とぐろ状のゆるいスロープを登りながら、ミニチュアの風景を見下ろす。
たまに日差しがあり天気そのものはわるくないが、地上はモヤっていて期待していたほど遠くまでは見えない。
新宿の高層ビル群がかろうじて見えるくらいだ。
でもいま一つ楽しめない理由は天気のせいだけじゃない。
どうにも一人でこういうところに来ることが落ち着かないのだ。
滞在時間15分で展望台から下り、ショッピング
スポットの東京ソラマチへと足を運ぶ。
平日の午前中にもかかわらずスゴイ賑わいだ。
地方から来た団体客、修学旅行の学生、スーツを
着たサラリーマン、中国ノミナサン・・・。
真新しいお店がジャンルごとに集まり、フロア区分やゾーニングによってそれぞれで独自のデザインやコンセプトで
空間演出がされている。
それらがまた細部にまでこだわっているからいちいち目を奪われてしまう。
車椅子トイレのドアの開閉ボタンに至るまでシックなデザインだ。
でも、一通り回ったが何も買えてない。どうもスイッチが入りきらないのだ。
レストランゾーン。
昼前だというのにあちこちで行列がみられる。
ありとあらゆるジャンルの店が建ち並ぶ。見るからに高級な雰囲気の店が多い。名前だけ知っているお店も何軒かある。
やはりここでは食べられない。混んでいる分だけひとりだと完全に浮いてしまう。
かといって押業の商店街もちょっと・・・。タワー丼を一人で食ってる画はちょっといただけない。
仕方がない。また今度誰かと来よう。
初の旅はなんだかアウェイな感じだった。
それが旅慣れていないせいなのか、この場所のせいなのかわからないが、今後の景気づけのためにも、
次はホーム的な場所を選んでみよう。
