海と山、時々きもの -78ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

連休初日は東京国立博物館の「きもの展」に行ってきた。

都知事の「不要不急の外出自粛」については、いろいろ考えて納得できないので、従わないと決めた。
何かあった時に批判されるんだろうけど、これで批判されるならもう自己責任ってことでいいわ。。

ちなみにきもの展は事前の日時予約制。
1人ずつ立ち止まって検温させられ、展示室内はマスク着用の上、私語厳禁。

私のように1人で来てる人間はいいんだけど、複数で来てるひとたちは、少しでも「きれいねぇ」などと会話しようものならそこら中に立ってる係員の人達がさーっとよってきて「展示室内での会話はご遠慮いただいております」と注意されててちょっと可哀そうだった。

展示は圧巻の一言で、これいろんな人にお勧めしたい。
着物に興味がなくても、着物の移り変わりの背景にある歴史の勉強にもなって、日本史好きなら楽しめると思う。
けど何より・・・何より着物が素晴らしい。

もううっとり。

特に江戸時代の色とりどりの刺繍や縫い箔の着物。絹糸の刺繍の滑るような艶はほんとに美しい。
あと、着物に合わせた簪。亀さんには申し訳ないけど、精緻に彫られたとろりとしたべっ甲の簪たちの見事なこと。。。
もう張り付かんばかりの勢いで見てしまった(線の外側でご覧ください、と注意された)。

後期も絶対もう一回来よう。

あと、やっぱり「外出自粛」はよくわからない、と思った。

美しいものを見るとたぶん人は自然の感情として隣にいる親しい人に「これきれいだね」と言いたくなると思う。
たぶん博物館側としてもこれだけ準備して揃えた展示(着物だけじゃなくて、着物の説明文もかなりの数に丁寧な説明文がつけられてた)、本当なら皆に感想を言い合いながら見て欲しいと思う。
それを「会話禁止」。

事前予約して人数絞って、入口で一人ずつ立ち止まって検温させて、それでも「会話禁止」。

たぶん博物館としても相当悔しい思いをしながら、それでも万が一にも感染者を出さないようにそういう風に決めたんじゃないかと思う。

なのにこういう所に行くにも「不用不急の外出」として自粛しなきゃいけないの??
 

職場にもたまにそういう人いるけど、何かあったときの自分の責任を問われないようにするには一律禁止にしておけばすごく楽なんだよね。
なんかあったら「私は駄目って言いました」って言えるから。「私はきちんと考えて行動してって言いました」じゃあ責任回避的に弱いから。

でもそういうのすごくもやもやするわ。。。

某日、谷川岳にて。

一応一言断りを入れておくと、この時点で私は都知事の「県をまたぐ移動は控えて云々」発言は知らなかった。

まぁ、でも国は「一律移動自粛は必要ない」というし、その後都知事もトーンダウンしてみたり、かと思えばそのあと「不要不急の~」と言い出したりするしで、どっちを向けばいいのか果たしてこの発言に正当性はあるのかと考えるのももう疲れてきて、もう自己責任で行動しようかな、と思ったりする。
医療機関に迷惑はかけたくないので、病床の使用率は気になるけど。。。



という最近の悩みはさておき、この日1か月ぶりの目的地として選んだ山は、谷川岳from西黒尾根。

西黒尾根は去年9月以来。
関東の山が軒並み全滅だったけど、谷川岳はかろうじて午前中は曇り&晴れの予報だったので。

こんだけ雨降っていたら当たり前かもしれないけど、この日は登山指導センターのトイレも問題なく使えて、準備万端で5時前に出発。

指導センターからの最新情報で、ブヨが多い、というのを見たので、防虫ネット+長そで+タイツの重装備で来たけど、最初のうちは、全く見かけず。

 

太陽も見えてテンションあがる。


上り坂、めちゃめちゃつらいけど。。。こんなにつらかったっけ。。。久しぶりだからかな。。。

延々と続くかと思われた樹林帯の登りにばて始めた頃、視界が開ける。


素晴らしい。


で、ここで初めてブヨの大群にぶち当たった。
すんごいぶんぶんしてる。。。ぶんぶんしてるよ。防虫ネット大活躍。これなかったら気になってた。
眺めがいいのでここで結構岩に座っておやつ休憩している人々がいたけど、みんなすごいなぁ。

