海と山、時々きもの -83ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

ロープワークと懸垂下降の2つの教室に参加。
 
ロープワークの講習は前半はロープの結び方の講習、後半で実際に習ったことの演習。
腐った土の斜角60度以上はありそうな急斜面をずりずり落ちながらそこら辺の木の強度を確かめながら支点構築しながら登っていくのは結構大変だった。
 
そして、スリングをぐるぐる木に巻き付けている最中に、
 
そういえば私はいつも単独行だから、この技術って必要ないんじゃ。。。
 
ということに気づいてしまった。
まぁ、楽しかったので良いんだけど。
 
ロープワークの講習で殆ど動かなかったから、懸垂下降の方もそうかと思いきや、こちらはかなりのハードワークで翌日全身筋肉痛になった。
1時間程講習受けた後に実際に10m程の崖から懸垂下降。
 
降りる所まで行くのに早速習ったばかりのセルフビレイを取りながら進む。

セルフビレイ用スリング。
 
何にも考えずに他のスリングと同じ色だというだけで目についた奴を石井スポーツで買ったけど、講師の人にはセルフビレイには適した素材だと言われた。
ダイニーマをナイロンでコーティングしているので両方の欠点をお互い補っているコードだとのこと。
(スリングは長さ毎に同じ色系統で揃えたほうがいい、わかりやすいので、というのは石井スポーツの店員さんからのアドバイス)。
 
ハーネスに通し、
クローブヒッチでカラビナにかける。これだけでも良いけど、今回はこれに120㎝スリングをかけた。

途中の支点となる木では2つのスリングのうちの1つをかけたままに、もう1つを外して架け替えながら進む。
 
「ここから??」と動揺のあまりぶれた写真。

 
木にセルフビレイをとりながら懸垂下降の準備をするんだけど、あの、すみません、それ向こう側ないですよね。。。
2回懸垂下降して1本目は手前から、2本目は手前から2つ目のルート。
 
1本目はまだ足場があってセルフビレイするにも安心感があった(ただしうまく下降できずに宙づりになったりしてまごまごした)けど、2本目は足をかけるところがない垂直の崖面にセルフビレイだけで足つっぱりながら懸垂下降の準備をすることになり、
軽くパニックになって習ったことが全て頭の中から吹っ飛んだ。
懸垂下降の準備が吹っ飛んだのはもちろん、そのあと習った登り返しの技術も全飛び。
1本目降りた後に他の人の登り返しや再度の懸垂下降の演習を見ながら「あーしてこーして」と頭の中で予習したりしていたことが全て吹っ飛んだ。
 
「え?無理。これ無理!」と恥も外聞もなくわたわたしてしまったり、「これ、ぶら下がっても大丈夫なんですよね?大丈夫なんですよね????」とあほみたいに講師の人に確認したりして、懸垂下降の準備にめっちゃ時間がかかってしまった。。。
セルフビレイが信用できない。体重かけた瞬間落ちるんじゃないか、っていう恐怖感がある。

この黄色のジャケットの人と同じところに自分もセルフビレイをとることになった。足場はない。崖に地面つっぱってるだけ。
 
なんだろな、この懸垂下降の恐怖感。。。
前に受けた、ロープクライミングの講習では、上まで行った後同じようにロープでほぼ懸垂下降と同じようなことしながら下ってきたけど、その時はここまでの恐怖感は感じなかったのに。。
 
確保されてるか確保されていないかの違いかな。
 
懸垂下降はほんと、準備を一歩間違えれば落ちて死ぬな、というのがひしひしわかった。
クライミングで死亡事故No.1というのもよくわかる。
セルフビレイで崖にぶらさがるのも怖いし、一個一個しつこいくらいに準備があっているか、講師の人に確認しないと怖くて下降開始できない。。。
こんなんじゃ全然ダメだな。。。
 
たった2回懸垂下降(+登り返し数mと再度の懸垂下降)しただけなのに、ものすごい緊張だったせいか帰りの車の中では爆睡してしまい、よたよた自宅に帰ってきて、13時間寝て起きたら学んだことの全てを忘れた気がする。。。
 
なんだっけ、懸垂下降からの登り返し。。。
まずロープに片結びで流れ止めを作ってから、足場用のフリクションコードをビレイデバイスの下に作って。。。あれ、上だったかな?いや、下のはず。。。
 
後5回くらいやらないと覚えられない自信がある。。。
ずっと一人で登りたいのでなんかあったときのためにも懸垂下降は覚えておきたい。。
また講習に通わないとな。。。
岩場をよじ登りたい衝動が爆発して、10/20日、上高地から西穂高岳を日帰りピストン。
 
