あっという間に週末が終わってしまいますね。
日曜日のサザエさんは、楽しみであり、なんか、しみじみしてしまいます。⇦私だけ?
タイトルですが、こんな事を考える様になったのは、ここ数年です。
英語と日本語なんて、違いすぎて比べることすらした事がありませんでした。
けれど、英語を教えさせて頂くうちに、今まで思い付かなかった考に自分自身が出会う様になりました。
今日は、英語と日本語の違いについて、一つだけ紹介あいようとおもいます。
それは、一語が持っている意味の数です。
英語は、一語が、日本語に比べて、はるかに多くの意味を持っています。
この違いは、日本人が日本語から英語に直すのを失敗してしまう要因の一つと言えるでしょう。
生徒様から、こんな質問をよく受けます。
「それは、こういう意味だと思っていた。そうじゃないんだ。」
このように思われるのも当然で、英語一語には、本当に色んな意味があり、生徒様がご存知の意味以外にも、驚くほど沢山あります。
ですから、生徒様の使われた意味が間違っているのではなく、その語は、別の意味にも使われていたり、確かにそう言う意味もあるのですが、アメリカ人やイギリス人、アイルランド人、カナダ人、オーストラリア人、ニュージーランド人は、その意味では使わない語という事が、よくあります。
例えば、「テンション」は、立派な日本語です。私も、テンション上る!の意味はよーく分かります。
けれど、英語では、tensionの意味は、いくつかあります。
物理的緊張
物語のサビというか、盛り上がるところ。
おそらく、テンション上がる、は、物語の盛上りの意味から採用されたのではないかと、推測できると思います。
けれど、本来の英語では、tensionは、「緊張」がよく使われるいみなのです。
人の気持ちの盛上りという意味では、tensionは、使われません。
このような、英語と日本語の意味のズレが、英語を難しいと思ってしまう要因だと思います。
けれど、そんなに悲観せず、
色々ある意味の中から、ちょっと一つ採用してみよう!というくらいの気持ちで、使ってみてください。
そして、変でしたら、別の意味で使ってみる。
そんな風に、外国語を楽しんでみましょう。
意味は分かるけど、そんな風には日本語はつかわないよ、という日本語を話す外国人は、なんだか健気でキュートですよね。
その逆だと思って、日本語とは違う言語を使う事を楽しんで頂きたいと思います。