この開けたところからは好きなエリアに突入する。
まずはこの鎖場。
もうめちゃめちゃわくわくする。

そして鎖場&鎖場。

眺めもいい。
一瞬雲に包まれたりするけど、すぐに晴れてくれる。



ラクダの背を過ぎたあたり。
ここから、「まだ頂上じゃないの?」みたいなのが10回くらいあったなぁ、と懐かしく思い出しながら。

 

この日の岩、湿っていて少し怖かった。特にザンゲ岩のあたり。
でもやっぱり西黒尾根で滑落って聞いたことないから、私がチキンハートなだけなんだろうなぁ。。。

一度登って学習してるはずなのに、「まだ頂上じゃなかったっけ???」を5回くらい繰り返した頃に、ようやく見覚えのあるもの発見。


小さな雪渓が残ってて、前の二人連れは「滑る!」と叫びながらそのまんま歩いてたけど、私は一応ストック出してついてみた。
しかしストックよりチェーンスパイクの方がよかったかもしれない。。。


私この標識?好きなんだよなぁ。。。この形がなんていうかね。。。すごく好き。

 

トマの耳到着。出発から3時間半。前回はここまで3時間で来られているので、やはり体が鈍っているんだな。。。

 

一の倉沢方面は真っ白だったけど、尾根の当たりは雲の切れ目があって美しい。

 

少し休憩した後オキの耳へ。
左手にトマ。


紅葉は素晴らしく美しかったけど、緑は緑で良いものだなぁ、としみじみ。


今回のお気に入りの一枚。

こんな景色をずーっと見ながら天神尾根を下る。

 

冬はここをひいひいいいながら登ったなぁと思い出しながら。
天狗の留まり場も懐かしい。冬はこれを右手の方から来たけど、夏道は左についているんだなあ、と新鮮な気持ちで眺める。


出発から6時間でロープウェー入口に到着。


観光客の姿はちらほらしてたけど、帰りのロープウェーは1人で占拠できるくらい、あまり人はいなかった。


上毛高原駅も人がいなくて、前はもっと人がいたような気がしたのに、やっぱコロナの影響かなぁ、と胸が痛かった。
なんかちょっとでも買おう、と思って、おみやげやさんでうどんとそばとクルミ味噌とかいうのを購入し、駅前の喫茶店でソフトクリームをオーダー。
たまたまこの日お客がいなかったんだと思いたい。


ぐんまちゃんも心なしかちょっと萎れている。。。ぐんまちゃん。。。

 

 

昨日の昼頃バス待ちの間ニュースをチェックしていて気付いた。
土曜の夜、都知事が、都民に対して不要不急の越境自粛要請を出したという。

まじですか。

今●●県に来ちゃってるんですが。


というわけで今週末の夜、まもなくそんな非情な要請がされるとは露知らず、私はうきうきしながらザックを最終点検し竹橋へ向かっていた。

目的は●●行のアルペン号に乗ること。

アルペン号も一応「コロナ対策」と銘打って幾つか取り組みをしている。

「乗車前の体調管理」「車内での私語厳禁」「車内でのマスク着用」等、半分は乗る側の対策に委ねるもの。
もう半分は一応会社側の対策とカテゴライズできると思う「乗車直前の検温」「バス内への手指消毒スプレーの設置」、あと「オプションとしてのWシートの販売」。

今回1回使っただけ、アルペン号だってまだ試行錯誤段階かもしれない、という留意点はあるけど、とりあえず幾つかの感想を書き留めておく。

①乗車前の検温

検温はどうやってやるのかな、と思っていたら、チェックインの列に並んでる代表者にまず検温した後に、後ろで待っている同行者の人達にも順に検温していってた。
これは今回人がそこまで多くなかったからこそできた技で、たぶん最盛期とかになるととても対応しきれないと思うし、やり方を変えたほうがいいと思う。
何故なら、同行者がすぐ傍で待っているとも限らないので、検温漏れのリスクがあると思うから。
(今回見た限りでは、代表者に「同行者はこの受付付近にいますか?」と確認している風もなかった)

