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海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

土曜日は冬の谷川岳を日帰り。
美しかったなぁ、としみじみ思うと同時に持った感想は、ほんとに今年の冬は雪が少ないんだな、というのと、初めてガイドさんに連れられて登った赤岳の青空はあれは相当にレアだったんだな、というもの。
・・・まぁ、私が雨女なので曇りや雨を呼び込んでいる可能性もなきにしもあらず。。。

この日の前日は断れない飲み会だったのでやや寝不足(2時間)だったけれどもきちんと目標時間に起床し東京駅から始発のたにがわ401号に乗車。
会社の時はアラーム7個目くらいで起きるのに、やっぱり好きなものだと起きられるんだな。。。
 
上毛高原駅の到着時間(7時53分)と谷川岳ロープウェイ行のバスの出発時間(8時04分)の間にあんまり時間がないのでちょっと小走り気味にバス停へ急いだけど余裕で座れた。
たぶんほぼ全員登山客でほぼ全員座れていたのがちょっと意外。。。もっと、紅葉時期の秦野発ヤビツ峠行のバスみたいなことになっているのかと思った。
 
ロープウェイ駅で降りて登山カードを出し下山カードを切り取って出発。
ものすごく並んで結構待つのかと思いきやロープウェーが次から次へとくるせいかそんなことは全くなく、団体客はいたものの、乗った便には私ともう一組の登山客のご夫婦だけだった。
天神平に向かう途中に奥さんの「あ、カモシカ!」という声で人生初カモシカを目撃したけど、朝食のガルボをつまんでいたせいで、写真が撮れなかったのが悔やまれる。。。
 
天神平の駅で身支度整えて9時40分、出発。
てんくらの天気予報では2000m付近でも4℃の予報だったので、今日は割と軽装でスタート。
夏冬兼用のキャップ+トレッキングポール+アイゼン+サングラス+ウールのグローブ。
(もちろんバラクラバとかゴーグルとかピッケルとかオーバーグローブ(予備含め)とかヘルメットも持ってきている)。
 
チェーンスパイクも持ってきてたけど、最初からアイゼン装着。
トレッキングポールには雪用のカバー(?)を付けていないけど、行きは雪が堅かったせいで、全く困らなかった。
ちなみに、殆どの人がアイゼン(12本爪)だったけど、たまに軽アイゼンの人もみかけたし、中にはチェーンスパイクの猛者も何人かいた。
まぁ、アイスバーンみたいなところなかったから、チェーンだけでも行けるのかもしれないけど、すごいな。。。
 
こんな感じで、雲がかかっているけど、天気は悪くない。
 
最初の坂が一番急登、みたいなことを言っているレコを幾つか読んだけど、確かに息があがる急登。
しかも最近気温が高かったせいか、ステップが沈み込んですんごい深さ(高さ?)になっている所があって、登りにくい。
ぜえはあ言いながら登って一息つく。
 
たぶんこれが最初の急登を登り切ったときに撮った一枚(記憶朧げ。。)
 
こういう景色をみるとほんと、今年は雪が少ないんだなぁ、と思う。。。
 
え、あの坂登るの。。。と早くもげんなりする(早すぎ)。
 
避難小屋。
これも、いろんな谷川岳のレコで見たよりも、埋まり具合が控え目な気がする。
 
有名な山だからか登山客が多い。天気も良いし、遭難の心配だけはなさそう。
・・・ここら辺で既にぜーはー言っている自分の体力が大丈夫か、という心配はあるけど。
 
先の方を行く登山客の列をみながら、あれ行くんだ。。。と気が遠くなる思い。

ぜーはー言っている私を後ろから軽快に抜かしていった外国人スキーヤーがいたけど、あっという間にはるか先の方に行って、そして降りだしている。

 
いいねスキー。
まぁ私みたいな運動神経ゼロの人間がやったら確実に止まれず木か岩に激突して終了するので、絶対にやらないが。
 
ほんと人多い。紅葉時期の塔ノ岳なみに多い。

ここまでは、ミズノのブレスサーモ+モンチュラの冬用の化繊のベースレイヤー+パタゴニアのR1を羽織っただけ、で来たけど、天狗の溜まり場(たしかそんな名前)過ぎたあたりから結構風が強くなってきたので、ザンゲ岩でいったん荷物を下し、マムートの雪用ジャケットを羽織る。
しかしグローブはオーバーグローブ出すほどでもない気がしたので、そのまんま。
ピッケルに切り替えるか迷った末にトレッキングポールのままで行くことにしたけど、他の人はここでピッケルに切り替える人が3分の1くらいいた印象。
 
