音楽が好きなんです -22ページ目

音楽が好きなんです

~音楽好きマロくんのCD日記や、あれこれ~


 

〈1997年 スウェーデン〉

  1)BRAVEHEART
  2)FACING THE ANIMAL
  3)ENEMY
  4) SCRIFICE
  5)LIKE AN ANGEL - For April

  6)MY RESURRECTION
  7)ANOTHER TIME
  8)  HEATHENS FROM NORTH
  9)  ALONE IN THE PARADISE
10) END OF MY ROPE

11) ONLY THE STRONG
12) POISON IN YOUR VEINS
13) AIR ON THE A THEME


こちらCD日記も、久しぶりにアップいたします。いや~、何だか懐かしい…。(笑)

イングウェイ・マルムスティーンのスタジオ盤10作目(オリジナルスタジオ盤だと9作目)。
前作『MAGNUM OPUS』(1995)は、前々作『THE SEVENTH SIGN』(1994)と構成等が似ていて、ちょっと新鮮味に欠けていました。
しかし、このアルバムは仕切り直し、引き締め、気合いが感じられます。
それはやはり、ドラムにコージー・パウエルが参加したからでしょう。
レインボーが大好きなイングウェイ。元レインボーでもあるコージーとの念願の共演に、日本人風で例えるなら、「これはこれは、コージー先生、いやはやどうも…」という気持ちではないでしょうか(笑)。
しかし“オレ様流”を持つイングウェイ。彼のやり方でレコーディングを進めたのは当然ですが、コージーには彼らしいドラムプレイを求め、コージー自身もとても楽しくレコーディング出来た、とインタビューで語っていました。

コージーのドラムは、レインボー時代の“ダンッダンッ!”というより、“ストンッスポンッ!”、シンバルが“バシバシッ!”という音で録られています。このツボを得たようなドラムが心地よく響きます。
1)、4)、6)あたりは熱いHR/HMが聴かれ、中でも6)の間奏部ではドラムとギターの熱いプレイが聴けます。
キャッチーな曲も多く、サビがコーラス調で盛り上げるのも印象に残ります。その中で11)は“強い者が残るんだぁ~”という励まし、メッセージソングにも聞え、元気づけられる感もあります。
バラードの5)は絶品。これまでならサビはハイトーンVoでいくところを、ここではコーラスで盛り上げる。イングウェイの泣きのギターも炸裂、コージーの力強いドラムも鳴り響き感動を呼びます。この曲、イングウェイの妻に捧げた曲でタイトル通り、“君は天使のように僕のところへやって来た”なん~て、恥ずかしくなっちゃうくらい、クサイ歌詞です。(照)
全体を通して、このアルバムは力作ではないでしょうか。

しかし私は、彼の作品はここまででした。
これ以降のアルバムも聴きましたが、「ほらっ、オレのギターを聴け!」とばかり押しつけるような、開き直ったような、どこか仕事が粗くなっている感があって、私はダメでしたね。

このアルバムを引っ提げて、来日公演も果たしました。コージーとのバトルプレイが聴けることに期待し、私もチケットを取り、足を運びましたが、コージーがバイク事故に遭い来日できず。
そしてその後も自動車事故に遭い、彼は亡くなりました(来日公演時には亡くなっていた)。
ステージでコージー・パウエルのドラムを生で聴きたかったです。
そしてもし彼が生きていたら、イングウェイとも再び共演し、良いアルバムが制作されたかもしれません。

[CD日記 '90洋楽編 # 24]


〈加えて…〉
このCD日記を書くにあたり、上記11曲目“ONLY THE STRONG”を聴きました。「強い者が残るんだ」と歌っています。
言い換えれば、‘強くなりなさい’ということ。
昨今の世の中、大変なことになっています。あらゆる事に辟易し、疲れている人もいらっしゃるでしょう。(私もその1人)
大変ですが、私も含め、ここは‘強くなり’乗り切りましょう。
療養中の方々も‘強くなり’、1日も早く回復なさってください。