今回は東京駅からのさわやか信州号を利用。
3列はとても楽だったけどやはり殆ど寝られず。
田代橋の前にトイレがあることは予習していたけど、どんな所かわからなかったので、最終の休憩でコンプレッションタイツを着用。
結果的にはそうして良かったと思う。
田代橋のトイレはきれいだったけど、明かりはなくヘッドランプ着用で入ったので、そんな中もぞもぞ着替えるのはやはりやりにくい。
 
さわやか信州号は日曜朝着にもかかわらずほぼ満席だったけど、上高地の帝国ホテル前で降りたのは私だけだった。
5時半前で辺りは真っ暗。
私の他には前のおそらく新宿からのさわやか信州号で降りた1人と、タクシーで着いた2人だけ。
荷物を整えて出発するころには私一人だけになっていて、T字路なので迷うはずはないんだけどチキンハートなのでどきどきした。
 
クマさんね。うんうん大丈夫。
熊鈴+ヘッドランプの明かりだけじゃ不安だったので、今日は昔餞別に「護身用に。これで人も殴れます」と人から貰ったフラッシュライトを装備している。
熊が出てきたらこれで戦おう。
 
。。。まぁ間違いなく私の負けだが。

幻想的。
おそらく上高地のホテルに宿泊していると思しき外国人観光客数組とすれ違ったのと、田代橋ふもとのトイレで女性2人組の登山客と会ったの以外は人には会わなかった。
 
びくびくしているせいかおどろおどろしく感じる登山口。

人も殴れるフラッシュライトを構えていざ、西穂高へ。
 
しばらくは前にも後ろにも人はおらず、真っ暗で、写真撮る心の余裕もなかった。
やっと日が出てきたけど、早朝なのでどこに寝ぼけた熊さんがいるかわからずどきどきすることには変わりない。
ああでも天気がいい。今日来てよかった。
ほんとは22日にしようと思っていたけど、雨予報が変わらなかったので、土曜の昼にその晩に出発するさわやか信州号を予約したけど、正解だった。
 
朝からヘリの音がしてて、どきどきしていたけど、木立の隙間から見えたヘリは荷物用だったらしくてほっとした。
このヘリ、10往復以上はしていたんじゃないだろうか。ご苦労様です。
 
2時間で西穂山荘に到着。
人は殆どいない。
トイレ休憩10分で再び出発。
新穂高からのロープウェーが動き出したら混雑するときいていたので、ロープウェーのお客さん達が来る前に西穂高の山頂まで行きたい。
ああ最高。やっぱり今日にしてよかった。
 
 
あの真ん中が西穂高かなぁ。。。
その奥の岩々したのが奥穂高か。
いつか行ってみたい。

 
雲海の上を飛ぶヘリ。
 
独標までは特に怖い箇所はない。
割とアスレチックだけど目印ははっきりしてる。
 
こっちは駄目で。
こっちはOK.
山荘から独標まで大体1時間。
独標の上から。
「富士山が見えるのわかりますか」と言われて「?」だったけど、今こうやって写真を見ると右側の奥のほうにうっすら見えているのが富士山だろうか。

谷川岳以来、三週間ぶりの登山にしては結構良い、目標通りのペースで来られている。
さわやか信州号では寝られなかったし久しぶりの登山で登ってる途中から気持ち悪くなりはじめ、登っている途中はもう独標でやめようかな、と思っていた。
けど、休憩しているうちに、せっかくだから行けるところまで行ってみよう、とヘルメット装着。
 
うーんやっぱりグレイだわ。。。
結構疲れているのは自覚していたので、ゆっくり行くことにする。
一歩踏み外せばこころころぽとん、の所も結構あるので、慎重に。
私は疲れるとすぐふらつくし注意力散漫になるので。
 
独票から山頂までの間で怖いな、と思う箇所が2か所あったけど、最初に怖いな、と思ったのが、たぶん独標からそんなに遠くないここ。
一歩踏み外せばまっさかさまなところをトラバースするんだけど手がかりが少ない(ように見えた)。どこに手をかけて足をかけたらいいのか一瞬迷った。
 
独票が11で主峰が1。。。それまでひたすら岩場を上り下り上り下り。
ピラミッドピーク。

うん、まだいける。
6か。。。
たぬき?
チャンピオンピーク。
うん、まだもうちょいいける。
空は晴れているし、左右は素晴らしいし、後ろも素晴らしいし、まだまだ。。。。
山頂の上に人の集団がいるのが見える。
たぶんこれは、西穂山荘に泊まった人達かな。。。
独標以降で怖かった2か所のうちの2か所目。山頂直下の岩場。