見覚えのある小屋が見えてきた、と思ったら、右の方に見覚えのある標識が。
 
数か月ぶりにこんにちは、標識さん。
 
この辺りの雪は、なんというか、ガリガリパリパリしていて非常に安心感があった。
登山道の途中では、ちょっとトレース外れるとずぼっと膝下まで埋まったりするようなところがたくさんあったけど、ここはそんなこともなく。
よくレコで「雪がモナカ状で」という表現をみるけど、こういう状態のことかな。。。

天神尾根、苦しかったけど(私にとっては最初の急登と同じくらい苦しい道のりだった)、この尾根がずっと左に見えていてとても癒された。
 
トマの耳、到着。
 
ここまで天神平から1時間58分。
雪の状態がよくてラッキーだった。
先週、先々週の赤岳みたいなふわふわキュッキュして足元が押し戻されるような(うまくいえないけど)新雪だったらもっとかかっていたと思う。
帰りのロープウェイの最終に間に合うかが気になっていたけど、ここで非常に安心した。
 
トマの耳から臨むオキの耳。
美しくてうっとり。。。

うっとりしてしまうんだけど、そしてしつこいんだけど、やっぱり例年に比べて雪が少ないんだなぁとしみじみした。
いろんな過去のレコで見たのと比べてかなり岩肌が露出しているし、雪庇の発達度も控え目。
まぁ、美しさと達成感に変わりはないので良いんだけど。
 
山頂まで来て元気を取り戻したし、時間もあるし、オキの耳まで行ってみることにする。
結構踏み抜いた後があるので、トレースを外さないようすんごい気を付けた。
 
オキの耳到着。。。ってオキの耳、おまえ、そんな姿になってしまって。。。
 
ここまででトマの耳から15分弱。
ヘルメットもつけずピッケルにも切り替えず、だったけど、一か所だけトマからオキの途中、岩場をぐるっと巻くところのトラバースで結構気を使ったところがあった。
 
振り返ってみるトマの耳。
はぁ素敵。。。
 
山頂付近は風が強いせいか、雪が面白い形についている。

素晴らしい景色でとても去りがたいけど、次から次へと人が上がってくるのが見えたので、帰りの混雑を考えて早めに下山することにした。
さよなら冬の谷川岳。また来ます。
 
帰りは雪が緩んでいて、ずるずる滑ったりずぼずぼ嵌ったりしながらの下山になった(私が下手なだけかもしれないけど。。。)
全然スピードあがらず、登りと同じくらい疲れたかもしれない。。。結局1時間半弱かかったので、登りと30分しか変わってない。

初の冬の谷川岳、美しい双耳峰を満喫して終了した。また来たい。
結局ヘルメットやピッケルは使わなかった。いろんなレコで「唯一怖い所」「核心部」として紹介されていたところは、今年雪が少なかったせいなのか、岩肌が露出していてロープがつかめたので、全く怖くなかった。
ただ雪の付き方によっては非常に怖そうなので、ヘルメットとピッケルは常に持ってこよう、と思った。
 
美しかったけど、本音を言えば、もっと一面の白い谷川岳を抜けるような晴天をバックにして眺めたいな。。。と思ってしまう。
初めての雪山だった1月末の晴天の赤岳が衝撃的な美しさだったせいだろうか。
来週は西穂高に行く予定だったけど、天気予報がいまいちで非常に悩む。。。
昨日は赤岳に日帰りで挑戦・・・したけど、途中撤退。
 