実は2016年12月以降、ライブに足を運んでいません。
ライブレポも、2016年8月のパイプオルガンコンサートのレポを記して止まっています。
その後も3本のライブに足を運びました。
本当はライブレポを書きたかったのですが、後回しになっていた次第。今更ですが、簡単にレポを上げます。

1) 2016 8/21 インディーズ系HR/HMバンド5組出場のライブ [吉祥寺クレッシェンドにて]

関西の“飛玲仙”(フェイレイシェン)というバンドを鑑賞したくて、足を運びました。
古来の中国貴族衣装を纏ったバンド。イングウェイ・マルムスティーンばりのギターが炸裂する、幻想的且つドラマチックなHRが聴け、エキサイトしました。
ライブ終了後のCDの直販で、メンバーの方々とお話もできました。↓↓↓


飛玲仙 / 悠


2) 2016 9/25 インディーズ系HR/HMバンド5組出場のライブ [吉祥寺クレッシェンドにて]

“WILD ONE”というドリーム・シアターばりのサウンドを聴かせるプログレHR/HMのバンドを鑑賞。熱く、テクニカルなプレイを聴かせてくれました。
他に“ADRASTEA”という、名古屋のシンフォニックHR/HMのバンドもとても良かったです。
実は他にもお目当てのバンドがいました。しかし結果的に上記2組を含めた5組とも素晴らしいバンドで、とても至福な時間を過ごせました。
ここでもCDの直販で、それぞれのバンドのメンバーとお話しできました。
これ程ライブを楽しめる機会は、なかなか無いと思います。本当に思い出に残るライブでした。↓↓↓


(左) WILD ONE / ICHOR
(右) ADRASTEA / THE RUINS OF REMINISCENCE


3) 2016 12/23 ALDIOUSライブ [川崎クラブチッタにて]

大ファンのALDIOUSのライブ。これまでライブレポでも記してきました。
熱く、感動のライブでした。ライブ終盤に、やや叙情的な曲である“Dearly”をレーザー光線の演出の下、ピンク色の髪にした(2代目)VoのRe:NOが歌う姿がとても美しく、歌も染みて感動したのを、今でも強く記憶しています。
ちなみにこの日は12月にもかかわらず、21時過ぎの屋外でもジャケットを羽織るくらいで支障ない程、暖かったのも記憶しています。


そして、これ以降ライブに行っておりません。
1つには、私の置かれている状況に変化が生じたこと(別に悪いことが起きたのではありません)。とは言え、音楽生活は続いています。行こうと思えば行けるのです。
それともう1つ。これはあくまでも私の感覚ですが、ライブに行く条件が自分の中で整わなかった事。
ライブに行くには日時はもちろん、会場も考慮の1つ。どうもそれら3つとも自分の中で整わない…。なので大げさに言えば、“これに行くぞ!”という気持ちになれない。
そうこうしている内に、3年以上経ってしまったという次第。

思えば、上記2)のライブは楽し過ぎたし、ALDIOUSも、ここ数年の彼女達の活動を振り返ると、3)はとても良い時期のライブだったかもしれない。それらライブでの楽しく、美しい思い出をそのまま大事にしておきたい…、なんて気持ちも働いています。
広義では、ライブに行くことに対して“燃え尽きてしまった”感があるかもしれません。

しかし、生で音楽を楽しむ気持ちは変わっていません。
残念ながら昨今の状況からして、ライブは当分お預け状態になっています。
しかし世の中が落ち着いて、また私の中で“整う”公演があれば、足を運びたいと思っています。

[ライブレポ # 32]

8月に、2つのクラシック音楽のコンサートに出掛けました。
主に洋楽好きの私ですが、クラシック音楽も好きで、CDも持っています。
とは言っても詳しいという訳ではなく、学校の音楽の授業で聴いた楽曲が多いですが…。
その中で、バッハのパイプオルガンの曲が好きで、幻想的なメロディに惹かれます。
バッハの音楽からヒントを得ているロックやプログレ・ミュージシャンっていますからね。
そういう点で、バッハのパイプオルガン曲は“プログレの原石”ではないかと思います。

