海と山、時々きもの -90ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

紋紗の羽織を探し出してから数か月、ようやく、これぞ、というものを見つけた。

理想を言うと、私は明るい色の着物が多いから、羽織は黒か濃い灰色か濃紺の紋紗で、下の明るい色の着物がうっすらすけるようなのが涼し気でいい。

そして私は身長がある(=面積が大きい)から、地紋はあんまりごちゃごちゃしてなくて縦にすっと流れるようなのがいい。

時々ある、絨毯orカーテンのような地紋は避けたい。

黒一色だとちょっと寂しいから、少し模様が入っているとなおいい。

 

・・・と思って探し始めていろいろあててみたけど、薄羽織、難しい。

 

①黒が似合わない

まず、探し始めてすぐ、致命的なことに気づいてしまったのだけど、

 

私、絶望的なまでに黒の羽織が似合わない。。。

 

いや、以前袷の羽織で黒を試したときに、似合わない、というのはわかってたんだけど。。。

透ける素材ならまだ似合うかな、と思ったんだよね。。。

 

なんでこんなに似合わないんだろう。。。洋服は黒ばっかりだから、黒という色が似合わない、という訳ではないと思う。

でもなんでか、羽織で黒というのが似合わないんだよね。。。

紫も駄目だった。なんか、玄人の人みたいになった(うまく言えないけど)。

紺はまだ大丈夫で、グレーとかならなお良し。

 

何個か試してみて思ったのは、私は着物に関しては強い色、濃い色が似合わないのでは、ということ。

 

こんなにも黒の薄羽織に憧れているというのに、夏の黒の薄羽織くらい素敵なものはないと思っているのに、無情な現実を突きつけられて悲しい。。。

 

②紗の羽織で気に入る地紋がなかなかない

まぁ要するに、突き詰めるとこれも「似合わない」ってことかもしれないんだけど、なんか、「絨毯orカーテンみたいな地紋じゃない」紋紗の羽織、ってなかなかない。。。

よくある文様の奴は、何個かあててもらって、まぁ似合わなくもない気もするけど、なんか老けてみえるというか、物足りないというか。。。

 

③レースの羽織も似合わない

じゃあもう紋紗にこだわるのはやめて、ポップなものはどうだろう、と思って、ニット?みたいなレースみたいな羽織を羽織ってみたりもしたんだけど、これも絶望的なまでに似合わなかった。

 

ポップなものがここまで似合わない女って珍しいのでは。。。

根暗が顔に出てるせいだろうか。

 

④柄が入っている紋紗の羽織、ってなかなかない

じゃあやっぱり紋紗で、と思って探してみたけど、②の地紋問題に加え、「地紋だけじゃなくて、文様(=柄)が入っている羽織」、っていうのがなかなかない。。。

入っていたとしても、気に入るものがない。。。

 

 

と悶々としていたときに、か〇の屋さんの4月のインスタで、すんごく素敵な、黒の羽織にツバメの刺繍を施したものを見つけてしまった。

 

紋紗に刺繍。。。しかもツバメ。。。素敵だ。

 

私は4月頃から着られる紋紗の羽織を探しているので、4月にツバメの羽織なんて、最高of最高。。。

三才山紬や白大島の上に着たら素敵そうだ。

 

と思って週末にか〇の屋さんを訪問。

 

残念ながら黒のツバメの羽織は売り切れてしまってたけど、他の、紋紗の生地にお〇弘の刺繍を施したという生地を幾つか見せてもらった。

ツバメのをオーダーすることもできる、と言われたので心が動いて、顔映りをみるために別の黒の羽織を羽織らせてもらったけど、やっぱり絶望的に似合わない。というわけでこの時点で黒はもう、泣く泣く諦めた。。。

 

地紋がとても気に入った露芝のは色がいまいち(水色が明るすぎた)、他も柄がフォーマルすぎたり、最後まで悩んだのは、ベージュにツバメの刺繍と、ごくうすいサーモンピンクにとんぼの刺繍の2つ。

