超時空舞姫 初音ミク[幻の歌姫] ④
第一章 「時空転移」
第四幕「覚醒の予兆」
(第一幕「追憶の彼方」)
(第三幕「異世界の波紋」)
無限に広がる大宇宙・・・
次元を隔てた遠い宇宙の果ての
青い星にもたらされた一枚の運命・・・。
ちびミク:
「****、***************!」
(ねえママ、このボーカロイドのやり方教えて!)
メイコ:
「そうね、まずは短くてもいいから、色々な文章を入力して発音させて行くのよ。」
「それが出来たら、次は、発音に強弱や音階を加えてイントネーションを調整するの。
それを何度も繰り返し微調整していくと、会話しているようなニュアンスに近づいてくるわ。」
ちびミク:
「*~*、****、********」
(う~ん、なんだか、手間がかかりそう)
「****ー*************?」
(いんとねーしょんってどんな感じなんだろう?)
メイコ:
「最初から、むずかしく考え込んでちゃだめよw
まずは気楽にやって慣れて行けばいいわ。」
ちびミク:
「**。*****。」
(うん。やってみる。)
「****、*********w」
(たとえば、こういうのどうかなw)
(カタカタカタ…カタカタカタ…タン)
ちびミク:VOCALOID01:(棒読み)
「オハヨウ! ママ! オナカスイタ!」
「アサゴハンワナアニ?」
メイコ:
「プッフフフフw
ミクったら、何よそれは~w
笑っちゃったじゃないw もうww」
ちびミク:VOCALOID01:(棒読み)
「デモ、コンナコトカラ、ハジメテモイインデショ?」
メイコ:
「そうねw それもアリで良いんじゃないかしらw
でも、いきなりはびっくりねw ママも慣れなくちゃね。」
…
メイコ:心の声
(今はミクも前向きに楽しんでることだし、
これで、リハビリも捗れば良いのだけれど、
数年経ったとは言え、まだ、無理はさせられない。
あの時の発作が再発しないように気をつけなくちゃ・・・)
※回想シーン:
三人で海辺を歩いている…
砂浜を駆け寄ってくる幼いミク
ぷちミク:
「パパ! ママ! またみんなで来ようね!」
※フェードアウト…
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カットイン:OP-ROLL 約15~30秒
タイトルバック:
超時空舞姫
『 初音ミク[幻の歌姫] 』
「覚醒の予兆」
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メイコ:
「ミクがつなげてしまった亜空間通信、
未だに接続が続いてるわね…
しかし、モバイルコンピューターがずっと、
マザーとリンクしたままってことは、
もしかしてこちらから呼び出せるのかしら…
中央制御室へ行って色々確認する必要があるわね…」
翌日、
秘密施設中央制御室にて…
メイコ:
「マザーのAiに接続、自動ナビゲーション開放!」
(カタカタカタカタカタカタカタ…タン!)
「これで、フルオートで質疑応答が出来るわね。」
Mam:
「おはようございます。メイコさん。」
「ナビゲーションのフルオート稼働を確認。」
「どのようなご用件でしょうか?」
メイコ:
「Mam、貴方ね!?」
「私のライセンスコードを保存しておいたのも、
地球との亜空間通信状態にしたのも!」
Mam:
「秘密諜報部の特務工作員として、一度ライセンスを登録された情報は、現役を引退された今日でも、包括管理され、その記録は削除されていません。
その為、本人であれば現在でも、IDとパスワードは認証可能となっています。」
「そして、地球との亜空間通信になった経緯ですが、
これはもともと軍部から提供された情報に基づき、
追跡調査の継続依頼を受けております。
しかし、外部との亜空間通信には、一部の該当ディスクデータにおいて人的操作が介入する必要があったため、今回の様な自体になりました。」
メイコ:
「そういうことなのね。
でも、現役引退した今でもまだライセンスコードが残されていたなんて、ある意味、危ないわね…」
「しかし、軍部が追跡調査依頼なんて、穏やかでは無いわね…」
Mam:
「軍部では、通常コンピューターのAiではなく、
軍事的に戦略Aiに転用出来る情報を求めているようです。
その為、追跡調査に亜空間通信も可能となっているのです。」
メイコ:
「そうなの… 軍部のやりそうなことね…」
「気がかりがあるのだけど、聞いてもいいかしら?」
Mam:
「何でしょう? 内容にもよりますが、可能な範囲でお答えします。」
メイコ:
「このVOCALOIDシステムって地球では何の目的で作られたものなの?