登るときはそうでもなかったけど、降りる時結構ぷるぷるした。
ちなみにこの女の人、軽装とはいえすごいスピードで追いついてきて、最後のこの岩場もスパイダーマンかと思うような手さばき足さばきでするする、と登ってきた。
「別に難しい岩場ではない」とのこと。羨ましい。。。
 
主峰到着。出発から4時間40分。
 
西穂山荘宿泊組は降り終わり、ロープウェー組はまだ到着していない、ということでこの時山頂にいたのは上高地組。
私とさっきのスパイダーウーマンともう一人しかいなかった(あとから1人到着)。
こんなに空いているのは珍しい、とのこと。ラッキーだった。
 
あっちが奥穂かぁ。と地図を見ながら休憩。
西穂→奥穂縦走もしてみたい、と思ってるけど、今日の私のビビりっぷりとへばりっぷりを考えると、もう少し訓練つんでから挑戦したほうがよさそうだ。
だってこっからもっと怖い岩場を5時間以上も歩くんだよね。
今挑戦したら確実に落ちる自信があるわ。
もう少し鍛えるその日までさよなら奥穂。。。
 
名残惜しいけど、帰りのさわやか信州号が15時30分発であることを考えるとそんなにゆっくりしてられない。
というわけで20分弱で後ろ髪ひかれる思いで出発。
 
紅葉はもう終わりかけ。
 
独標の上に人がたくさんいるのが見える。
帰りは恐らくロープウェー組と思われるたくさんの人とすれ違った。
すれ違った若者グループの一人が仲間に対して「八峰キレットの方がこれよりはるかに怖い」というのを聞いて、そうか、それならこの前の鹿島槍→五竜縦走が流れて先にこっち来ることになって良かったのかも、と思う。
 
これはたぶん独標。。。だったはず。
 
明るいところで見ると行きと違って怖くはない。

登山開始から8時間半で上高地の登山口まで戻ってきて登山終了。
帰りのさわやか信州号の時間までには少し余裕あったので、生まれて初めての上高地を散策。
水の色が美しい。

 
もう少し前なら紅葉ももっと鮮やかだったのかもしれない。
秋が終わる前に来られて良かった。
三連休は、今年最後のテント泊&岩場を登ろうと思って、扇沢から鹿島槍→五竜岳→唐松岳→八方尾根、を計画していた。
やっぱり岩場が好きだし、この前せっかく黒シロッコも手に入れたことだし、八峰キレットを歩いてみたい、と思ってとてもわくわくしていた。
 
が、台風19号が発生して、しかもなんだかとても強くて先日のあの台風15号より強いという。
 
近くの公園の結構太めの木が何本も折れたり根こそぎ倒れたりしていたあの台風15号より強いってそれはやばいのでは。。。
と思っているうちに、ニュースに「過去最強クラス」「猛烈な勢いの」なんて枕詞がつくようになった。
それでも優柔不断な私は諦めきれなくて、毎日数時間おきに「てんきとくらす」を眺めて台風が逸れることを祈りながら、(去年の八甲田は風速30mで稜線で撤退した。20m弱ならまだハイマツを掻い潜って冷池山荘までたどり着けるかもしれない)(土曜の午後から日曜朝にかけてっぽいから、土曜の昼までに山小屋について山小屋でやりすごせば。。。)(柏原新道で1か所、雨の日に土石流が発生するという箇所があるけど、まぁいってみてだめだったら扇沢まで引き返して野宿でもすればいい。テントあるし)(どうしても行きたい。キレットを歩いてみたい)と思ったりしていた。
 
一方で、「過去最強クラス」の台風に山小屋が耐えられるのか、例え雨があがったとしても朝の八峰キレットは凍ってるんじゃないか、そんなところ通過できるのか…という不安が拭えなかったし、万一柏原新道でなんかやらかして救助の人が出動する羽目になったら台風くる中でその人達に迷惑がかかるよな、という良心もちくちくしていた。
 
で、アルペン号をキャンセルするか迷いに迷っていた木曜日夕方、知らない電話番号からの留守電に気づいて伝言を聞いたら
 
「毎日新聞旅行です。11日のアルペン号はキャンセルになりました」と。
 
がーん。。。。
 
まぁ、でもそりゃそうか。。。
バスの運転手さんも私みたいな無謀なアホを乗せて後味悪い思いをしたくないだろう。
ほんとは自分で判断してさっさとキャンセルの連絡すべきだった。わかってる。。。私みたいな奴が遭難するんだ。