サーモンピンクのはものすごくかわいらしく(そしてピンクに転びすぎることもなく)、顔映りはこれが一番いいように思ったけど、有職文様っぽい地紋がややフォーマルすぎるかな、と思ったのと、3月4月からとんぼの柄を着るのもな、と思ったこともあり、結局ツバメのにした。

 

この地色(くすんだベージュ)はさほど好き、というわけではないんだけど、3,4月から、という私が着用したい季節と、中に着るものとの組み合わせを考えたら、汎用性は高い気がする。

地紋も露芝のほど、「好き」って感じではないんだけど、縦に流れているのも、カジュアルめなのも良い。

それにやっぱり、何より、このツバメの刺繍がかわいらしすぎる。。。

なんかうすうす気づいてたけど、私、たぶん鳥が好きなんだな。。。ハクセキレイの帯といい。。

当初考えていた予算を大幅にオーバーし、私の持っている一番高い着物と同じ値段がしたけど、まぁ、私にとっては一生に何枚も誂えるものではないし、大事に使おう。。。

 

先日羽織を仕立ててもらった仕立て屋さんに持っていき、今仕上がり待ち中。。。

この前羽織を仕立てたときにいろんなアドバイスを頂いてから、私はもう今後大切な着物は絶対ここで仕立てようと決めている。

私はだらんとした長い羽織があまり好きではないんだけど、刺繍を切らないようにするためには、長羽織にせざるを得ない。。。。

でも、店主さんに相談してできるだけ短く仕上げてもらうようにお願いした。

 

おそらく出番は来年の春になると思うけど、楽しみ過ぎる。。。

 

 

 

前回からだいぶ日がたったけど、本日着た藍色の花織紬について。

 

ここでおさらいすると、この花織紬、ネットで「新古:本藍染花織紬、某有名染色工房」として出ていたのを買ったものの、問い合わせてみたら「証紙はないけど目利きでたぶんそうだと思う」と甚だ心もとない答えが返ってきたため、本藍染なのか「某有名染色工房」なのかすらわからない、というもの。

 

私にとってのこの花織紬の謎その②は、

 

これはいつ着るべき着物なのか??

 

ということ。

 

買ったときは袷だったんだけど、薄さと色とを考慮して5月くらいに着たいと思ったので、裄丈・身丈を直すついでに、胴抜き仕立てにしてもらった。

 

で、あがってきた着物を見て、沸いた疑問。

この薄さ、透け感、文様。。。

 

これ、花倉織、花絽織とかいう奴なのでは???

花倉織にしては、文様が単調過ぎる気もするので、花絽織?

 

これは胴抜きにした背中部分を裏から見たところ。

そして、花絽織って、「絽」というくらいだし、夏の着物のイメージ。。。

しかし元は袷だったしな。。。

ネットを見ても、基本夏だというものもあれば、いつでも着ていいんだ、というものもある。。。

 

まぁ普通の絽と違って実際に着たときの透け感はほとんどないので、袷としても着ていいのかもしれないけど。。。

 

これだけ色落ちする着物を夏物として着たくはないので、4、5月かあるいは真冬に着たいんだけどな。。。

相当気に入っているので手放すことは絶対にしないけど、大好きなだけに、いつ着る「べき」着物なのかわからないのがちょっともやもやする。。。

 

前から興味あった横山大観展。

昨日の公式twitterを見たら、10時時点で「並ばず入場できます」、と書いてあったので、そんなに込まないのかな、と今日10時半頃に着くように出かけてみたら。。。長蛇の列&「入場30分待ち」との看板。

せっかく来たし一瞬並ぼうかとも思ったけど、じりじりと照る日差しの強さに挫折してとぼとぼ引き返した。

オンラインで事前にチケット買ったのは失敗だったかも。。。会期終わるまでにもう行けない気がする。

 

絵を見るのは好きだけど、人込みの中並んでまで絵を見たいとは思えない。。。

画集と実物とじゃ絵の大きさや迫力が段違いだけど、日差しに焼かれながら30分並んで絵を見るくらいなら画集でいいです、はい。。。

 