敗因の一つは体力。前夜一睡もできなかったせいで出発時点から非常に疲れてた。
もう一つは景色。視界ゼロの中で山頂に立ってもな。。。そして遭難も怖い。
 
金曜の夜にアルペン号に乗り美濃戸口へ。
バスの中では一睡もできなかったせいで、到着時に既に頭がぼーっとしてた。
5時前、まだ真っ暗なかをヘッドランプつけてスタート。
先行者が一人いて心強いな、と思ったけど、チェーン装着したりしてたら追い抜かしてしまい、真っ暗ななか前後誰もいない中を1人で歩くことに。
結構怖かった。三十路になっても暗闇が怖い私のチキンハートっぷりよ。。。
この道は先週はガイドさんが車で赤岳山荘まで連れていってくれた道で、昨日も途中で何度か車に追い抜かされたけど、車が通るたびにすごくほっとした。

赤岳山荘前で一人追い抜いたけど、結局、暗闇をほぼ一人で歩き通すことになって、結構精神的に疲れた。
暗闇よりも現実の人間のほうが怖いとは頭では理解してるんだけど。

赤岳山荘前の分岐では先週ガイドさんについて歩いた北沢を選択。
南沢のほうが行者小屋に近いのはわかっていたけど、真っ暗な中で新しい道を選択する勇気はなかった。
結果的に正しかったと思う。
南沢、帰りに歩いたけどあれを真っ暗な中で一人で登ったらどこかで落ちていたか迷ってた。。。
先週歩いた北沢ですら途中で迷いかけた(大きくUの字カーブの車道を沢沿いにショートカットするところで途中で沢を見失った)のに。
 
塘堰広場で先週のガイドさんの講習通りチェーンスパイクを外す。
でも結構ばてたので、しても良かったかもしれない。次はスパイクつけたままで試してみたい。
この辺りから明るくなり始めてちょっと安心する。
やっぱり光って偉大だ。。。
 
先週は写真撮りたくても撮れなかった沢。
今日は一人なのでゆっくり撮りたい放題だけど如何せん光量が。。。
実物は「赤岳」の名前の由来はここかな、と思うくらい赤い岩の上を水がながれていてとてもきれいなんだけど。
 
川が半分凍っていておもしろい。
 
ここら辺からヘッデンも消して歩いた。

途中、すごい大きなザックを背負った人たちを2、3人程抜かしたけど、この人達は何時にどこを出発したんだろう。。。
 
赤岳鉱泉にはコースタイムとそれほど変わらない2時間40分程で到着。
。。。が、この時点で結構ばててた。少し休憩して行者小屋に出発したけど、コースタイムの1.5倍くらいかかってたと思う。
そしてこの時点で、なんとなく眺望は望めそうにないな、とは思ってたけど、行者小屋に到着してこれを見ていよいよ覚悟を決める。

これ、眺望無理だな。。。
 
だって先週はこれだからね。

 
先週見えてた阿弥陀岳(?)が全く見えない。
天気予報ではお昼前後に曇り、ってなってたんだけど、少し早まったのかもしれない。。。
 
近くのグループが「もうここでやめとくか」「いや、途中行けるだけ行ってみようよ」と話しているのが聞こえてすごく迷ったけど、せっかくここまで来たし、あの急登でアイゼンとピッケルの使い方を自分なりに復習するだけでもいい、途中で天気回復するかもしれないし、と思って進むことを決めた。
 
霧氷は美しい。
塔ノ岳で見た青空をバックにした霧氷が未だに写真を眺めてしまくくらい好きだけど、曇りは曇りで雰囲気がある。
 
・・・なんて思っていられたのも急登が始まるまでで、坂を上り始めると途端に足が重くなり、アイゼンワーク練習しよう、と思っていたのも気づけば頭から飛んで、5歩歩いては休み、みたいなことを繰り返してた。
この坂の途中で先週は雪用ジャケットを羽織りベンチレーションを閉じ、ガイドさんにロープで確保してもらった。
今回は一人だけど、迷った末に持ってきたスリングで簡易チェストハーネス(と思しきもの)を作りセルフビレイ用コードをつけた。
いや、先週すれ違った単独登山者は誰もそんなものつけてなかったので、もし人に見られたら「あいつこんな所でチェストハーネスつけて何やってんの?ぷぷっ」と思われるかもしれないなと思って迷ったんだけど。。。

