海と山、時々きもの -68ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

A氏から久々にラインが来た。

去年とある尾根でA氏と嬉しくない出会いを果たしたことは書いた
 

帰宅後、しばらくは結構ラインが来て、一緒に山に登ろうと誘われるのをのらりくらりとかわしていたけど、ある時断り続けるのも嫌になってきっぱり、「ついていけないと思うので遠慮します」と返したところ、相手も気分を害したのか、「1人で登るのが好きみたいだね。了解しました」と返信があって、ぱたりとラインがやんだ。

しかしそれで終わりかと思いきや、その後も数か月に一回、A氏からラインが来る。
内容はどこどこに登った、という報告が主なので、こちらも一応相槌は打つ。
返信しないでいると「元気にしてるかな?」とラインが来るので、それはそれで面倒くさい。

で、今週久々にラインが来て何かと思いきや、どこどこに登った、という報告の後、

車じゃないといけない山もあるでしょ。家まで車で送り迎えするからたまには一緒に登らない?」と。

んー。。。

ほんと、申し訳ないと思う。

ほんと、申し訳ないと思うんですけど、言っていいですか?

しつこい。

ここ数週間仕事がへろへろで山にも行けず、イライラが募っていたので、ラインの文面が目に入ったとき、ほんとイライラが噴火して罪なき携帯をカチ割りそうになった。

しつこい。

ほんとに。

1人が好きなのだ、と何度言わせるのだろうか。

「了解しました」と言っていたのは何だったのか。

というか、山で一回一緒になったっきりの、どこの誰ともわからない相手に自分の住所を教えるとでも思うのだろうか。

絶対嫌だから。

しかも「車で送り迎え」って。。。

自分が野性味あふれる野良ゴリラであるせいか、車とか家とか人の縄張りに足を踏み入れることに対してすごい抵抗を感じる。。
友達ですら最初は緊張するのに、たった1回会ったっきりの、しかも良い思い出のない相手の車に誰が乗るというんだろう。

しかも私はこの人に対して、「結婚している(大嘘)」と言っているのでA氏は私のことを既婚者として認識しているはずなのだけど、山で一回一緒になったっきりの人妻(仮)に「家まで車で送り迎えするから一緒に登ろう」とか言えるのすごいな。
どういう神経だ??

友達ならわかるよ。
でも私にとってA氏はたった1回山で道中一緒になった(ついてこられた)見知らぬ人に過ぎないので、いっしょに縦走しようと言われたことといい一緒に登ろうと誘われることといい、距離感の近さにドン引きである。

どうすればいいんだろう。
無視してもなんか来るし、適当に返してもなんか来るし、ほんと嫌だ。
いらいらする。

 

山に嵌り過ぎて久しく着物から遠ざかっていたけど、この連休中、かれこれ半年ぶりくらいに着物を着た。
切らしていた化粧品を買いに、デパートへ。

せっかくだから久しぶりに着物を着ていこうかな、と思ったものの、少し迷った。

緊急事態宣言出て外出するな、と言われている中で着物を着て外に出ることにはやや躊躇いを感じる。

この3回目の「緊急事態宣言」の必要性については色々思うところあるものの、それは横においといて、別にれっきとした用事で外出するんだし、堂々としてていいとは思う。
そしてよくよく考えてみれば、洋服であればここまでの躊躇いは感じないというか何も躊躇しないと思うので、「着物」に由来する躊躇いな気がする。

自分にとって着物は別に特別な用事がなくとも着るものではある。
仕事着以外の服を「部屋着」「日常着(近所のコンビニ用)」「外出着(電車乗ってデパートとか美術館とか)」「よそ行き着(星付きレストランで食事とか)」に分けるとすると、私にとって着物は「外出着」「よそ行き着」にカテゴライズされる。
なので、デパートに行こう、と思った時に着物は普通に選択肢の一つに入る。

けれど、たぶん一般的にはまだまだ着物は「よそ行き着」、と認識されているように思うので、「こんな状況で着物なんぞ着て(=着るような不要不急のイベントに参加して)ちゃらつきやがって」と思われないかな、という躊躇いがある。

…としばし悶々と悩んだけど、結局、「用事があるんだし着物は私にとっては普通だし、堂々としてればいいや」と思って着ていくことにした。
あまりに箪笥に眠ったままだと着物も可哀そうだしな。。。

まぁ化粧品売り場行くだけだし、地味な普通の恰好でいいや、と思って選択肢は2つ。
(何故か写真が一つ倒れてしまう)
 
自分で買った袷の大島と
 
母からのお下がりを仕立て直した単衣の大島。


迷った末に、21℃という最高気温を考えて単衣の大島の方にしたけど、正解だったと思う。
楊柳の長襦袢でも少し暑いと感じたし、こっちの方がより地味&カジュアルだし。

「目立たないように」と心の中で呟きながら最初は猫の帯を考えていたけど、実際にしめてみたら喪服みたいになったので、結局白の紅型の帯を合わせた。
着物着るのが久しぶり過ぎて、帯を締めるのにやや手間取ってしまった。。。やはり着ないと忘れてしまう。