せっかく意気込んでいったのにややがっくりしてしまったので、代わりに?三井記念美術館の「大名茶人・松平不昧展」を見る。

 

今日は最高気温22℃という着物日和だったので、着物。

もう夏までに着物着るのも最後かな、と思いつつ。。

藍色の花織に紅型の帯。

 

丹後ブルーの帯揚げ。

 

丹後ブルーの帯揚げは、小林染工房さんの。

着物サローネでブースを通りがかり、このブルーに一目惚れしてお買い上げ。

 

バッグはそろそろ夏だしAlaiaのお気に入りのを引っ張り出してみた。

洋服でも夏はほぼこれ。

買って3か月もしないうちに、取っ手の金具が壊れる(重いもの入れてたわけでもないのに)、というややがっかりな点はあるものの、とても大好きな鞄。

 

しかし、合わせてみると、なんかいまいち???

 

なんだろう・・・何が悪いのかよくわかんないけど、何かしっくりこないというか。。。

このAlaiaのレーザーカットが花織とかぶるというか。。。着物も花織、帯も花織(っぽい)、それで鞄まで花織(っぽい)から、くどいのかな??

 

原因はよくわからなかったものの、どうにも落ち着かなかったので、マンションの玄関まで出たところで引き返して、結局松枝忍さんのバッグにした。

これは鉄板。

 

 

先日誂えた藍の紅型の帯、本当はこの藍色の花織に合わせて深海コーデを作るのが夢だったんだけど、たぶん無理だな、というのを今日改めて認識した。。。

 

この花織の着物は胴抜き仕立てで薄く、今日の最高気温は22℃と、快適。

なのに、そこまで汗をかいたわけでもないのに、帯、めっちゃ色移りしている。

 

去年の秋に初めて着た際には、「色移ってる?気のせいかな?」と思ったけど、これはもう気のせいでなく色移りしている。。。

 

私はこの証書なしで中古で入手した紬が「藍染」というのをやや疑っていたんだけど、でも色移りするっていうことは本当に藍染なのかな。。。

いずれにせよ、この花織がこれだけ色移りするものなら、あの「海想」の帯は締められないことだけははっきりした。

とうぶんはこの紅型の帯が花織専用として出動しそう。。。

 

 

 

久しぶりに着物を着た。

4月は忙しかった、というのもあるけど、何より暑すぎて。。。25℃を超える気温で着物を着ようとは思わない。
思えない。
お稽古には暑くても我慢してポリの着物を着たりはするけど、普通のお出かけに正絹の、しかもお気に入りの着物たちを着るなんて、汗が怖くてできない。
もうこの春着物着るのも最後かな、と思いつつ久しぶりに着たのは白大島。

合わせたかったのはこの帯。
志ま亀のくす玉の帯を初卸。

こうやってみると只の紺の帯に見えるけど、実物は碧色というか、青と緑の中間のなんとも言えないきれいな色。
和色大辞典でみると、高麗納戸色、が一番近いかも。高麗納戸色をもう少しだけ青に寄せた感じ。

向こうにいる間にきもの〇ンタービレさんで志ま亀を知り、いつか行きたいと思っていてこの春、ついに見るだけのつもりで見に行った。。。
ら、結局帯を買ってしまった。
 
相変わらず着物に関しては惚れやすく欲望に弱い私。。。

だって素敵すぎた。。。
志ま亀さんは独特の色も素敵なんだけど、この「重さ(古典さ)」と「可愛さ」のバランスがほんとにドツボ。

ほんとはもっといかにも「志ま亀」な色、あの独特の紫のや錆朱のとかにしようかとも思ったんだけど、結局最初に見たこの帯の地色が忘れられずこちらにした。
 
志ま亀の着物は志ま亀の帯にしか合わせ難いと思うんだけど、志ま亀の帯は結構なんにでも幅広く合わせられると思う。
特にこの白大島や三才山紬みたいなシンプルな紬。
志ま亀のお店に行ったときは三才山紬を着てたけど、この帯もそうだし、他に合わせた赤紫や錆朱の帯も、どれもとてもよくあった。
 