高校時代の音楽の先生が、“実際にパイプオルガンを聴くと迫力があり、圧倒される”、と授業内で言ったことがとても印象的で、私も是非聴いてみたいと思っていました。
月日は流れ、音楽好きでも、クラシック音楽のコンサートまでなかなかチェックが入りませんでした。
かれこれ10年くらい前ですが、川崎駅西口駅前にあるミューザ川崎という会場でのパイプオルガンのコンサートに行きました。しかしバッハの曲は演奏されず、司会者と演奏者との音楽トークが挟まるもので、自分が考えていた内容と違うものでした。

この夏、同じミューザ川崎にて、“バッハ”のパイプオルガン・コンサートを開催されることを知り、足を運びました。


真夏のバッハ ~松居直美パイプオルガン・リサイタル~
[2016年8月6日 ミューザ川崎 にて]

開演は18時。17時近くに現地に到着。少し早かったので、近くにある大型家電店でちょっと時間つぶし。
17時半頃会場に入りました。
予告されていましたが、17時20分からロビーにて、ポジティフオルガン(小型オルガン)での松居さんのミニコンサートが始まっていました。本当は聴きたかったのですが、ミニコンサート終了後、どっと人が流れるのを考慮して、私は座席の方へ向かいました。

オルガン奏者は松居直美さん。もちろんベテランの方で、私もだいぶ前から存じ上げておりました。と言うのも、バッハのオルガン曲を集めたアルバムをたくさん出していることで、知っておりました。そのような松居さんのオルガンを聴けるのも嬉しかったです。
さて、開演の18時。1曲目は有名曲“トッカータとフーガ ニ短調 BMV565”。この曲、TVなどで“ショック”や“絶望”を表す演出の際BGMで使われる、みなさんも耳にされたことのある曲です。実際に聴けると感動ですね。
他には、中学校の教科書にも載っている、幻想的なイントロで有名な“フーガ ト短調(小フーガ) BMV578”も聴けました。こちらは今までCDで聴いてきたものと音色が異なった感がありましたが、感動でした。
オルガン曲は多彩なメロディが織りなす、まさに“音の洪水”。現代風に言えば、プログレです。音の洪水に晒されると、正直、中盤では疲労感を覚えました。なので途中、休憩時間も入るのでしょう。
パイプオルガンはもちろん大型で、音が迫ってきますが、アンプを通す楽器と違って耳をつんざくことがなく、優しい音です。なのでコンサート終了後、耳鳴りがすることはありません。

プログラムは単にオルガン曲だけではなく、ソプラノ歌手の森麻季さんを迎えての曲も披露されました。
中でも、松居さんのオルガンをバックにして歌う、“アヴェ・マリア”には感動し、心が洗われました。
ソプラノVoって、TV等で聴いたことはありますが、生で聴くのは初めて。うっとりと聴き入りました。
余談ですが、森さんはふわっと喋りの、とても綺麗な方。別の曲の時では歌い終わった際、自分のMCを忘れて袖に退いてしまい、出直すといった天然(?)の一面も。
双眼鏡を忘れたので、双眼鏡を通して、ご拝顔したかったな、と…。(笑)

アンコールでは、私の好きな“コラール〈装いせよ、わが魂よ〉BWV654”を聴けました。
この曲、温かい、癒やしな雰囲気の楽曲です。

念願(?)のバッハのパイプオルガン・コンサートに足を運びました。
終わった後、オルガンの音色はもちろん、森さんのソプラノVoにも癒され、本当に心が洗われました。翌日も“癒されたなぁ~”という気分で、余韻が残りました。
ロック好きの私ですが、たまにはこういう音楽を生で堪能しなくては、と思いました。

