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Close to me! ─ 添乗員のひとり言 ─

海外旅行業務40年・海外添乗回数350回超の経験・知識・技術を伝えていきます。

続きです。


   アメリカとヨーロッパでは、エチケット・マナー微妙に違います

   日本はどちらかと言えばアメリカ寄りですその為、ヨーロッパで失敗をしがちです。


   ディナーでのことですが、脚を組む、普通にやっておりますが、おおよそのヨーロッパではNGなんです、特に☆☆☆☆以上のホテルで

   CAFEでは問題ありませんが、夕食時でのそれは大変行儀が悪いと見なされてしまいます。女性がそれをすれば、高級娼婦と間違われ“How much?” てなことになりますよ。


   同じく4つ星以上のホテルですが、どんなにおしゃれで高価なものでも、ジーンズバーやレストランではNG。というよりも入れてくれません。昼間は大丈夫なのに・・・。

   基本的にジーンズは作業服と見なされておりますもんで。


   イタリアでピザを食べる時、ナイフ・フォークが出てきます。日本では手でつまむんですが、殆どのイタリア人はナイフとフォークを使います。

   なぜ日本がそうなったかと言えば、多分ピザは戦後アメリカ兵によってもたらされたのが原因かと思います。

   何でも略式を好むアメリカ式が定着したのかな?


   イタリアでディナーの場合パスタが出ればスープは有りません逆も真なりです

   これは皆さんも既に承知しておられると思いますが、日本ではスパゲッチを食べる際、どういう訳かスプーンが付いてきます

   日本でよく見られる光景ですが、スプーンで受けてフォークをくるくる回す。多分これは日本独自のものだろうと思います。


   イタリアで例外的にスープスパゲッチの場合にスプーンが有ったように記憶しております。間違ってもスプーンを要求しないようにお子ちゃまと間違われますよ。


   一部を紹介致しましたが、ここ最近の大量日本人渡航により一部日本化されているかもしれません。でも、4つ星以上クラスのホテルでは、頑なに守っていると思いますよ。


   また、日本での食事に関しては上記の事柄一切気にせず食事下さい。なんてったって、ここは日本なんだから


   日本の紳士淑女の皆様、日本の常識が必ずしも世界の常識で無い事、予め知った上で海外旅行をお楽しみ下さい。


   でも、“死ぬこと以外はかすり傷”くらいの心意気も大事だよ。

   リラックス・リラックス。


   Have a nice trip!

 

   4th, December, 2013 / T.Konishi


   


   

Revised


   40年程前、まだヨーロッパに行く人が少なく、限られた人たちが日本を代表しているのだと云う意気込みでツアーに参加しておられました。

 

   それこそ出発当日・到着日は渡航者1名に対し向こう三軒両隣・会社関係・友人達と、わんさか空港(当時は伊丹空港)にお越しの頃です。まるで、出征兵士見送りのようだったなー(戦後生まれですが、何故か知ってます)。


   そして、判で押したように免税品購入(ジョニーウォーカー黒ラベル・カミューナポレオン・タバコはダンヒル・香水はジャンパトウジョイ)を外貨持ち出し$500~700だったかな?日本円持ち出しは¥20,000と厳しい中、工夫して買い物しておられました。


   東南アジア・ハワイ(グアムはこの当時あまり行く人いなかった)はこれ程大げさでは有りませんでした。

   でもヨーロッパ舶来の語源となったあこがれの地)となれば、何か歴史的に一目置いているようで、日本人として(日の丸を背負っている感覚)恥をかく訳にはいかない緊張感が有りました。


   そんなこんなでレストランでの夕食のとき、多方向から私・添乗員は熱い視線を感じ、ふと顔を上げると私のお客様方からのものでした。


   テーブルマナーに慣れていない方々が、添乗員の一挙手一投足を真似ておられたのです

   今となっては昔の話ですが、何とも微笑ましい光景でした。


   さて今、気付くことが有ります。

   ディナーでのワインについて肉料理は赤、魚介料理は白という、判で押したように注文する人がいますが、実際、現地の人は拘っておりません

   単なるそれぞれの食事に合う(主観の問題ですが)という事で、エチケット・マナーとは余り関係ないようです

   お好きな方を心行くまでお楽しみ頂いてOKです。

   ようは、楽しく食事すればいいという事でしょうか。


   ワインテストについてお伝えしておこうかな

   ワインリストを見て自分でチョイスした場合(これはかなりのツウ)は問題ないのですが、殆どの場合、赤・白・ロゼー・スイート・ドライの選択肢を伝え、後はソムリエにお任せです


   ウィまたはOKで何も問題はないのですが、たまに気取った方が“ノン”と言ったりします(一口飲んでテイスティングしてます)。

   ソムリエはプライドに懸けて次の一本をお持ちします。その都度最初の一本は引き取ります

   これを何度か繰り返すと遂には高級ワインに至り、最後の“ウィ”で落ち着いた一本は“ゼロ”が一つ多い代物で有ったりします。

   さらに大変なのはそれまで“ノン”といって返した総てのワインの請求もなされます(飲んでないのに)。

   下手したら持ってきたお小遣い、総てはき出しだー。

   カッコつけるのも程々に。


   因みに、白ワイン・ロゼー冷やしますが赤ワイン冷やしません

   赤ワインのうまみ要素“しぶみ”が、損なわれるからだそうです


   長くなるなー。前編これまで。


   22nd, November, 2013 / T.Konishi

REVISED


   2011年1月からこのブログ、始めました。

   当初なので、殆ど人目に付くことなく、忘れられてきましたものの中で、幾つかを選抜して(独断と偏見)再度公表致します。


   私自身の息子(33歳)・娘(31歳)を含めた、これからの日本を背負って立つ同年代およびそれ以降に生まれた若者たちに伝えたいことが有ります


   以下の約束事を守りながら…。

   ①上から目線にならない。

   ②木を見て森を語るようなことのないように。

   ③嘘をつかない。


   この3原則を守って、淡々と事実を伝えよう。でも、若い君たちに、迎合したり、媚を売ったりはしないからな。


   海外旅行業務40年・海外添乗回数350回以上経験知識は伊達ではないよ。でも、君たちが失敗しないようにを意図してる訳では有りません


   大いに失敗し、多くを学習することを勧めます

   ただ致命的な大怪我をすることの無いよう、“転ばぬ先の杖”に成れば本望です。


   若者同士の付き合い、楽しく・嬉しく時間の経つのを忘れるひと時では有るが、20歳を過ぎたら、同年代ばかりでなく、ずーっと年配の人たちに目を向け、話し合うことを勧めます

   

   君たちに沢山の過去の学びを伝えたくて。

   おじさん・おばさんたちは、いつでもOKだ。準備できてるよ。

   明日の日本の為に、役立ちたいんだ。


   世界中を旅してきて感じた事、日本最高!日本に生まれてよかった!


   25th, October, 2013 / Toshiro KONISHI