少し明るく映っているけど、この大島、実際の色は黒よりの紺で、着るとなんというか、めちゃめちゃ昭和感があるというかレトロな感じになる。
が、かなり地味な感じになるので、こういう状況下で外出着にするにはちょうどいい気がする。
ほんとは燕の薄羽織も羽織りたいけど、あれは「よそ行き」な感じになるから、やめておいたほうがいいだろうな。。。

…と鏡の前で悶々と考えて、
 
戦時中か。
 
と自分にツッコミ入れたい気分になった。
 
なんか世の中の狂気に呑まれつつある自分を感じる。。。
悪事を働く訳でもないのに何でこんなに他人の目を気にしなきゃいけないんだ。
山にしろ着物にしろ、自分の好きな事をするのにいちいち悩まなきゃいけないの、疲れるな。。。

 
化粧品売り場のお姉さんに「こんな中でも来ていただいて有難うございます」と言われたけど、

いやいや、こっちのセリフ。

こんな中でも営業していただいてほんと有難うございます。

化粧水切らしたな、と気づいたときには青くなったので、化粧品売り場と食料品売り場が開いてると知った時にはほっとした。
デパートは閑散としてて、手持無沙汰に立っている店員さんたちを見るとほんと胸が痛い。
 

今日会社帰りにメトロの中で、マムートのトリオンプロ50にヘルメットぶら下げている青年を見かけて羨ま死にそうになり、思わず、「どちらの山へ?」と話しかけそうになった。危ない。。。

GW、山に行きたい。

ほんとは最後の雪山に行きたい。

でもなぁ。。。

ほんとはまとまった休みがないといけない立山に行ってみたかった。

火曜単独で見れば、風は強いものの↑この天気、一見行けそうな気はする。


しかし、その前の日曜月曜の天気がこれである。



日月と雪が降り続き、合計40㎝以上の積雪予報。そして火曜は晴れるものの、火水と気温上昇。

…うーんうーん…

 

…これ、雪崩とか大丈夫なんでしたっけ???

 

雪崩ってどれくらいの気温だったら警戒すべきなのかな。。。火曜はまだそんなに気温上がらないから大丈夫なんだろうか。。。いやーでもなー。。。
立山って行ったことないのでどれくらいの急斜面かわからない。。。しかし検索すると過去、11月ではあるけど雪崩で7人もなくなる事故が起きてる。それくらいの斜面はあるってことか。。。

…うーん…

風も強いし。。。20m以上の予想。。。雷鳥沢は窪地だから大丈夫なのかな…しかし行ったことないからよくわからないし、そんな状態で行ってテントも張れない暴風だったら目も当てられない。。


じゃあ、立山は断念するとして、せっかくだから五竜リベンジしてみようかな、ついでに唐松まで縦走できれば、と五竜を検索してみたところがこれ。

日月の積雪予報は合計30㎝弱、立山よりはまし。風も立山よりはまし。


しかし火曜の気温は最高10℃の予想。そして水曜午後から雨。。


積雪30㎝弱とはいえ、火曜に気温10℃の中で白岳登って大丈夫なのか不安。。。

 

なら、月曜の雪そんなにすごくないから月曜五竜山荘まで登って火曜唐松まで、とも考えたけど、風速26mて。。。風向き的に、白岳の手前まではいいと思うんだけど、五竜山荘側は爆風だろう。

うーん駄目だ。。。やめよう。。。

他に行けそうな雪山はないかな、と右手にアルティメット60を抱えながら色々雪山情報を検索してるけど、期せずしてステイホームになってしまいそうな気がする。。。

徒然なるままに電話やメールをする、というタイプの人間ではないので、当然実家にも自分から電話したりメールしたりしない。
そして母はたまに私に連絡してくるけど、父はめったに私に連絡してこない。

その父から久しぶりにSMSが来たので何事かと思ったら、

「○○さん、元気にしてることと思います。今日は教えてもらいたいことがあってメールしました。関西では変異型コロナが猛威を振るっていて、病床が足りなくなり、自宅待機を余儀なくされています。その間に容体が急変して死ぬ人が増えています。そこでもしもの時に備えて携帯酸素ボンベを買い置きしたいと思っています。どんなものが良いか教えてください。きっと山でも使うと思いますが。」

お父ちゃん、ごめん、私は酸素ボンベ使うような山には登らんのや。。。

日本の山で酸素ボンベが必要なくらい高い山はないのです、とちくちく返信を打っているうちに、最初「日本の山でそんなもの使わないし(笑)」とウケていた気持ちがだんだん萎んで悲しくなってきた。

関西で医療崩壊というニュースを聞いても、どこか他人事のようにも思っていた。
勿論マスクも手洗いうがいも検温もしてるんだけど、1年前とは違い、コロナは風邪とはまでは言わないけど、コロナはインフルエンザ、皆騒ぎすぎ、くらいには正直思っていて、「うちに『お年寄り』はいないからな」とどこかでぼんやり考えていた。