帰りに以下の2枚のCDを買いました。↓↓↓


(左) 松居直美『展覧会の絵・ボレロ』
(右) 森麻季 『アヴェ・マリア』


モーツァルトからドイツ・ロマン派へ
[2016年8月19日 ミューザ川崎 にて]
パイプオルガン:福本茉莉

前述のオルガンコンサートをミューザ川崎HPでチェック。他の公演スケジュールも見ていたところ、気になる女性が…。
福本茉莉…。(メイクをがっちりしている)写真を見る限り、ポップスやロック(HRも?)をプレイしそうな雰囲気に見えまして…。彼女、国際オルガンコンクールで優勝している、若手注目のオルガン奏者なのです。
すごく彼女に惹かれまして、彼女の出演するランチタイム・コンサートに足を運びました。

クラシックでは、平日の12時台に約30~40分間(曲としては3、4曲)の、まさにランチタイムのコンサートをひと月に何回か開催している会場があるようで、入場料もリーズナブル。
今回彼女のコンサートも、そのランチタイム・コンサートでした。幸い、私も仕事が休みであった為、足を運ぶことが出来ました。
会場は2週間前と同じミューザ川崎。昼間にコンサートなんて、ちょっと違和感(?)がありましたが、なかなか無いことなので嬉しくも思えました。

今回のメインは、福本さんのポジティフオルガンとそれぞれ女性のヴァイオリン2名とコントラバス1名による、モーツァルトの“教会ソナタ第15番と第17番”、そして、パイプオルガンのみで、リンクの“フルート協奏曲 へ長調”(オルガン版)を1曲、アンコールにパイプオルガンのみで2曲(←曲目忘れました)を演奏。約50分のコンサートでした。(楽曲については、まったくわからないので悪しからず…。プログラムの曲を表記したまでです・笑)
彼女のオルガンはとてもアグレッシブ。ロックで言えば、まさにプログレです。アグレッシブなプレイに感動しました。

終演後の物販でCDを購入しようと思っていました。ですが、もっと嬉しいことが!CDを買うとサインを入れてもらえるとのこと!確かに、福本さんご本人がいるではないですか!
初めてでしたので、今日足を運ぶに至った経緯やコンサートの感想などお話をさせてもらいました。
福本さんはとても明るくチャーミングで、私も“もっとお話ししたいな”と思うほどでした。ジャケにサインをしてもらい、握手もさせてもらいました。
また機会があれば、アグレッシブなオルガンが聴きたいので、彼女のコンサートに行ってみたいと思いました。

彼女のソロCDです。↓↓↓


福本茉莉 / Organ Recital


クラシック音楽を生で聴く…。心が洗われ、本当に感動しました。

[ライブレポ # 31]

[2016年5月21日 KOTORIホール(昭島市民会館) にて]

昨年からMay J.を聴くようになりました。
発端はベスト盤です。中でも、バラードの“Lovin' you”にシビれ、昨年は毎日欠かさず聴く日々が続きました。
それからアルバムやシングルを聴き、“May J.をライブで聴いてみたいなぁ”という気持ちになりました。
今年5月、私の自宅近隣エリアの昭島市でライブがあり、都合も良かったので足を運びました。
5月に行ったのに、ライブレポへのアップが遅れたのは、いわゆる“ネタバレ”を避けたかったからです。
終演後、ロビーにてライブのセットリストが掲示されていて、全部覚えきれないのでケータイのカメラで撮影をしようとしたところ、「撮影はご遠慮ください…」とスタッフに静止されました。「あぁ、これもネット上でのネタバレ拡散防止の為だな…」 と察知しました。
以前、松下奈緒のコンサートに行った時も、彼女のHP内でスタッフが「まだツアー中なので、ツアーの内容をHP内のBBSに書き込むのはご遠慮ください…」と表記していました。
そう言えばその時も、私もライブレポへのアップを遠慮して、時期をずらしましたね。
今回もそれと同じケースです。

