"This award is not just for me," Sawa told the FIFA.com website. "I'm able to play at such a level because of all the great people I have around me--my coach, my teammates and my family. So I'd like to dedicate (the award) to all of them."
受賞した澤 穂希さんのコメントで、
「私は、コーチ、チームメイトそして家族など、私の周りの全ての人のお陰で、こんなプレーができるのです。」
とあります。
「できる」ですが、英語初~中級レベルだと自己評価される方は、
can と be able to の二つが閃くのではないかと思います。
この澤選手の「皆さんのお陰でプレーできる」という気持ちは、be able to が用いてありますね。
「できる」という表現を理解が目的というより、自分が英語で何か話す事を目的として、
今日は、「英辞郎」を使って調べてみたいと思います。
「英辞郎」が、普通の英和、和英辞書とちょっと違うのは、広大な範囲で例文が搭載されている所です。
英辞郎を使う時は、単語1語を調べるのも良いですが、思い切って、長めの表現を検索ワードに入れてみるのも
良いと思います。
試しに、able to because と、検索ワードに入れてみました。
すると、沢山の例文が出てきましたよ。あまりにも、多いので、4つだけ抜粋しました。
スペースアルク英辞郎
すると、どうでしょう、この抜粋した例文は、全て「何かのお陰で、(~があるので、)~できた」という意味です。
able to と because をばらばらで調べ、直訳すると、
「私は、こんなレベルでプレーをすることができます。なぜならば、私の周りの皆さんの為です。」
となり、なんだか、感謝の気持ちが伝わりにくい日本語になってしまいましたね。
日本語に直訳したのでは、本来の表現の意味が伝わらない場合があるのです。このようなケースは、
外国語を学習する上では、避けることはできません。
では、どうすれば良いのでしょう?
今回取り上げた記事で、澤さんのコメントを読まれた方は、おそらく、澤さんが「皆さんのお陰で」と言われているのは、お分かりになったと思います。
それは、大チャンスです!こんな風に、話し手の気持ちがばっちり分かった表現は、そのままスピーキングに使うのです!自分でアレンジせず、can を使ってみるなんてせず、そのままです!
「~のお陰で、(~があるので、)~できる」は、I'm able to -- because --. という具合にそのままです。バカのひとつ覚えのように「~のお陰で、(~があるので、)~できる」と言いたい時に、使いまくるのです。
私達は、インプットの量に見合ったアウトプットをしていませんから、是非、知っている表現be able toを、
このように生きた英語にしてあげてください。頭の中に仕舞っていたら、その表現は、死んでいるも同然です。
I was also able to say "able to do because" because of people who read this blog! Thank you!
加筆:
because の後は、文章。(つまり、主語・動詞)
because of の後は、名詞または、~ing。
able to は、能力というより、その場の状況、何かの力、時間などによって可能にされた場合や、技術がある、また、一瞬の可能な出来事を言いたい時に使うと、どの本だったか忘れましたが、読んだ事があります。実際、自分で使っていても、このようなケースで聞いたり話したりしていると思います。