。
「またHRをプレイするリッチーを聴きたい…」と思う人は私を含め多くいると思いますが、もうプレイしないでしょう。もしかしたら、HRをプレイする姿を見ない方がいいのかもしれません。
[CD日記 '90洋楽編 # 17]

1 ROCK AND ROLL IS DEAD
2 CIRCUS
3 BEYOND THE 7TH SKY
4 TUNNEL VISION
5 CAN'T GET YOU OFF MY MIND
6 MAGDALENE
7 GOD IS LOVE
8 THIN ICE
9 DON'T GO AND PUT A BULLET IN YOUR HEAD
10 IN MY LIFE TODAY
11 THE RESURRECTION
レニー・クラヴィッツを初めて音楽誌で見たのは、1991年の2nd『MAMA SAID』の発売宣伝ページだった思います。レス・ポール・ギターを持って佇むショットが印象的でしたが、ドレッド・ヘアの彼にボブ・マーリーを重ね、レゲエを中心に歌うミュージシャンかと思いました。
しかし、彼は骨太なロックから、ソウル、ブルーズまで歌うミュージシャン。彼のサウンドを初めて聴いたのは、3rdアルバム収録の“Are You Gonna Go My Way”でした。ヘヴィなリズムに、印象的なギター・リフ。またギター・ソロもカッコよく、どことなく1970年代のロックを想起させるものがあり、「なかなかいいじゃん!」という感想でした。
ここで紹介する作品は4thアルバム。私もリアルタイムに聴いた作品。
やはり、ヒット曲の1でしょう。ヘヴィなドラムに、骨太なリフ。これはまさに“レッド・ツェッペリン・サウンド”だと私は思います。もし、ツェッペリンが解散せず、活動していたら、このような曲をプレイしていたかもしれません。
続くアルバムタイトル曲の2はスロー・ブルーズ。ちょっと寂しげなムード漂うこの曲も、私は大好きです。
このアルバムが発売された直後、CDショップで試聴したときは、冒頭の1に鳥肌が立ち興奮を覚え、また感動に思わず“ニヤリ”。CDショップで試聴しながら、ニヤニヤしちゃいけませんね…。(笑)
ヘヴィな曲や、幻想的な曲も含む奥の深い本作ですが、反面、ジャケと相成ってか、どこか暗い雰囲気漂うアルバムで、私自身は1枚アルバムとしては、それ程ではないかと…。
以降、レニーのアルバムはベスト盤を含め何枚か持っています。しかし、どれもカッコいいのですが、ゴリゴリしていて、ちょっと面白みが無く、聴いていて疲れてしまう…。…それが彼のディスコグラフィーへの印象です。
しかし、彼のギター・リフは本当にカッコいいです。
[CD日記 '90洋楽編 # 16]
原題:『THE LIVE ADVENTURES OF MIKE BLOOMFIELD AND AL KOOPER』
ミュージシャン:AL KOOPER, MIKE BLOOMFIELD etc
〈DISC 1〉
1 OPENING SPEECH-Mike Bloomfield
2 THE 59TH STREET BRIDGE SONG (Feelin' Groovy)
3 I WONDER WHO
4 HER HOLY MODAL HIGHNESS
5 THE WEIGHT
6 MARY ANN
7 TOGETHER 'TIL THE END OF TIME
8 THAT'S ALL RIGHT
9 GREEN ONIONS
〈DISC 2〉
1 OPENING SPEECH-Al Kooper
2 SONNY BOY WILLIAMSON
3 NO MORE LONELY NIGHTS
4 DEAR MR. FANTASY / HEY JUDE
5 DON'T THROW YOUR LOVE ON ME SO STRONG
6 FINALE- REFUGEE
アル・クーパーとマイク・ブルームフィールドを中心とした、ブルーズ・ロック・セッションアルバム『SUPER SESSION』で試みたものを、今度はステージ上でやってみようと試みました。そして1968年9月26~28の3日間、サンフランシスコのフィルモア・ウエストという会場でプレイしたものをレコーディングし、ピックアップしたものが、この作品です。
“インプロヴィゼーション・プレイの最高傑作”と言われていますが、クリームのような、ガンガンと迫ってくるようなものではなく、スロー・ブルーズをクールにプレイしているアルバム。
カバー曲をブルーズにアレンジしたものがほとんどで、DISC 2の4はトラフィックの曲ですが、曲中にビートルズの“ヘイジュード”のフレーズが登場するユニークなもの。
私はサイモン&ガーファンクルのDISC 1の2のアレンジがとても好きです。
最終日にブルームフィールドが体調を崩し、不参加。そこでゲストに現在でも活躍するカルロス・サンタナ(DISC 2の2でプレイ)や、バターフィールド・ブルース・バンドのエルヴィン・ビショップ(DISC 2の3でプレイ)が参加しています。ちなみにサンタナは、まだそれほど堂々としたプレイを聴かせていません。
“ブルーズ・ロックの傑作”と言われている本作ですが、ライブ盤ではありながらも、先に記したようにスロー・ブルーズをクールにプレイしているので、どこか淡々としていて、また“だらだら”とした感(と私は感じる)があり、正直、私は本作の“本当の良さ”を、未だにわかっていません。
しかし、それぞれ冒頭のオープニング・スピーチから聴くと、ステージの生々しさが伝わってきます。
上質なブルーズ・ロック・アルバムであるとは思っています。
[CD日記 '60洋楽編 # 29]

1 JUST MISSED THE TRAIN
2 STAY WITH ME BABY
3 I JUST WANNA HOLD YOU
4 I NEED A BREAK
5 YOU'RE ALL MINE
6 YESTERDAY'S FOREVER
7 SUMMERNIGHT MAGIC
8 GYPSY HEART
9 SO YOU WIN AGAIN
10 BAD NEWS TRAVELS FAST
以前、金曜日の夜、ローカルTV局でPVをノンストップで流す番組を放送していました。週によっては、特定のジャンルや、ミュージシャンの特集であったりと、私の好きな番組でした。
ある週の通常内容の放送を見ていたところ、彼女のPVが流れました。歌も上手く、また美貌の持ち主。(笑)間もなくして、弟がCDを買い、聴くことができました。
トリーネ・レインの1stアルバム。彼女はアメリカ生まれで、翌年にノルウェーに移住。
高校卒業後、スタジオ・ミュージシャンなどで活躍。1992年にEMIに見出され、ソロ・シンガーとして、デビューに至ったのだそうです。
“北欧のマライア・キャリー”と形容されることもあったようですが、マライアのように大仰で、艶っぽい(?)感じはなく、どこかドライな感のある作品。しかし、そこが良いのかもしれません。
1がヒット曲です。また多くのミュージシャンにカバーされている2でも、見事に歌い上げています。
質の良い、女性Voアルバムですが、悪く言えば、当たり障りの無い内容。現在ブックオフの廉価CDコーナーで見かけるので、
ちょっと寂しい気も…。
さて、彼女は1996年に2ndアルバムを発売、来日公演も果たしています。1998年には3rdアルバムも発表。
2ndアルバムはヒットしたようですが、1stの時のようなに印象はあまりなく、日本では“一発屋”的見方もあるとか(?)。
一方、彼女も2000年にアメリカに渡り、リムジンのドライバーや、いろいろな仕事をやっていたそうです。
2010年に活動を再開。4thアルバムを発表していますが、こちらはダウンロード発売のアルバム。
いい歌声の持ち主なので、また前線で活躍してほしいと思います。
[CD日記 '90洋楽編 # 15]