KOTORIホールは、JR青梅線昭島駅から徒歩3分(?)くらいといったところでしょうか。
よく考えると、“ホール”でのライブ鑑賞は久しぶりです。最近はライブハウスでのスタンディングが多いもので…。どこかゆったりとした気持ちになりました。
2年前、アニメ映画の主題歌“LET IT GO ~ありのままで~”でヒットした彼女。そのせいか、観客層も老若男女といった感じでした。
観客を楽しませる為に、開演前に舞台上のスクリーンに“めぃめぃちゃん”という名のひつじのキャラクターが登場したり、ステージ途中には、“教えて!Mayちゃん” という彼女への質問コーナーがあったりもしました。そういうところは幅広い観客層に配慮しているのですね。
ライブハウスだと“ウォ~!”という熱気が立ちこめ、エキサイトした雰囲気が漂っています。
今回、“こういう親しみのあるライブもあるんだなぁ”と再認識しました。

さて、ステージが始まりました。まず彼女のリスナーへ対するメッセージが画面に映し出されました。中でも、“Thank you for being here. 「ここにいてくれて、ありがとう」”というメッセージには感動しました。
ライブレポで私はよく述べますが、そのミュージシャンと出会ったのも何かの縁なのです。
彼女も紆余曲折を経て、現在に至っています。お互い縁があったのだなと思い、そのメッセージに感動したのです。
彼女が登場しました。1曲目は“Spakle~輝きを信じて~”というドラマチックなバラード。この曲も好きで、ワァ~ッと歌い上げる彼女に感動しました。
ステージは、バラード曲、ディズニーのカバー曲、ダンサンブルな曲(←彼女は元々R&B系歌手だった)といったように大きなセクションがあり、途中、衣装替えに入ると、バンドメンバーによるインスト・セクションもありました。個人的にはロックインストも好きなので、傾聴してしまいます。
また彼女が好きな曲だという、バラード曲“夜空の雪”、“TSUBASA”の2曲は染みてきました。アップテンポの曲よりも、歌い上げるバラードの方が、私も好きです。
ラストの“believe”、“ありがとう”の2曲にも感動しました。今回彼女のライブに行くのは初めてだったのですが、この2曲はラストの定番であることは知っていました。“believe”では観客席側に降りて、コンコースを回りながら歌います。残念ながら、コンコース沿いの席ではなかったのですが、4~5mくらいの距離でご拝顔できました。綺麗で素敵な方でしたよ。

楽しい素敵なライブだったと思います。
しかし、どこか上品な感もありました。先にも記しましたが、ライブハウスで、熱気の中でのライブに慣れてしまっているからですね…。慣れってすごいものです。(笑)

彼女はデビュー10周年ということで、今回のツアーが組まれました。
またデビュー10周年のエッセイが出版され、このライブの後間もなく、私も読みました。
ここに来るまで、いろいろなご苦労があったようです。カラオケ番組への出演、それが縁で“LET IT GO ~ありのままで~”のオファーが来て、知名度を上げました。
巷では、彼女を歌手として低く評価するの声もあるようですが、私は彼女は歌唱力を持ち合わせている、素敵な歌手だと思います。
ただ音楽好きとして指摘するなら、どうしても“優等生歌手”なんですよね。
以前、自宅で音楽を聴いていた時のこと。その時なぜか、彼女と中島美嘉、露崎春女(←キャリア20年もあるR&B系Vo)といったJ-POP女性Voである3人の、それぞれ私のお気に入りの曲を立て続けに聴いたのです。
バラード曲を聴いたのですが、中島美嘉は個性があり、どこか悲しげな声で歌います。露崎春女は張りのある声で、声を操り、表現力豊かに歌います。
それに対しMay J.は歌唱力はあるも、“歌うのが大好き!一生懸命歌います!”という感じなんです。その時、私はMay J.が優等生歌手”であることを強く認識しました。何と言いますか…、彼女には個性(クセ?)が薄いのです。
“歌唱力”と言う点では中島美嘉より、May J.だと思います。でも、聴き手にグッとくるのは中島美嘉の方だと思います。
露崎春女は(失礼ですが)ヒット曲のある歌手ではないです。ですが表現力豊かなVoの持ち主で、確固たる存在で活躍しています。元々がR&B系ということで根底はMay J.と同じかもしれませんが、キャリアの長さなど抜きにして、露崎春女のような表現力の深さは、May J.にはまだ無いと思います。
歌手はそれぞれ個性があって当然ですから、比較するのは無意味ですし、またMay J. を低く評価している訳ではないので、誤解無く…。
“優等生歌手”の存在も必要なのかもしれません。でも、良い意味で個性や深みを持つと、もっと良い歌手になるかもしれません。今後の彼女の活動を見守っていきたいと思います。

