本日、ベビマ&イングリッシュ、楽しい時間が終わりました。
かわいすぎる赤ちゃん達。。。泣いても、笑っても、むっとしても、何してもかわいいっす
では、まず、このお顔から
ベビーマッサージの前に、いつも10分間の英語のミニミニレッスンを行います。
レッスンの目的は、お子様がベビーちゃんの間に、ママにもグローバルな視点を持って
頂こうと言うものです。
アメリカでは、赤ちゃんの秘められた能力の研究が盛んです。
アメリカの赤ちゃんの研究の中から、月齢の特徴や、赤ちゃんとコミュニケーションを取る方法を、
回数を重ねて紹介しています。
また、私達日本人の考え方は、やはり江戸時代の儒学教育が残っていますので、
欧米の民主国家の考え方も、子育てを通して感じてもらえればと思って、
おしゃべりをさせて頂いております。
民主国家なんていうと、難しそうですが、全然難しくありません。
いたってシンプル!
今日は、「良い事」「悪い事」について、少しお話をさせて頂きました。
アメリカの研究のあるプログラムでは、「テレビやビデオは、重要な情報源なので、
赤ちゃんがいても、テレビは点けてください。」とあります。
社会の一員として、情報は大変重要です。そんな大切な情報源をなぜ、消さないといけないのか?
という訳です。
よく、これが良い、これは良くないと、お子様が小さいときは、あれこれ、束縛されて考えてしまいます。
私自身も、子育てを振り返ると、赤ちゃんの頃って、真面目に子育てしてたなー、その時は、必死なつもりは
なかったけれど、相当、真面目に子育てしていたと、思い出されます。
そんな中、「こんな事して良いの?悪いの?」と悩むのは当然です。
good / badというには、何かを基準に、優れているか、そうでないかを表す形容詞です。
その点、niceは、ただ単に、「ステキだね、いいね。」と言っているだけです。
つまり、good か、badか、判断するには、何か基準が必要なのです。
例えば、タバコ。
大人にとっては、時に、リラクゼーションに効果的と言えるでしょう。けれど、健康にとっては、
当然badです。では、赤ちゃんにとっては?
赤ちゃんにとって、タバコは、リラクゼーションになる訳でもないのは、自明の理です。
そして、健康には、badを通り越して、terribleです!
では、テレビの音は?
ママが赤ちゃんに話しかけているのなら、きっと、テレビの音は、邪魔ですよね。
ですから、「ママが赤ちゃんに話しかける。」という基準だと、badです。
では、赤ちゃんが、「日本語を聞く」が基準ではどうでしょうか。
ママやパパが話す事以外の興味も、テレビからの日本語で、聞くことができますよね。
「日本語を聞く」という基準なら、goodです。
ですから、「良い」「悪い」に迷ったら、「何に対して」良いのか悪いのか、考えると、
思い悩むことも少なくなるのではないかと思います。
余談ですが、実は、私は、赤ちゃんの頃、バナナを「りんご」と、りんごを「バナナ」と教えられて育てられました。
私の父は物理学者だったのですが、物の名前は、人間が与えたものなので、という事で、
そう育てたそうです。
大人になって、父の友人の物理学者さんに、「あのりんごとバナナのお嬢さんは、こうなられたのですかー。」と
言われて、知った事実です。
私は、りんごもバナナもきちんと知っているのですが、それは、なぜかと言うと、これが、社会の影響では
ないかと思います。
社会の一員として、社会からの情報は、大変重要ですね。
それから、親が結構、テキトーな事を教えても、子供って、ちゃんと、学んでくれるんですねー、なんて、
都合よく考えたりもします。