②Wシート

この「Wシート」。
希望者は、隣り合ったシートをもう一つ購入することができる、というもの。
(他の目的地はどうか知らないけど、今回の目的地の場合は)Wシートの値段は座席本体の値段よりはやや安い。

このオプション、見たときに、正直、なんだかな、と思った。

もし本気で感染対策したいなら、多少席の値段上げてでもいいから、1人2シート使えるようにしたほうがいいと思う。。。
せめて、同じグループの人達以外は1人2シート確保するとか。
でも、それはせず「希望者は」ってするのね。。。

この週末は天気もいまいちだったので、あまり混むとは思えなかった。アルペン号が気を利かせて、1人2シート割り振ってくれるかもしれない。
一方で、アルペン号は空席があっても詰めて割り振られて、空席に移動しようとした人がめっちゃ怒られているのを何回か見たことがあるので、今回も詰めて割り振られるんじゃないかという不安はあった。
この時期他人と隣同士で夜を過ごすとかごめんこうむりたい。
― ちなみにこの空席があっても座席移動を許さない方針については、人数確認などのバス会社の都合もあるのかもしれないのでどうこういう気は全くない。

結果として、この日はアルペン号が気を利かせて、同じグループ以外はWシート購入者以外にも1人2シート割り振った様子。
殆どの人が1人2席割り当てられてたけど、会社の人が運転手さんに「1名はWシート」って言ってたのが聞こえたので、Wシートを購入したのは恐らく1名のみだった模様。


③車内での私語厳禁とマスク着用

これはもうちょっと徹底したほうがいいと思う。

運転手さんに伝えて、発車前にアナウンスしてもらうとか。守ってない人に運転手さんから注意してもらうとか。

私の数席前にいた奥様は、乗るなりマスク外していたけど、運転手さんは何も言ってなかった。
あと、この奥様の同行者が途中新宿から乗ってきたけど、ここは平日昼前の井戸端かしら?と思うような会話の盛り上がりっぷりが時折高笑いも挟みつつ1時間くらい続いた。
(さすがにその際は2人ともマスクしてたけど)

この奥様達が非常識だっただけ、という可能性はあるけど、乗車時に特に会社の人からも運転手さんからもアナウンスはなかったので、知らなかった可能性もある。


コロナ下であるぺん号利用は今回が初めてだったけど、とりあえず感想は以上かな。。。

今のところ、①の同行者への検温漏れリスクとか②のWシートの販売を希望者に限っている所や③の周知不徹底っぷりを含め、

「アルペン号のコロナ対策=乗車する側の常識と良心に委ねるものが殆ど」な印象。

まぁ、アルペン号に限らず世の中みんなそんなものかもしれないけど。。。

ちょっと怖いけど、自分にできる精一杯のことはしたい。

それ以前に越境自粛要請とか出されてしまったので、そもそもバスに乗れないんじゃないかという懸念もあるけど。。。

先週は緊急事態宣言明けの初登山。
ほんとは塔ノ岳に行きたかったけど5月中は越境禁止、とのことだったので、2年ぶりくらいの御岳山に。
御嶽駅からケーブルカー下行のバスはそこまで混んではなかったけど、ケーブルカーは結構並んでいた印象。
「密」を避けるために歩いて登ろうかとも思ったけど、通勤電車と変わらないよな、と思い直し、並び続けることにした。
 
御岳→大岳に行くときは、いつもロックガーデンまで降りて川沿いを散策してから行くけど、この日は久しぶりに来たせいかうっかり分岐で間違って七代の滝まで降りてしまった。
ここに来るのはすごく久しぶり。
 
そうそう、こういう階段地獄があったよなーと懐かしく思い出す。

御岳山にはじめて来た頃にはこれを一息に登ることができずに階段途中でぜえはあ息切れしてた。
そう考えると、息切れしながらも、休憩することなく登れてる今は、少しは山慣れしてきたんだろうか。
 