ライブレポから逸れてしまいましたね。
残念だったのが、私の好きな“Lovin' you”がセットリストになかったこと。
10月に彼女のライブがあるのですが、秋以降、私は他のライブに行く予定もあるので、10月のものは調整中…。
May J.のライブにはまた足を運んでみたいです。

今回、ツアー・パンフとポスターを買いました。
Mayさん、本当に美人です。↓↓↓


ツアー・パンフ

[ライブレポ # 30]



1)CURIOUS GOODS Part One
2)EMERAID CITY
3)ESCHER'S STAIRCASE
4) HEART OF DAWN
5)TAKE A BREATH
6)REVERIE
7)SATYR'S MOON
8) SYMPHONY OF ANGEL (Arias and Fables)
9) TWO CAN PLAY THAT GAME
10) VOICES
11) DO IT AGAIN※
12) CURIOUS GOODS Part Two
13) CLOUDS
※は日本盤ボーナストラック

HR/HM系女性Voのラナ・レーンの1stアルバムに出会い、すごく好きなアルバムになったことを[CD日記 '90洋楽編 # 20]でお話ししました。それから、彼女のアルバムを聴いていくこととなったのです。
さて、私が1stを聴いてから数ヶ月後(?)に、今回紹介する2ndが発売されました。
当時彼女のアルバムは、あまりCDショップで見かける(見かけやすい)ものではなかったので、発売からまた少し時が経ち、当時御用達にしていた隣町のCDショップで取り寄せてもらい、購入したのを記憶しています。

ラナ・レーンの2ndアルバムです。
1stアルバムは、基本はプログレ要素を含むHR/HMサウンドで、コンセプト・アルバムではないのですが、構成がしっかりしていて、何か舞台を見ているようなストーリー感がある面白いアルバムでした。
しかしこの2ndは、本格的なHR/HM曲は8)くらいで、全体的にはドライなポップス系プログレといった作風。私個人の印象としては叙情的で、どこか寂しげなアルバムに聞こえます。
ですが決して悪く訳ではなく、むしろラナの歌唱力が伝わってくるアルバムだと思います。
このアルバムも1)と12)のようにオープニングとエンディングがありますが、その流れとは別に、ブレッドのカバー曲である穏やかな13)でアルバムが終わるという構成も、通して聴くと感動を呼びます。
私は、穏やかなでしみじみと響くサビをもつ10)が大好きです。
ちなみに、11)はスティーリー・ダンのカバー曲です。

次の3rd以降、1stからのパートナーで、後に彼女の夫にもなるキーボードのエリック・ノーランダーのプロデュースが発揮されたプログレの要素を持つメロディアス、且つドラマチックなHR/HMのアルバムが発表されていきます。
どれも内容は良いのですが、どこか“器用になり過ぎた”感があって、逆に手堅すぎていて、面白みに欠けるものを感じられます。
彼女のディスコグラフィーの中で、この2ndは他のアルバムと色合いが違うものかもしれません。しかしそれ故に、“手堅くなる前”のアルバムとして、耳にしておくのもいいかもしれません。

実はこのアルバムには思い出があります。
大学を卒業して初めて就いた職場。その後の事情と自己都合により退職することになりました。
その自分の選択が本当に良かったのか不安を抱え、またお世話になった職場の人達の別れに気持ちが凹んでいました。
そのような時期になる少し前(?)にこのアルバムを買い、よく聴いていた頃とその退職時期とが重なったのです。私の好きな10)が、頭の中でよく鳴り響いていましたよ…。
そのような印象からか、現在でもこのアルバムが寂しく響いてくるのです。
でも今回このCD日記を書くにあたり、久しぶりに聴いてみるとまた違った感じで響き、素敵なアルバムだと再認識しました。

[CD日記 '90洋楽編 # 23]