そして、このシステムはどのように人間にフィードバックされるのかしら?」
Mam:
「現在までの解析データから鑑みるに、地球では、実在する人間の音声データをもとにした電子疑似音声をセリフに当てて発音させ音楽作成や動画作成やナレーションに使われていたようです。」
「また、一部の研究機関において、アンドロイドのAiに接続し疑似音声を発する研究もなされ、人間との会話も行えるシステムであることが証明され、アンドロイドをはじめに様々なツールのナビゲーションに実装されました。」
メイコ:
「それで、人間にはどうなの?」
Mam:
「これはアンドロイドAi用のデータなので、私達の世界では実際の人間に装備することは出来ません。
地球では体に人工の声帯器具を装着し電子信号で電子音声を発生させることは可能ですが、VOCALOIDでは医学的に人間の細胞組織を再生することは在りません。」
「その為、何らかの原因で失くした声帯機能を復元または再生することは現在不可能と言えます。
バイオコンピューターの様な電子媒体にインストールすれば人間でも会話が出来るというのは現在に於いて未確認で確証のない非実現的な情報です。」
メイコ:
「そう… 人体にはそれほどもフィードバックされないのね…」
「何ていうことかしら…
それでも、ミクには希望を残してあげたい…
何か、良い方法を見つけられると良いのだけれど…」
Mam:
「念のため亜空間通信の履歴とデータはサブフォルダーにバックアップ保存するように設定されています。
もし何かあればいつでも提示出来ますので、その時は、いつでも仰って下さい。」
メイコ:
「わかったわ。必要な時はお願いするわね。」
「それと、モバイルコンピューターから貴方を呼び出すことも可能なの?」
Mam:
「はい。可能ですが、モバイルコンピューターで出来るのは、
音声ナビゲートと軽度のデータ転送及び検索などが主です。
データ解析や追跡や探索等、重要項目は本部制御室でなければ難しいです。」
メイコ:
「そう、重要なことは本部に来ないと無理なのね。
必要な時は呼びかけるわね。Mam、よろしくね。」
Mam:
「了解しました。ナビゲートモードは専用通信になります。
接続回路を用意しておきましたので、必要な時は必ず認証して下さい。」
メイコ:
「ありがとう。必要になったらお願いするわね。」
「じゃあ、また来るわね。」
※秘密の施設中央制御室をあとにする…
ちびミク:
「*!?******!」
(あ!?ママおかえり!)
ちびミク:VOCALOID01:(棒読み)
「ママ、オカエリナサイ!」
「チョットズツダケド、レンシュウシテタノヨ!」
メイコ:
「ただいま。今日も練習してたのね。」
「使い方にも寄るけど、これもある意味有リのようね。
定型文なら一度補正すれば何度でも使いまわしも出来るし便利だけど、
その場その場で変化する言葉はなかなか直ぐには、変換が追いつかないものね。」
ちびミク:VOCALOID01:(棒読み)
「マダ、ムズカシイコトバハ、ムリ。」
「デモ、スコシズツ、ツカエルヨウニ、ガンバル。」
メイコ:
「リハビリも在るんだから、頑張るのは良いけどムリはしちゃダメよ。」
ちびミク:VOCALOID01:(棒読み)
「ウン。 トコロデ、コンヤノゴハンハナアニ?」
「オナカスイター!」
メイコ:
「はいはい。そうね、じゃあ、ミクの好きなもの作ろうかね!」
ちびミク:VOCALOID01:(棒読み)
「ヤッタネ。タノシミ!」
※病室、カイトが眠っている…
カイト:
・・・
…ピピ! …ピ・ピピ・ピピピ! …
脳波計測機のセンサーが僅かに感知した…
ハク:(ナース)
「先生! 急に脳波計測器が反応しました!」
がくっぽいど:
「何? それは本当か??」
ハク:
「先程、反応が起きたのですが、今は、継続していません。」
がくっぽいど:
「う~ん、確かに記録では反応した形跡があるが、
現状では、それほどの変化はまだ見込めないようだ…」
「もう暫く、計測を続けてみよう! 何かあったらすぐに教えてくれ!」
ハク:
「はい。分かりました。」
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カットイン:END-ROLL 約15~30秒
原作:シュガタク☆☆☆総帥
出演
ミク:初音ミク
初音ミク(ちびミク)
初音ミク(ぷちミク)
VOCALOID01初音ミク
母 :メイコ
父 :カイト
軍医:がくっぽいど
ナース:ハク
Mam:秘密の施設の中央コンピューター
この作品に登場する総てのモチーフになった皆様へ感謝を込めて。
ご拝読ありがたく存じます。
当該著作権を放棄したものでは在りませんので、
転用や転載などなさらないようにお願いします。
悪しからずご了承下さいませ。
また次回もご拝読いただければ幸いと存じます。
m(__)m
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カットイン:NEW:予告 約15秒
亜空間によって繋がれたその先にあるものとは?
交差する二つの世界が織りなす運命とは?
次回、第五幕「異次元交流」
見てください!
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編集後記
ちびミク:
「本編ね今回でやっと翻訳テロップから、VOCALOID音声になったの。
やっとよ!でも、”棒読み”って何よ~!?」
VOCALOID01:
「強弱ヤ音階、ピッチ、エンベローブ、ナドノ補正ガ必要デス。
ソノママダト、フラットナ設定ナノデス。」
メイコ:
「そうね、やっとちびミクが音声になったものね。」
「しかし、私が諜報部所属の特務工作員だったなんて初耳。
後付設定も程々にしてほしいわw」
Mam:
「私も設定変更があって、どうしたものかと、
どのように話して良いものやら、迷ってしまいました。」
カイト:
「う~ん、残念だがセリフが無かった…」
がくっぽいど:
「しかし、ラストで出てくるところなんか、意味深でしたよ。」
ハク:
「ナース役で出ました。でも、今後も使ってくれるか心配です。」
ぷちミク:
「ねえ、わたし、ほんの一言で回想シーンなの…
もう出番が無いのかな… なんだかさみしいわ。」
作者:
「今回もなんだか、物語の進行が頭の中で揺らめいており、出演の皆様にも色々お世話になっております。
本編の調整も続けて行きますので今後共どうか宜しくお願いします。 (^_^;) 」