海と山、時々きもの -63ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

新居には今、壁に漆喰を塗ってもらっているけど、工事は夕方までなので夜は入っていいと言われている。

今日は仕事帰りに新居に一部荷物を置きにいった。

4日前に行った時は下地を塗った段階だったけど、今はほぼ出来上がっていると聞いていたので、玄関の扉を開ける時はどきどきした。

 

こんなにどきどきしたのは、大学の入試の結果を見たときか、いや、それは夢がないのでもっと心情的に近い例えでいうと、小学校の時、クリスマスの朝、プレゼントを開けるときの心境に近いか。。。

もう心臓がばっくばくだった。

 

 

漆喰を塗るので天井の電源は全部外したままなので、トイレ(漆喰を塗る範囲外)の明かりをつけて廊下を見ただけだけど。。。

 

廊下の天井。

 

廊下。

 

はああああお願いして良かった。。。

 

 

早く明るい所で全部みたい。。。

 

 

サントリーニとミコノスで覚えているのは街の白い壁、青い海、風車、そして猫。

前回の漆喰の日記のために記憶を手繰ろうと過去のギリシャ旅行の記録をあさってたら、色々出てきたので載せておく。

 

サントリーニ島の再掲。

 

人懐っこい子が多かったので、隙あらば撫でくりまわしていた記憶がある。

 

この子は私たちが泊まったホテルに住み着いているのか、翌朝朝食の時に色んなテーブルを巡回して「ごはんくれくれ」攻撃を発動していた。

 

ここからミコノス島だった気がする。

看板ネコちゃん。

 

 

看板ネコちゃん②。

 

みんな眠そうやな。。。

と思ったけど撮り手の腕が悪いだけですね、すみません。

 

看板ネコちゃん③?

 

と思いきや右見て、

 

左見て、

 

犯行に及んだ瞬間。

 

 

街を歩いていたらギリシャ語でおばあさんにこいこいと手招きされやや強引におうち(庭)の中に連れ込まれたら猫がいた。

拝観料とか求められていたのだろうか。

* 良い子は本気でマネしちゃいけない奴。

  相手が老人だろうがこっちが2人連れだろうが今思えば危険極まりないほぼ自殺行為。

 

 

ほんと人懐っこい。

 

そして撫でくりまわす。

 

 

サントリーニもミコノスも至るところに猫がいた。

 

日ごろ不足していた猫成分を存分に補給できたいい旅だった。。。

ダイニングチェアや照明選びには迷いに迷ったけど、割と迷わず契約後すぐに決めていたことがある。
それは、壁を漆喰の塗り壁にすること。

クロスにも塗り壁にも一長一短あるので完璧に個人の趣味だけど、私はクロスがあんまり好きじゃないんだな。。。ということに今更ながら気づいた。

実家のマンションは勿論クロスで、そこで20年育って何にも思わなかったし、これまで日本で1人暮らしした部屋はたぶん全てクロスだったけど、「たぶん」というくらい記憶に残っていない。それほどに意識していなかった。

ただ、新居を契約してしばらくしたある日、今の家で壁を眺めてふと、「このクロスの質感、あんまり好きじゃないかもしれない」と思った。
(今の家ごめん)

私の今の家がやっすい賃貸用のクロスしか貼っていないからかもしれないし、クロスだってものを選べばもっと高級感のあるものはあると思う。
探すと、「塗り壁調クロス」なるものもあるようだし。

塗り壁ならではのデメリットもある。
クロスは嫌になったら変えられるけど、塗り壁はそう簡単にかえられないし、地震の時にヒビが入ったりしないかも心配。

それでも、塗り壁にしたいな、と思った。

パリのアパートはおんぼろだったし、歴代の駐在員のそれぞれの趣味で(かつ乏しいわが社の予算内に収まるように)選ばれたと思しき家具たちは統一感なくカオスな様相を呈していたけど、真っ白い壁のあのひんやりした感じだけは好きだった。
…まぁリビングの壁にはヒビが入ってたし、後任曰くそこからある日得たいの知れないキノコが生えてきたらしいけど。。。

あと、以前訪れたサントリーニ島の家々の真っ白な石灰の壁がきれいだった、という印象が強烈に残っているのも大きいかもしれない。


眩し過ぎて目がやられそうだったけど。。。人生でサングラスの必要性を初めて感じた旅だったけど。。。
泊まったホテルの真っ白でざらざらして、そしてひんやりした壁の手触りはよく覚えている。


ひんやりを求める人々。



あれがマイホームにも欲しい。。。

マンションの内壁に漆喰を塗ったところで我が家がサントリーニ島になるわけではないし、もっと高級で広くて天井高270あるような大豪邸ならいざ知らず、天井高240(この頃はまだ250だと思ってたが)かつ独り暮らし用のミニミニウサギ小屋で漆喰にするのは漆喰がもったいないかも。。。
と迷ったりもしたけど、自分の城なんだから、自分の好きにしたい、よし塗ろう、となった。

クロスはまだ十分すぎるくらい綺麗だったし、ほんとは少しでもコストを抑えるためにクロスの上から施工したかったけど、残念ながら管理組合からゴーサインが出なかったので、クロスを剥がして施工することになった。
施工業者さんは現場を見たうえでクロスの上からでもいけると思う、と言っていたので少し不本意だけど管理組合がそういうなら仕方ない。

