三連休の中日は唐松岳に挑戦そして敗退。
先週は久しぶりに不眠になるくらい仕事で心身ともにやられた。
11時まで仕事して帰ってリモートで2時頃までメールやり取りして、端末閉じても仕事のもやもやや憤りが頭を離れず布団に入ってもも全く寝付けず。。。みたいなことを繰り返して疲弊した。
唐松岳に行きたい、と思って先週末に買っていたワカンの装着方法を練習する間もなく、人のレコもあまり読み込めず、ほんとはこんな準備不足で挑むのは良くないとわかっていた。
でも真っ白な雪山を登らないと頭が爆発しそうで限界だ、と思ったので決行。
前泊した宿で土曜朝、目覚ましの音で目覚めた時はあまりに体がだるくてほんと登れるんだろうか、と思いながら準備して7時半前に出発。
リフトが動くのは7時半から。
前日降雪、との予報だったので、少し遅めに行って先行者が踏み固めた雪を楽に登ろう、という小ずるい魂胆。
まぁこういう小ずるいこと考えるからバチがあたったのだと思う。後から考えると。
ゴンドラ乗り場についた時は結構並んでいた。
チケット購入は登山届と引き換え、と聞いていたので紙で持ってなきゃだめなのかな、とやや不安だったけど、ウェブで提出したのを携帯の画面で見せればOKだった。
チケット購入時にかかりの人が繰り返し「午後から天気が崩れる予定ですので登山者の方は注意してください。リフトが止まる可能性があります」と聞いてちょっと動揺。
(ゴンドラも購入できたのは片道券のみ)
確かに午後から曇りの予定だけど、リフト止まるんだ。。。止まったらどうすんだろう。。。八方池山荘に泊まれるのかな。。例え泊まれるとしてもこのご時世に山荘で雑魚寝は避けたい。
最初のゴンドラは動いたものの、次のアルペンクワッドリフトの前に長蛇の列。
8時始発のはずなのに全く動く気配がなく、たぶん30分以上並んだ気がする。
ようやく動き始めたときはほっとしたけど、結局これでグラートクワッドを降りたときには9時過ぎで、八方池山荘のトイレに並び装備を整えて出発する頃には9時半前になっていた。
ほんとなら9時前には出発できると思ってたんだけどな。。。
頭上は晴天なんだけど、山の方角天気悪い。
あれ白馬三山だと思うけど、なんか稜線上の雪煙がすごいことに。。。確か予報では19m/sだったからまだいけるかなと思ってるんだけど。。。
修学旅行ご一行様かな、と思うくらいの行列。ホワイトアウトしても迷うことはなさそう。。。
だけど、リフトが止まるかも、というのが気になるな。。。山の方(西)もあれだけ雲が厚いし。。。
最悪グラートクワッドとアルペンクワッドは徒歩で降りるとすると、ここに来るまではリフトの最終15時40分までに戻ればいいや、と思ってたけど、14時半には帰ってこよう。
そのためには、当初13時時点で引き返そうと思ってたけど、これだけの人がいたら帰りも渋滞しそうだし、12時半の時点で引き返そう。
と決意して出発。
左手に見えるのは鹿島槍と五竜かな。。。

今年の夏は鹿島槍―五竜ー唐松ー白馬三山をやってみたい。
右手はたぶん白馬三山。
天気の境目がすごい。
登山者もすごい。先頭が結構先をいっている。
息切れして全然早く進めないし、もっと早くに並んでおけばよかったかな、とうっすら浮かんでいた後悔がだんだん重くのしかかってくる。
スマイルケルン。こんな顔してたなんて、夏に来た時は気づかなかった。
八方池。
完全に雪の下。

ここから滑り降りるBCの人達が多かった気がする。
シュカブラ。
今回ここに来た理由の一つはこれが見たかったから。
白馬三山すごいなぁ。。。冬はあの稜線上ってどうなっているんだろう。不帰キレットって冬は超えられるんだろうか。あそこを歩く人はいるんだろうか。
八方池過ぎたあたりから風が強くなる。
サングラスで来たけど、今思えばこの辺りでゴーグルに変えとけばよかった。
息するのが下手でゴーグルだとすぐ曇るのが嫌だ、と思って変えなかったのが失敗。
登ってる最中はあんまり気づかなかったけどたぶん目が相当やられて、降りてから鏡みたらウサギのように真っ赤で、その日中ずっと目が痛かった。
(たぶん)鹿島槍と五竜。

あの辺りも冬に歩いてみたいな。。。冬の縦走のレコを幾つか読んだことあるから、不可能なルートではないはず。。。まあ今の私には逆立ちしても無理だけど。
いつもの事なんだけど、ちょっと進むごとに息が切れて全然進まず、たくさんの人に抜かされ、気づいたら修学旅行ご一行、などと考えていたそのご一行の最後尾も最後尾のほうになっていた。
抜かされるのはいつもなら気にしないけど今日は違う。
タイムリミットにした12時半がだんだん近づいてくる。
なんか風強すぎて目も痛い。
息も切れる。
引き返そうかな、でもせっかくだから行きたい、でもリフトが止まるかもしれないのは怖い。。。でもこれだけ人いたらリフトも動かしてくれるんじゃ。。。でも私最後尾のほうだし帰るころには他に人いないかも。。。
などという考えが頭の中をぐるぐるし、足取りはどんどん重くなった。
そして12時15分過ぎ、目の前のこの岩場を見ながらついに「引き返そう」と決意。
これ登れば後少しで唐松頂上山荘だったと思うんだけど。。。そこまでは行きたかったな。。。
これを書きながら今も、あの時行けばよかった、と後悔してる。
結果から見れば、下山時に右膝に激痛が走ってしかもいつも必ず持ってくるサポーターを忘れたことに気づき、歯を食いしばりながらのスロー下山になったので、ここで引き返してよかったと思うんだけど。。。
でもそれでも後悔している。
たぶん後悔を増幅させたのは、その後八方バスターミナル前で、八方池山荘で出発前に少し話をした女の人と一緒になったこともあると思う。
すごく感じのいい人で「唐松岳にいらっしゃいましたよね?」と話しかけられて少し話をしたんだけど、ちょうど同じ頃に出発したはずなのに、私が下山を決意して引き返し始めた時間、この女の人は唐松岳の頂上に立っていたのだという。
写真も見せてもらったけど、分厚い雲の隙間から青空も見えて、すごく素敵な景色だった。
ショックだ。。。
年のことを言うのは失礼だ傲慢だとわかってるけど、でもこの人は私よりも10は年上に見えたのに、それでも私よりこんなに早い。。。いや、私が遅いのか。。。あんなに人に抜かされたもんな。。。
赤岳に1人で登れたくらいで、天狗ー硫黄を縦走できたくらいで、ちょっと調子に乗ってたんだ私。。。
増えた下半身の筋肉量全然仕事してないじゃん。。。脚力も持久力も肺活量も無さすぎる。。。駄目だこんなんじゃ。
と割と凹みながら帰宅。
五竜岳はこんなにきれいだったのにな。。。
下山時のこの景色は胸が少し軽くなったのにな。。。
今日は昼過ぎに起きていやいやながらリモート端末を立ち上げたら週末また面倒くさい調整事の発生が確定してて吐きそうになった。
休みをとって遠くの山か海に行きたい。。頭を空っぽにしたい。。。。