乾徳山からきれいな富士をみたい。
一方で、2週間前の針ノ木岳日帰りであんまりにもバテバテだったので、少し鍛えにハードな登山をした方が良いのではないか、という気もしていた。大倉尾根往復とか。。。
「きれいな景色が見たい?鎖場を登りたい?甘ったれるな。今のお前に必要なのは体力と脚力と根性。選択肢は大倉尾根往復のみ。登って登って登りまくれ」という鬼軍曹な自分と
「デモキレイナケシキガ見タイ。。。」という軟弱な自分が前夜までせめぎ合った結果、軟弱野郎が勝利した。
…まぁ、塔ノ岳からの景色も同じくらいきれいなので、単に自分が乾徳山リベンジしたかった、という部分が大きいかもしれない。
1年ちょっとぶりの乾徳山登山口。
1年前は7月だったけど、今回は紅葉時期のせいかさすがの人込みで、臨時バスが出て計2台になった。
(詰め込めば1台に入ったと思うけど、基本着席できるような振り分けにしてる様子。やさしい)
乾徳山登山口で降りたのも前回は私ともう1人だけだったけど、今回は、4,5人降りただろうか。
皆凄まじい速さで登っていく。
トレーニングという意味では道満尾根を登ったほうがいいと思うんだけど、日和って前回と同じ銀晶水・錦晶水のほうからのコースにした。
ええ、軟弱なもので。。。
これは終わりかけの紅葉?それともこれからなんだろうか。
このコースも扇平出るまでは展望はあんまりないんだけど、木立の隙間から見える景色と青空に、最高の展望が待っている予感しかしなくてテンションは上がる。
足取りは重いけど。。。
ほんと、すぐ息が切れるのどうにかならないものか。
一応標高差は1200mくらいあるようだけどそんなに激しいコースというわけでもないのに。。。
今回もひいこら言いながら、でも足を止めずに必死で登った。
錦晶水を過ぎたら四辻まではすぐだし、こういう平らな道(平らって最高)なので足取りもちょっと軽くなる。
ここら辺だけ少し植生が変わっていて白樺みたいなのが生えてるんだな、ということに今回はじめて気づいた。
四辻を過ぎて扇平の入り口。青空と草原って最高。
そして振り返るとこの景色。
・・・最高だな。
ちなみにここまでアカウシアブをはじめとするそのほか虫には全く悩まされなかった。
恐らくもう季節的に出ないんだと思う。
アカウシアブを避けたいのであれば秋の山がいいのかもしれない。。。
今回の登山は奴がいないというだけで何と心穏やかなことよ。。。
前回はアカウシアブということも知らずにスズメバチにまとわりつかれたと思ってたのでもう半泣きになりながら登ってたからな。。。
この辺りから休憩してた先行の人々に追いついてちょっと渋滞し始める。
前に団体さんがいたこともあってか鎖場という鎖場が大渋滞だった。
若干時間が気になり始めて焦りだす。
まぁ、最悪タクシー呼べばいいと思ってるけどできれば避けたい。。。
というわけで最後の鳳岩、ほんとは登りたかったけど、御覧の通りの大渋滞だったのであきらめて迂回路から登った。
写真に見切れてるけどこの左側にまだ3人くらい順番待ちしてる。
渋滞はあったものの、山頂到着はそんなに前回と変わらず3時間10分くらい。
頂上からの景色は最高の一言。
あーこんな風になってたんだなぁ。。。
山頂は混んでたけど、人一人分くらい座れそうな岩の窪みを見つけたので、山専ボトルのお湯で抹茶オレを入れ、昼ご飯のパンを食べつつ景色を堪能した。
風も思ってた程強くなく、最高の天気と景色に胸がいっぱい。
そうか。乾徳山を満喫するには晴れた秋の日に来ればいいんだな。
見たか、アカウシアブ。お前の負の記憶を塗り替えてやったぞ。
と謎のマウントを取りつつ15分程休憩した後は少し早めだけど帰ることにした。
電車に乗ってから気づいたけど、本日痛恨のミスでコンタクトを忘れてしまった。
コンタクトがないと、暗い所で何にも見えない。。。
そして乾徳山の登りはじめは結構暗い上に道がわかりにくくて怖い。
あんまり遅くにそこを通過したくなかったので。。。
道満尾根もだったけど、あの高い杉に囲まれた鬱蒼とした暗闇、ちょっと私は苦手だ。。。
ちなみに山頂は結構混んでたので、鳳岩の手前にちょこちょこある見晴らしっぽくなった所でご飯をしている人がたくさんいた。
こっちのほうがゆっくりご飯を食べるには向いてるかもしれない。
↓こんな景色を眺めながら転がり落ちる心配もせずご飯ができる。
ゆるゆると帰りつつ高原ヒュッテでトイレをお借りし(無人小屋のはずなのにあまりのきれいさに吃驚した)、最後は15時8分のバスに乗れそうだったのでちょっと走ったりしつつ、バス停に帰還。山行時間合計5時間48分。
…なんかこれくらいが自分にはちょうど良いというか限界というか、いや、ちょうど良い(見栄)かもしれない。
そういえば帰り際にふと錦晶水の所で発見してしまったんだけど、
これ小屋横転してる???
ここに小屋があったのは今回初めて気づいたんだけど、何がどうしてこうなったのかちょっと気になる。。。