漆喰の塗り方にも色々あるようで、どこをどのように施工するかをまた、2か月近く悩むことになったけど。。。

サントリーニ島、綺麗だったな。。。
白い街並みと青い海しか覚えてないけど。

 

ああ、あと夜もきれいだった。

 

こちらはミコノス島だったと思うけど。

夜の白い壁に浮かぶ光と陰影が綺麗だったのも漆喰の壁に対する憧れが強い理由の一つかもしれない。

新居のダイニングのペンダント照明はようやく決まったものの、今度はこれと合わせるリビング部分の照明に悩み始めた。

 

結局、LDK部分の3つある引っ掛けローゼット部分のうち、真ん中にだけ控え目な大きさのシーリングライトをつけて、L部分はシーリングライトをつけずテーブルランプで補うことにした。

つまり、横長のLDK部分のD部分にリーブルームのペンダント、反対側のL部分にテーブルランプ、それをつなぐ中央部分には小さなシーリングライト。

 

L部分のサイドボードの上におくテーブルランプとして最初にいいな、と思ったのはレクリントの白いプリーツのシェードに脚部分が真鍮色の奴。

形としてはこれが一番好きだった。

でもこれは白いプリーツ部分の経年の色変化が少し気になったので、結局断念。

 

代わりにこれいいな、と思ったのはルイスポールセンのテーブルランプ。

 

ただしこれはお値段なんと15万円強。

 

うーん。。。。

 

たしかにこれはきれいだけど。。。

 

私たぶんD部分での生活時間が長くなるから、そんなにL部分にいないと思うんだよね。。。

しかもL部分にいたとしてもずっと照明を眺めて過ごすわけじゃないしな。。。

 

と思うととても高く感じる。

 

リーブルームのデキャンタ2つにこのテーブルランプまで買ったら、照明に30万も使うことになる。

確かに素敵だけど、私は照明にそこまでお金かけたくない。。。

 

それくらいならsamayaのAssaut2ウルトラかローカスギアのジェダイを買うわ。。。

 

と思ってうんうん悩んでいたところ、この製品には「リプロダクト品」が存在することに気づいた。

 

「リプロダクト品」というのはダイニングチェアを色々悩んでいたときに見たけど、曰く、

 

ジェネリック製品とも呼ばれ、意匠権の期限の切れた製品をできるだけオリジナルに忠実に再現した品

 

とのこと。

 

要するに「違法じゃないコピー品」、なのだと思う。

リプロダクト品のお値段は2万。

 

完全に個人の趣味だし、オリジナルのブランドにはいずれにせよ大変申し訳ないけど、私はコピー品のバッグを持ち歩くことにはすごく抵抗感あるけど、コピー品の照明を自宅で使うことには抵抗感はない。

照明なので粗悪品だと発火とかしやしないかやや心配ではあるけど、一応10年近く売っているようでこれまでそんな事故もなさそうだし。。。

 

あと、15万の照明の場合、万が一粗忽者の私がすぐ割ってしまったり、地震で倒れて割れたりしたらもう泣くに泣けない、というのも怖かった。

2万なら別に割ったって心の傷は浅い。

 

と思って購入したリプロダクト品がこちら。

 

ゴールドが本物よりは赤っぽい気がする。。。

あと、傘の部分の小さな傷とかは本物にはきっとないんだろうなと思う。。。

 

あと、光の灯り方もね。。。なんかちょっと違う気はする。

 

気のせいかな。。。

 

まぁしかし形が気に入って買おうと思ったので、今のところ満足している(脚の色が思ったより赤っぽかったこと以外は)。

 

最後にもう一度本物の輝き。

 

引っ越しを機に、服と同じように着物も整理している。

 

どれも気に入って買ったもの、親や伯母から譲られたもので、もう着ないかも、と思うものでも捨てがたい。

 

でもずっと置いておいても着物が可哀想だし、と思って、今回一念発起して着物を売ることにした。

 

着物を始めて初期の頃だったので、着る頻度とかあまり考えずに、一目惚れの衝動のまま、結構高かったのを、清水の舞台から飛び降りるつもりで買った。

でも結局、3,4回しか着ていない気がする。

見る度にうっとりするけど、これ以上置いておいても、年齢的に難しくなるばかりだろう。

 

そんなに有名な花織ではないし、作家物というわけでもないけれども、思ったよりも高く売れた。

元値をはっきり覚えてないけど、たぶん売却価格は元値の0.1~0.2くらい。

証紙付き、伝統的工芸品マーク付きだったのが良かったのだろうか?

 

いよいよ手放す時はほんとに寂しくて着物が可哀想で、断腸の思いで畳紙の紐を締めた。

あまり着てあげられなくてごめん。

でも君はとてもきれいだよ。。。誰かもっと若い人、似合う人に大事にしてもらえますように。。。

 

他にも眠っている着物や帯があって、いずれも捨てがたい。

幾つかは着物を始める後輩にあげることにしたけど、他は引っ越しが落ち着いたら染め替えなど試してみたいと思う。