行ってみよう、行ってみようと思いながら過ぎた20年の時。
ヴァージンを捨てる日がついにやって来た。
生サッカー観戦。
Jリーグ、3位浦和レッドダイヤモンズvs4位鹿島アントラーズの試合。
シーズン終盤のデッドヒート。
この試合に勝った方だけが優勝争いに残れるシビアな局面、引き分けでも共倒れになるシリアスな状況。
浦和の組織的プレーがどうのとか、
鹿島の大迫が放ったボレーシュートがどうのとか、
中学生レベルの経験値で云々するのもアレなので、
とりあえず結果はこの通り。
印象的だったのは応援スタイル。
浦和のサポーターは、オーソドックス。A代表のイメージに近い感じ。統率がとれ、アウェイを感じさせない声量と圧力。
一方、鹿島は個性的。ドクロの旗、スネアドラムが刻むマーチのリズム、半裸で拳を突き上げる男たち、
どう見ても鹿島灘を根城にする海賊のてい。
真っ赤に染まった4万人の雄叫び、スタジアム全体をヤバイ雰囲気が覆ってゆく。
それを受けるかようにピッチの上も荒れはじめ、
ボール際ではラフプレーが当たり前、
試合が止まってようが、そこかしこで小突き合い。
向こうで浦和の選手二人が地ベタで悶絶してる
かと思うと、
こっちではレッドカードをあげる審判に詰め寄る鹿島イレブン。
初体験。
知らない世界を垣間見てしまった。