でもいかんせんチキンハートなもので。
あの足滑らしたら谷底まで真っ逆さまなトラバースエリアを確保なしで渡る勇気が出ない。
「それくらいなら登るな」とガイドさんには言われそうだけど。。。でも、「賭けてもいいことはない。迷ったら安全な方を」とも言われたしな。。。
 
と思いながら装備を整え登りを再開したけど、ほんと、牛歩の歩みで全く足が進まない。
先週以上に息が切れてどんどん人に抜かされる。
 
そして周りの景色はこれ。
 
なんとか急坂を登り切って、たぶん後ちょっとで分岐、というところまで来たんだけど、目の前のこの景色の中に次々登山者が吸い込まれていくのを見て足が止まってしまった。
 
せっかくここまで来たんだから行くべきだ。
 
と思う自分と、
 
いやもう疲れたし、しかも頑張って頂上行ってもこの景色じゃ眺望ゼロでしょう、何のために頑張るの?私はピークハントには興味ない。達成感を味わいたいという気持ちはあるけど、私が山に登る一番の目的はきれいな景色が見たいからだ。。。
 
と思う自分の間でしばらく葛藤した。
雪がちらちら降りだしたのもやる気をさらに萎ませた。

吹雪な訳じゃない、こんくらいじゃトレースは消えない、天気予報じゃこの後回復するはず、と思う一方で、でもてんくらが常に正しいとは限らないし、もし万が一ガスの中で道を見失ったら、地図持ってても阿弥陀岳と赤岳の位置すらよくわかってない自分が、果たして降りられるのだろうか。
 
というわけで、5分くらい悶々とした上に、撤退決定。

すごく無念。。。登ろうと思った山を途中まで登って挫折するのって初めてだ。。。
【訂正】登りかけての途中挫折は2度目。2年前の秋に暴風の八甲田大岳の稜線手前で引き返したのを思い出した。
 
降りていく途中も、登っていく人達とすれ違って、こんなに登るんだったら私も頑張ればよかったかな、と後悔。
 
後悔しながらとぼとぼ歩いていたら、なんてことはない平坦な道でアイゼンをひっかけてド派手に顔面から雪の中にダイブする羽目になった。
 
やっぱり疲れていたのかもしれない。
敗因はやっぱりアルペン号で寝られなかったことな気がする。。。
寝られなくても夏山は登れるけど、冬山は無理だ、ということがよくわかった。
美濃戸口から真っ暗闇を1人で2時間歩くのもしみじみ怖かったし、次は先週のように赤岳鉱泉に前泊してから登ろうかな。。。
 
一つ今回の収穫は、アイゼンとピッケル使うのがやっぱり私はとても好きだ、ということがわかったこと(しんどいけど)。
この冬の間に後何回かこういう山、登りたい。
 
今日は友人とホテル内のレストランでディナーの約束があったので、久しぶりに着物に袖を通してみた。
 
春、のイメージで三才山紬+ネコヤナギの帯にしようか、それとも、2月だから、冬、のイメージにしようか、とても悩んだ末に、「冬」のイメージで、白とブルー。
 
白大島に、城間栄順の海想の帯。
 
海想は買うときこそ問屋との間でいろいろあったけど、一目惚れしてずっと欲しくてようやく誂えた、思い入れのある帯。
ほんとは季節的には塩瀬で作ってくれたりすると理想だけど、(問屋曰く)塩瀬はない、というので、縮緬で誂えたもの。
 
でもそれ故に、締める時期に少し悩んでいた。
 
締める時期としては「海」のイメージだと5、6月が理想だと思う。
でも、生地は縮緬なので、6月は無理。5月にも、最近の温暖化の流れではちょっと重いかなぁという気がする。
 