ロックガーデンが終わって枯沢の橋を渡った辺りからの坂、以前は3回くらい休憩しないと峠にたどり着けなかったんだけど、
この日はぜえはあ言いながらも休まず登れた。
 
この大岳神社からの登りもそう。
以前はそれこそ10歩毎に休憩しながら心臓破れそうになりながら登ってたけど、この日は一応問題なく登れた。
唐松岳以来、全く運動らしい運動をしていなくて(ブルガリアンスクワットは3日で挫折した)、ふくらはぎの筋肉も目に見えて落ちて、もう筋肉が全部脂肪にかわったんじゃないかと思ってたけど、一応まだ少しは残ってるっぽい。
 
久しぶりの大岳山頂。
七代の滝やロックガーデン付近では貸し切り状態だったけど、峠辺りから人を抜かしたりすれ違うことが増えてきて、大岳山頂にもぽつぽつ人はいた。

残念ながらこの日は富士は見えなかったけど、新緑が目に眩しくて、やっぱり山はいいなぁとしみじみ。
登る前は調子がよければ奥多摩駅までプチ縦走しようかな、と思っていたけど、虫の多さにちょっとうんざりしていたので、ここで引き返すことに決め、久々の登山終了。
往復3時間50分。
 
6月1日からは越境解禁だし、今日はいよいよ塔ノ岳に行こうかな、と思っていたけど、先週あまりにも体調が悪く、今朝起きた時も頭痛が取れなかったので登山はお休みした。

水曜日に1人残業中、ふと眩暈がすることに気づき、ひどくなる一方なのでタクって帰ったら、タクシーの中で激烈に気分が悪くなり、降りてからまっすぐ歩けず、這うように家にたどり着くなり嘔吐してしまった。

次の日は休んだけど、それからどうも調子が悪い。
 
先週頭に職場が通常の勤務体制に戻る際に会社の産業医から管理職当ての通知が回ってきたんだけど、曰く、
 
「自宅待機や在宅勤務から復帰してきた部下の方たちに決して無理をさせてはいけません」
「外出自粛という前例のない事態はとてもストレスがかかるものです」
「満員電車に慣れるにも時間がかかります」
「頑張ろうとする人もいるかもしれませんが、少しペースダウンをするよう優しく言ってあげましょう」
。。。
 
…緊急事態宣言下も毎日出勤させられ、休んでる部下達の仕事まで引き取り残業続けた結果、原因不明の眩暈と嘔吐に襲われてる管理職がここに一名いるのですが。
 
まぁいいんですけど。
うちの会社が名ばかり管理職に優しくないのなんて今更だしな。。。
 
通知は即効ゴミ箱にポイした。
しかし1mmも好きでもない仕事のせいで、好きな山に行けなくなるのがつらい。
 
 
 
緊急事態宣言が25日に解除される、と聞いて、今週末は久しぶりに塔ノ岳登ろうかな、とうきうきてんくらを見ていたけど、「県をまたぐ移動は月末まで禁止」と聞いて絶望した。
 
神奈川に。。。なんとか密入国できないものか。。。
 
新宿からザック背負って小田急線乗ったら越境しようとしてるのばれっばれなので、せめて神奈川の県境の駅まで歩いていってそこから乗ったら神奈川県民のふりして押し通れるかな、と思って検索したけど。。。登戸まで歩いて4時間半か、。
 
無理。
 
都民には高尾山&その周辺か御岳山&その周辺の二択しかないのか。。。
いや、別にディスってるつもりはまったくなく、御岳山は私が山に登りたいと思うきっかけをくれた大事な山で何度行ったかわからないくらいだし、御岳山→大岳山→奥多摩駅とか好きだけれども。。。

先日携帯が壊れて携帯を買い替えた際に、広角レンズ付きのものにしてみた。
山の上のド迫力の景色をもっと迫力そのままに撮りたいなと思って。
。。まぁカメラのせいではなく撮る人間のスキルの問題な気もするが。
 
散歩中にとった上が普通モード。下が広角使用。
 
塔ノ岳で試してみたいなあ。。。
すごく密入国の誘惑にかられるけど、でも、我慢、我慢。。。