みなさま、こんにちは
今日も、ピッカピカのお日様
水分を十分とって、今日もホットな午後を乗り切りましょう
さて、近頃、英語を習っていないお友達は、クラスに一人もいないです!なんていう学校もありますが、どんな工程で、お子様が英語という外国語を身に付けていくのでしょうか。
小さいお子様を沢山お預かりして、小学生、中学生、高校生と成長される姿は、英語の運用力の成長と、比例しているように思います。
私の最も身近で、そして、実験台になってしまった、おじいさん(息子の通称)は、近頃、こんなことを言います。
「ちっちゃい時、英語を習わされてたけど(☜ココロに強制送還されるおじいさん)、何をしてたのか、よく分かってなかったんだよね。だけど、何か言われれば、答えてたし、児童英検もなんか答えられたし、不思議~。中学、高校になって、難しい文を読んだりして、文法が自分に定着してくると、ちっちゃい時にテキトーに受け答えしてた英語ってめっちゃ合ってるからびっくり
むしろ、考えなくてよかったよ。」
と、突然話しておりました。
おじいさんは、高3最後に、TOEIC800でしたが、特にTOEIC対策はしておらず、英語を身に付ける階段を一段ずつ上ってきました。
おじいさんは、わたしの実験台になってましたので、いやいや、ほぼ拷問のように、高校生の時は、私に教えられておりました
どんな階段を登ってきたかというと、
訳がわからない⇒いわれるがまま、Repeat after meと先生が言うの、同じように言う⇒ゲームとかは面白い⇒聞くのは、結構わかる⇒文法が身に付いてきた⇒読む⇒受験があるし、ひたすら読む
こんな感じです。
「訳がわからない」から「聞くのは、結構わかる」
この間の階段が大切で、聞く力は身体能力にも似ており、体の成長と共に一旦身に付くと、なかなか、剥がれ落ちるものではありません。自転車に乗るみたいな能力です。
(先日、超超久しぶりに自転車に乗った私。曲がるとき、3回くらいきゃーと言いましたが、ちゃんと怪我もせず、人も引かず、自転車を乗りこなしてきました
外国語のリスニング力もそんな感じです。
いつだったか、私の悲惨なフランス語力も、「聞くのは、わかるんですね」って言われました。
何十年経っても、何を言われてるのか、分かるもんなのだなと、自分自身がびっくりしました
「訳がわからない」⇒「聞くのは結構わかる」
ここの階段は、お子様に是非、登らせてあげて欲しいと思います。
「聞くのは結構わかる」は、そう簡単には、引きはがされませんので、受験などで、1年くらいお休みしても、また、再開すれば、そこから階段を登り始めることができるでしょう。
そんなお子様を沢山、見て来ました。
赤ちゃんから大人になるまで、言語力を身に付けるには、一定の時間を要します。
地道に、時にはテキトーに、一段一段、階段を登りたいと、私自身も思っています。
自分の残りの人生でも、階段を下りる予定は今のところありません。自分の速度で登ろうと思います。