Trip-91 東京→横浜 |   バリアフリーマップをつくる旅
  バリアフリーマップをつくる旅 電車に乗るとき、必ずストレスを感じる。

電車特有のバリアがあるから。

車椅子で電車に乗るとき、電車とホームとの

隙間・段差を埋めるため、スロープ板を敷く。

スロープ板自体が嫌というわけではない。


嫌なのは乗る電車やドアを選べないこと、


気が変わっても降りる駅を変更できないこと、イチイチ誰かの厄介にならなければならないこと、それが永遠に続くこと。


乗る駅でスロープ板が必要なように、降りる駅でも必要になる。そうなると駅間で駅員の手配を行わなければならない。


でも、必要なのは物理的なバリアフリー環境。駅員に何の用もない。


もちろん、こっちの都合で言ってるだけなことは重々承知している。


だが・・・、最近この傾向が崩れてきた。



東京駅13:00発、下田行き「スーパービュー踊り子」。


全席指定なので乗車券の他に指定席特急券を買って乗る。


スーパービューというだけあって、座席が高い場所にあるハイデッカー車。客室はデッキから階段を登ったところにある。

  バリアフリーマップをつくる旅


で、車椅子席はというと、多目的室という個室。


デッキと同じレベルにあるのでスーパーなビュー


ではない。


一般に、多目的室は授乳や具合が悪くなった乗客の


ために、新幹線や多くの特急に装備されている。


鉄道会社や車掌によって運用はまちまちだが、車椅子ユーザーだからという理由で無条件に使用できる訳ではない。



だがハイデッカーのこの列車は特殊で、車掌によると、多目的室はほぼ車椅子専用として運用されているとのこと。


授乳室も別途設置されているらしい。


旅をしていて出会う些細な発見。


実は、こういう発見によって好奇心が刺激されてゆく。


そして、別の電車はどうなのか知りたくなる。


バリアフリー調査の旅はバリアと出会っては、クリアするためのケーススタディーを見つけながら進むRPGのようなもの。

そこが醍醐味。


いやいや、ちょっと待てよ。

冷静に考えれば、問題は何一つ解決していないではないか。

好奇心で蓋をして、論点をボカしてるだけではないか。

でもって、

東京-横浜の乗車券は¥450、指定席特急券は¥1,240。

電車ストレスから脱却するためのコスト、このまま際限なく費やし続けていいものだろうか。