しかし、とっても残念だ。自然のことだから仕方ないけど。
9月の三連休の裏銀座も台風でキャンセルしたし、連休のたびに台風きている気がする。。。
日曜日に塔ノ岳でも行こうかと思ったけど午前中は小田急が運休するらしいし、じゃあ月曜日と思ったけど月曜日は雨の予報。。。
ついていない。。。
ずいぶん久しぶりに着物を着た。
帯は、今年の冬か春、池袋の西武だったか東武だったかで開催されてた全国工芸品展、みたいな名前の催事で買った黄八丈の半幅帯を小春太鼓風に。
三分紐と帯留はえり正。
 
この黄八丈の半幅帯は買って以来ヘビロテしている。
この黄八丈の赤味を感じる茶色とくすんだ黄色と光沢感が好きでたまらない。
今年の春はこの帯ばっかしていて普通の帯の出番が殆どなかったくらい。

これとか、
これとか。
(浴衣用以外の三分紐を持っていなかったので普通の帯締めをしているけど、改めてみるとアンバランス。。。)
 
まだ試していないけど、上田紬にも絶対合うし、

花織(?)にも確実に合う。

 
今日の大島にも、私は合うと思った。
ただ、我ながら非常に渋いというかレトロな印象にはなる。
 
この帯揚げ、実は二色。
 
で、最初は臙脂の方を出そうと思ってたんだけど、合わせたらなんか、なんていうか、「THE・昭和」な感じになってしまったので、慌てて黄土色のほうを外に持ってきた、という経緯がある。
 
大島も黄八丈もそれぞれ単体で見るときは特に昭和感を感じず、大島なんかは逆に柄がポップだなとすら思ってた。
でも、藍大島+黄八丈の半幅帯にえんじ色の帯揚げを投入した時に起こる化学反応の昭和感がすごかった。。。
上手く言えないけど。
まぁ、レトロなのも私は好きだけれどもね。。。
 
本日の外の気温はスマホでは25℃となっていたのでぎりぎり行けるかな、と思ったけど、下に楊柳の長襦袢を着てもやっぱりまだ少し暑い。
10月から袷だっていうけど、もう現代日本のこの暑さじゃ無理でしょう。。。
少なくとも私は10月いっぱいはこの単衣で過ごそうと思うので、いろいろな帯や小物を合わせて楽しみたい。
紅葉が始まりかけている谷川岳を西黒尾根から日帰り。

 
往路の足は例によってアルペン号。帰りは新幹線。
発作的に予約してしまったけど、今週は1年ぶりに扁桃腺炎を発症し金曜日しか勤務していないので、復帰初日の夜に夜行バスで登山に行ったなんて上司に知れたら激怒されそうだ。
まぁ、でももういい。
最近体調が底辺なのは、どう考えても仕事&職場のストレス値が限界突破したからなので、行倒れてもいいから頭の中を空っぽにして一人できれいな景色を見たかった。

金曜夜にアルペン号乗車。
乗車率は半分くらいだったけど、なぜか後ろに詰めて割り振られたので隣には人がおり、例によって寝られずほぼ徹夜状態。
しかも、薬の副作用か、それとも胃に穴でも開いているのか、先週からずっと食べたらお腹を壊す、ということを繰り返していて、ストッパーを2錠摂取したもののお腹の調子もいまいち。

という劣悪コンディションで谷川岳ベースプラザ着。5時頃で辺りはまだ暗い。
明るく映っているけど、実際はヘッドランプ必要な暗闇。
 
ベースプラザは開いていないので、トイレのある登山指導センターに向かう。
が、トイレが閉鎖中という大誤算。
当番の人が優しくて、お願いしたら当番の人用のトイレを貸してもらえたけど、そもそも水が出ない、という話だったので、危うく花を摘みにいくか、ベースプラザが空くまで耐えるかの選択を迫られるところだった。。。
危ない。
これからアルペン号で行く人は、最終の休憩の時に念のためトイレや着替えを済ませていた方がいいと思う。
 
登山指導センターから少し歩く。そんなに人はいない。

ウェストポーチ&ペットボトルを手にもった人がいて、まさかそれで西黒尾根を登るのかと思ったけど、登山口をちらっと見ただけで通過していった。どこへ行くのだろう。。。
 
西黒尾根入口。さぁ、この「日本三大急登」はどんなものだろう、と少しどきどきする。
結構登りが続くけど、ゆっくり登ろうと決めていたので、思ったより息は切れなかった。
歩いている途中で、あれだけストッパー飲んだにもかかわらずまたお腹が痛くなってきたので、振動を最小限にしようと気を付けて登ったから、というのもあるかもしれない。
日帰りだと、滞在時間は限られるけど、荷物は軽いし、重い荷物背負ってテント場の場所を確保しなければと焦る必要もない点はすごく気が楽。
結構急な坂はあるけど、こういう平な道もあり、私の印象ではブナ立て尾根>西黒尾根。
展望はないけど、途中の色づいている葉っぱが目の保養になる。
 