帯の地色も好きだけど、地色とこの差し色の橙色の組み合わせが何とも言えず好き。
帯締めはネコヤナギの帯のために買ったものだけど、この帯にもまぁ合わないことはない。。。かな。
でも白と朱のグラデーションとかのほうがより合う気もする。。。今度いろいろ試してみよう。
 
着物を着て行った目的地はここ。
 
上村松園が好きで好きでずっと行きたいと思ってて、やっと会期が終わるすれすれに滑り込めた。
「序の舞」も素敵だけど、今回の新たな発見は「島成園」。
 
こんな画家さんいたんだなぁ。。。
「春の愁い」がとても気に入った。
 
こういう美人画は女の人の姿かたちはもちろんだけど、着物を見るのも楽しい。
 
見たいものが見られて、新たな発見もあって、着物も着られて(しかも一目惚れ帯の初卸)最高に満足した。。。したけど、問題はこの陽気。
この日は最高気温25℃まで行かなかったはずなのに、そして日傘をさしていたにもかかわらず、汗ばむほどだった。
上野広小路で降りてから15分近く歩いたせいだろうか。。。結構衿も抜いてたんだけどな。。。
 
私はしょせん上っ面の着物好きなので、暑い中でも着物が快適、と思うところまで着物を愛せない。。。
悲しいけど、暑いときはペラいノースリーブのワンピース一枚のほうが断然涼しい。正直。
せっかく卸したけど、この志ま亀の帯はもう秋まで出番なさそう。。。
この夏までに着物を着る機会も、せいぜい後1回かな。。。
 
ちなみに三才山紬は、胴抜き仕立ての袷だけど、この季節には素材が暑すぎて不向き。
白大島は袷だけど、これも先日久しぶりに着て改めて思ったけど5月には暑すぎ、せめて胴抜きにしようか迷っている。。。
ていうか近年のこの東京の陽気、もう全部の手持ち(除く知花花織)を胴抜き仕立てにしてしまってもいいんじゃないかと思うくらい。。。
 
経産省の和装振興会の報告書によれば、購入する際の情報収集手段として最多はいずれの年代でも「店舗の訪問」だけど、その次に多いのが「インターネット」。
2、30代に限って言えば、この割合は6割近くに達する。
あくどい値付をしようとしてる人達は、これをよく覚えておいたほうがいいと思う。
 
ずっと欲しくて、問屋に別注してた帯が上がってきた。

初めてネットでこの帯を見たとき、一目惚れしてしまった。
海大好きの私にとってこれは運命の出会い。。。とまで思った。
確か生地は絽か麻で、これと同じ藍の濃淡。
塩瀬か縮緬でほしいな、と思って、ネットショップ上を探し倒したものの、なかなかほしい生地、色でない。
結局、問屋を通して別注することになった。
 
私の大好きなふぐが描かれている、というのもポイント。
いくら見ても見飽きることがない。ほんと可愛い。

しかし、無事、この帯を手にしたので(=問屋さんとの付き合いはこれでキレると思うので)、これだけは書いておかなければならない。
この帯を入手した経緯と、着物「問屋」への不信感を。
 
そもそもこの問屋と知り合ったのは、私がこの前書いた〇縄の工芸品展で後ろに張り付かれたのがこの問屋の人だったからだ。
この人の帯を探している、というと「お店に入ってきたら連絡します」と言われたので、
 
縮緬か塩瀬。藍の濃淡。たれは無地で藍もいいけど別の色でもいい」
 
と伝えて、入荷したら連絡してもらうようにお願いした。
 
数週間後、電話がかかってきて、「現地の者が来ていて、帯を別注で染めることができる。是非どうですか」と。
お値段は、と訊くと、「28万円からです」という。

で、お店に行って、その係の人と現地の人(これは別に生産者という訳ではなく、現地のコーディネータ(生産者にデザインなどを発注する)のような人らしい)と話して、結局別注でお願いすることに決めた。
で、いくらですか、と改めて切り出すと担当の男の人、懐からあの謎の電卓を出し、なんと、