でも父は不安なのか。。。酸素ボンベを買おうと考えるほどに。

考えてみればそりゃそうか。だって、70近い「高齢者」だもの。

親は当たり前のようにいつまでもそこにいる、と思ってしまいがちなんだけど、こういうことがあると親が年を取ってきている、ということを改めて認識し、そして親を大事にしなければ、という気持ちになる。

 

そろそろ新居のリフォーム内容を固める時期に来ている。

 

今までは値段も考えずに「あれ入れよう」「これも入れよう」と妄想しているだけだったけど、ようやく重い腰を上げて、今入れようと思っているリフォーム内容を、価格表を横目に見つつ、全てをきちんと足し上げて計算してみた…ところ、卒倒するレベルの高額になった。

 

何だこれ・・・何がこんなに高いんだ?

 

まずはエアコン2機。。。エアコンってこんな高いんだ。。。衝撃。

知らなかった。。。賃貸だと今まで全部備え付けだったから。

しかしエアコンは必須品なので仕方ない。

 

その次に高いものはなんだろう。。。バルコニータイル、なるほど。

 

バルコニータイルかぁ。。。

 

新居のリフォームで、バルコニータイルは深く考えずにぜひつけたいと思っていたオプションの一つだった。

以前、マンションを買った会社の同僚が、バルコニータイルは絶対あったほうがいい、と力説していたのもあるし、春から秋はベランダに椅子なんか出して夜景を楽しみつつ一杯やるのもいい、と思ってた。


しかしバルコニータイルを入れるのは約35ユキチ。これがあるとないとでかなり違う。

そういうわけで、今回しみじみとバルコニータイルについて考えてみた。

 

そこまでしてこのタイルは私の生活に必要なものだろうか?
そもそも私はどれくらいベランダを利用する?

 

そして気づいた。

…よく考えてみたら、私、登山靴やゲーター洗う時くらいしか外に出なくないか?

(洗濯物は浴室乾燥機派)

それは賃貸でベランダが超絶狭いから、あるいは前のビルの目が気になるから、だと思ってたけど、じゃあ、視界抜けの良い高層階のベランダになったら、ベランダへの外出頻度(?)が増えるのだろうか、と今回つらつらと考えてみて、思った。

…いや、ないな。

冷静に考えてみて欲しい、マイホーム購入熱に浮かれている私よ。

私はそもそも家であんまり飲まない。
お酒は好きなので、コロナの最初の緊急事態宣言中こそやることなさ過ぎて家でも飲んでたけど、「え?知らないの?ワインも太るのよ」と先輩に衝撃の事実を指摘されて以来、家では飲んでない。

何故なら山に登るのに体を重くしたくないから。

大体、平日そんな家帰ってきてベランダでのんびりしたりしない。

 

仕事が忙しくて午前様で~、などという寒い法螺を吹きたい訳ではない。

単に、私はネット中毒だから。

帰ってきてパソコンの前から離れる、ということをあまりしない。

では、週末はどうだろう?…うん、出ないな。

何故なら週末は山に行くから。

1月~3月の間の週末、一体どれくらい家にいたか考えてみようか、私よ。
1、2回じゃなかっただろうか。


梅雨や夏はもう少しステイホームしているだろうけど。。。でもやっぱり、太るの嫌だからそんなにしょっちゅう飲んだりはしないだろうし、家にいる時は大抵パソコンの前にいるので、ベランダでまったりなんてことはそうはしないだろう。

つまり、私にとってのベランダはせいぜい、登山グッズ洗い場+友達を招いた時にベランダで景色見ながら一杯やって悦に入る、くらいの使い道しかない。
そして私は人を自分の縄張りに入れるのが好きではないので(掃除も面倒くさいし)、きっとそんなにしょっちゅう人を呼んだりしない。

…そんな利用頻度の低いベランダに、果たして35ユキチもかけてタイルを敷く必要があるのだろうか??

…うん、ないな。


そんなことするくらいならsamayaのアソ2ウルトラを買うわ(買わないけど)。

しかも、よく情報収集してみると、バルコニータイルをしくと下が黒い虫の温床になったり、ゴミが溜まったりカビたりして、大規模修繕の時に大変だ、という説もある(そんなのは都市伝説だ、という説もあるけど)。
大規模修繕の時は業者入れればいいとして、黒い虫の住処になるのはちょっと。。。無理。。。階数的に大丈夫だとは思うし料理もしないので(!)虫も食べるものがない所には来ないとは思うけど。。。リスクは極力減らしたい。

というわけで、結論、バルコニータイルは入れないことにした。

10年後、1回くらい大規模修繕を経る頃には、きっと体力も落ち、登山熱も少しは冷めて、インドア派になっているだろうし、その時改めてバルコニータイルでも検討することにしよう。