なので長らく箪笥の中にいて時々眺めるだけになっていたけれど、今日締めてみて、「海」にこだわらず「青」を前面に出して冬に締めてもいいのかもしれない、と思った。
 
帯揚げは丹後ブルーのグラデーションのにしようと思ったけど、あまりに青過ぎるのもしつこいかな、と思って春のイメージで淡緑を入れてみた。

寒色系の着物+この海想の帯は冬に良い組み合わせかもしれないのでいろいろと試してみたい。
赤岳登山当日は6時起床。7時過ぎに赤岳鉱泉発。
荷物は必要なもの以外は全て置いていくように言われ、着替えや何故か持ってきていたプリムスのバーナーや、ストックは置いていった。
 
30分程で行者小屋到着。
行者小屋手前からみる(たぶん赤岳)。たぶん横岳じゃなくて赤岳のはず。。。【訂正】これは阿弥陀岳。。。恥ずかしい。

行者小屋でアイゼン装着。
行者小屋までもそのあとも、かなりのペースで、必死でついていったけど、文三郎尾根を登り始めてからはいよいよ限界が来てばててしまった。
ロープでつながれているので、なかなか足が出ないと前の人のロープを引っ張ってしまう。
私があまりに遅れてロープが引っ張られるので、途中でガイドさんが私ともう一人のゲストの位置を入れ替えることになった(申し訳ない)。
 
文三郎尾根の途中から見上げた稜線上の、強風に吹き上げられる雪煙が青空に散っていくのがほんとに美しかったんだけど、とてもカメラなど出せる雰囲気ではなかった。
今度一人で来るときは是非撮ってみたいな。。。
 
いろんなヤマレコやブログを読んでいて、文三郎尾根は安全で地蔵尾根が怖い、というイメージを勝手に持っていたんだけど、私の読み込みが足りなかったんだろうか。。。文三郎尾根、めちゃめちゃ怖い箇所が一か所あった。
勿論写真など撮れないんだけど、フロントポインティングのトラバースを3m程する所で、下は谷底まで一直線、というところ。
 
激怖い。
 
ガイドさんも、昔ここで落ちてなくなった人がいた、と言っていた。
きちんと前爪けり込んでトラバースしたつもりだったけど、あとからガイドさんに聞いたら、けり込みが甘い、と指摘された。
今度来るときは気を付けよう。。。落ちたらここほんと死ぬ。
というかこれを「怖い」と思っているようでは私は駄目なのか。
だっていろんな記録読んでも「文三郎尾根に危険個所はない」って書いてるし。
 
トラバース後はほんともうヤマケイの〇かなえの記事じゃないけど、数歩進むごとにぜえはあしながら立ち止まりかけてた。
頂上付近で平野のはるかかなたに大きな富士山が見えて感動したけどそれも写真に撮る余裕もなく。
 
やっと頂上に着いた時には変なアドレナリンが出て、普段自分の写真なんて全然撮らないし撮りたいとも思わないんだけど、ガイドさんに写真を撮ってもらった。

突き上げた左の拳はなんなんだろう。普段写真を撮らないから、カメラを向けられてどんなポーズを撮ったらいいかわからない。

阿弥陀岳を望む。
はあほんと美しい。
 
下山の地蔵尾根は、文三郎尾根に比べたら100倍ましに思えた。
まぁ、あれを登るでやるかというとちょっと気が遠くなりそうだけど。。。
 
樹林帯に入ったところで少し写真を撮る余裕も出てきた。
 
赤岳鉱泉に帰ってきたのは12時ちょっと前。
帰ってきたら、なんか人がすごいことになってて驚いた。
 
アイスキャンディフェスティバル、すごい。。。企業のブースもたくさん出てて、とてもここが林道と登山道を3時間かけてくる場所だとは思えない。。。

初の赤岳、なんだかぜえはあしている間にあっという間に終わってしまった。
景色を見る余裕があんまりなかったのが残念。。。まぁあんまり景色見てたら足踏み外しそうだけど。。。
 