350000、と出す。
 
いやいや、あり得ないから。
 
電話で28万って言ってたのはなんだったの。
まぁ、「28万から」とは言っていたけど。
 
「28万っていうのは何だったんですか」
と尋ねると、
「松岡姫はいい生地なので」ともごもごいう。
 
いやいやいや。
そのロジック、おかしいから。
 
ここでもう一回書いておきたい。
 
私はこの業者に、「縮緬か塩瀬。藍の濃淡。たれは無地で藍か別の色」と伝えていた。
「松岡姫で」なんて一言も指定していない。
 
松岡姫が35万するというのであれば、普通の縮緬か塩瀬で作ってくれればいいだけのこと。
仮にこの帯は普通の縮緬か塩瀬では作ってなくて松岡姫でしかない、というなら、「28万」という数字はどこから出てきたのか。
どちらにしろ、こちらからのお願いは1mmも動いていないのに、電話して訊いた値段がいざ注文する段になって跳ね上がっていた説明にはならない。
 
あと、着物問屋に一言言っておきたいのは、冒頭にも書いたように、最近の消費者は購入する際インターネットで情報収集してる、ということ。
 
私はこの帯を4年以上探している。
今はいろんなお店がネットでショップを出していたり、オンライン販売はしないまでも、商品の説明をしたりしていて、私はこの帯だって同柄でいろんな素材のを見てきた。
このデザインの帯、私の知る限り、紬地(〇〇上布とか、〇〇紬)、麻とか夏素材、縮緬、の3種類で出ている。
塩瀬は見たことはない(2017年夏時点で。)
 
そしてこの数年間で私がみた、この作家さんのこのデザインの帯の価格を一部挙げるとこの通り。
 
縮緬 多彩 九寸 23.5万 (税込み)25.3万
紬  多彩 八寸 65万
八重山上布 藍濃淡 九寸 35.64
麻 多彩 九寸 32万
藤布 多彩 75万
 
もちろん店舗によって価格交渉力に違いはあるだろうし、私の探した結果が全てと思うつもりはない。
でも大体の相場はわかったつもり。
 
垂れ先を無地にするとかしないとかの違いはあるだろうし、松岡姫と他国産の違いはあるだろうし、もしかすると青の顔料は高くて青濃淡にすると、多色使いにするよりもお金がかかるのかもしれない。
自分の好きな色で染めてもらえるんだし(まぁデパートですら普通の染め帯だったら色違いの別注は無料のとこ多いけど)、私はこの帯がほんとにどうしようもなく好きで好きで、恋するレベルで好きで、もうずっと何年も欲しかったので、手間賃として多少相場に上乗せしてもいいとは思う。
でも10万以上も上乗せして買うつもりはない。
この問屋の担当者が最初私に工芸展で言った「問屋なのでお安くできますよ」という言葉がほんとならなおさら。
 
っていう不信と不満が顔に出ていたのか、それとも、値を釣り上げた理由が「松岡姫はいい生地云々」というロジックはさすがに自分でも破綻していると思ったのか、「でもまぁ、私がお誘いしたので。。。」ともごもご言いながら電卓叩き出しそうになったので、
 
「仕立てとガード加工入れて30万で」
 
ときっぱりお願いした。
当初の向こうの提示価格が28万なら、仕立てとガード入れて30万って妥当だよね。妥当っていうか優し過ぎるくらいだと思う。仕立て+ガードなんて普通1万円ちょいでできるんだから。

なのに、担当者と現地のコーディネーター2人で「大丈夫ですか」「何とか頑張ります」みたいな会話を眼前で繰り広げているのにとても白けた。
よっぽど、「それ色違いで同じ帯、ネットで25.3万で売ってましたよ」って言ってやろうかと思ったくらい。
 
この帯を購入した後も、前回書いたように着物を70万で薦められたりして、ほんと、もう、問屋はこりごり。不信感しかない。