1時間ほど歩いて視界が結構開けてくる。
そして、だいすきな鎖場出現。
これ、3連続くらいであってテンションがあがる。
 
鎖場祭りが終わったところでラクダの背、到着。ここまでで1時間半。
これから先の道がすごい。
人が豆粒のようだ。。。

岩場祭。
岩場祭その2.鎖、ないな、と思ってたら、横にあった。
ペンキ、見落としてないはずなんだけど。。。
 
この、ラクダの背を過ぎてからの岩場や鎖場が結構ファビュラス&デンジャラスな感じだった。
何かでつるん、と行ったら、ほら、これ絶対谷底までころんころん行くよね。。
高所恐怖症なので結構緊張する。
そしてそんな岩場が結構続く。
 
尾根も結構細い。
なんか、うっかり両側の谷底をのぞきこむとふらっと落ちそうな気がして、極力両側を見ずに足元と前だけ見るようにしてた。
岩場も手がかり少ないし。。。
しかも御覧の通りの蛇紋岩、っていう。
 
蛇紋岩の岩場の登りで滑り落ちたら谷底一直線な場所で鎖がない、って結構スパルタね、西黒尾根。
まぁ、でも「危険だ」と書いている人はあんまりいないので、私がチキンだからそう思うのかもしれない。。。
 
何故この岩に懺悔しようと思ったんだろう。。。

そして西黒尾根は偽ピーク祭でもあった。
これが頂上かな、と思って上り詰めたらまた先に上り坂がある、というのが4、5回あっただろうか。
まぁ、私の予習が足りてないだけ、という気もするけど。。
 
まだピークじゃない。。。
 
ようやく後少し。
肩の小屋は尾根の反対側からにゅっと現れる感じ。
 
私の写真の腕が悪いのが本当に腹立たしいけど、この辺りから稜線近辺の草紅葉が一望できて、ほんとに美しくてため息しか出なかった。
 
ため息つきながら、トマの耳到着。登山口からちょうど3時間。
紅葉が美し過ぎて足が進まない。
 
オキの耳に向かう途中少し青空も出てくる。
そして紅葉が美し過ぎる。なんだこれ。

オキの耳到着。ちょうど、東尾根から大学生くらいのクライマー3人が上がってきたところだった。

ため息が出るほど羨ましく格好良い。憧れる。
私も東尾根からここまで上がってみたい。。。でも西黒尾根で足がすくんでいるようでは駄目か。。。
 
これを上がってくるのか。。。うーん。。。
 
オキの耳でプリムスでお湯を沸かして紅茶を入れ、絶景を見つつしばらく休憩。
30分程休憩した後、浅間神社の鳥居のところまで足を延ばして紅葉を楽しんでから引き返すことにした。
 
面白い形の雲発見。
オキの耳までは殆ど人に会わなかったのに、トマの耳まで帰ってくる頃には大賑わいな感じになってた。
ちょうどロープウェーのお客さんが到着したんだろうか。
 
紅葉が素晴らし過ぎて見飽きないけど、結構人が上がってくるので、渋滞を避けるために下山開始。
でも結構な数が上ってきていて、すれ違いに苦労した。
 
天神尾根からの階段はきつそうだなあ。。。こっちからのルートはやりたくない。
でも冬はこっちからなんだよね。。。
 
天神尾根も鎖場はあるけど、特に危ないと感じるような所はなかった。
帰りは田尻尾根から降りるという選択肢もあったけど、もう充分楽しんだし、あまり病み上がりで飛ばし過ぎるのもな、と思ったので、帰りはロープウェーを選択。
ロープウェー駅についたのは11時半前。全然待たずに乗れた。
 
さっきまでいた谷川岳(たぶん。。。)
 
さよなら谷川岳。想像以上に良かった。今年の冬は雪があるときに来たいと思っているし、来年の紅葉の時期にはまた西黒尾根からのルートで辿りたい。
後、神社の向こうにも行ってみたいので、いつか周回ルートも辿ってみたいし、高所恐怖症気味だけどやっぱり東尾根からもいつか登ってみたい。
谷川岳。いろんな夢が膨らむ山だったな。。。