赤岳を1人でゆっくり楽しみながら登れるようになりたい。
 
しかし雪山はほんとに体力使うこと、そして予想以上に怖いことがわかったので、夏山の10倍気を付けて時間に余裕も見て、天気のめっちゃ良い日onlyで行くようにしよう。。
 
今日は雪の赤岳に登山。
 
雪山に登りたい、という衝動はいつ頃生まれたんだろう。。。
去年、谷川岳と西穂高岳に登ったときには「冬にまた来たい」と思っていたような気がするので、その頃にはぼんやりとした興味はあった。
ただ、アイゼンの使い方もわからない中で雪山に一人で登るのは非常に不安だったので、きちんと講習を受けて、かつ、最初はガイドに引率してもらう登山を選んだ。
 
31日は会社を休んで赤岳鉱泉で講習。
美濃戸口ではなく赤岳山荘からのスタートだったけど、ガイドさんともう一人のゲストがすごいスピードで歩いていくので、鉱泉に行くまでに結構ばてた。
雪道なのに、「山と高原地図」のコースタイム内で着く、って結構すごいのでは。。。
 
これは明日の登山で2人についていけるか不安。。。
脳裏によぎったのは、このガイドさんが小説家を引率して雪の赤岳に登山したヤマケイ12月号の記事。

これを読んでから、ずっと不安だった。
何故なら、記事には「毎晩スクワットをして準備し、余裕でできるようになっていたにもかかわらず、当日は足が重く息切れして息も絶え絶えになった」ようなことがかかれていたから。

記事を読みながら、私一人遅れて他の参加者に迷惑をかけた、あの2年前の金峰山のことが記憶によみがえっていた。。。
金峰山の時よりは確実に筋肉ついているし、年明けからは毎週、この登山のために好きでもない大倉尾根を登り降りして備えていたけど、この赤岳鉱泉に至るまでに既にばててる自分は駄目なのかもしれない。。。明日大丈夫だろうか、と思いながら講習を受ける。
 
ここの登山教室は以前、外岩登りの講習で一度受講したことがあるんだけど、結構スパルタ、だと思う。
そんなに何個も登山教室受けたことない中であんまり断定はできないけど。。。
ただ、夏山に比べるとすごくシビアな環境で山を登るんだから、きちんと叩き込んでもらいたい、少人数制でじっくり教わることができるのがいい、と思ってここにした。
 
初日は赤岳鉱泉に到着して30分程休憩した後は、4時間くらいアイスキャンディの麓で講習。
翌日にアイスキャンディフェスティバルを控えていたけど、この日は殆どお客さんは登ってなかった。
 
曇りは曇りで美しい。

でも途中一瞬、青空がのぞいた時があって、向こうの山までくっきり見えて、すごくテンションがあがった。
 
この日は講習のみで終了。
赤岳鉱泉のたぶん有名なステーキ。
 
つい数日前に久しぶりの食あたりで苦しんだのでステーキは少し怖く、普段はかなりレアで食べるところをめちゃめちゃウェルダンにして食べた。
しかし赤岳鉱泉、このステーキもそうだけど、全体的に設備すごい。

山小屋でベッドに寝られるとは。。。
 
夜は午後に習ったことを頭の中で反復する。
 
・登るときも降りるときも重心移動を意識する。軸足に完全に体重を乗せてから、次の足を出して体重を乗せ換える。きちんとやると結構脚の裏が痛い。
・フラットフッティング、スリーオクロックともに無理しない。少しでも危ないと思ったら、フロントポインティングでピッケルも使う(賭けにでても良いことはない)
・前爪をけり込む時は、軸足にぐっと体重をかけて、下から上めに蹴り上げるようにする。
・トラバースするとき、谷側は下向き、山側はまっすぐ。
・降りるとき、軸足は踵とつま先の高さが同じになるようにまっすぐ(面で設置させるよう留意)、下す足は軸足の少し後ろ。