海と山、時々きもの -59ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

先日の谷川岳縦走、土樽の駅でタクシーを呼んだとき、1名であるということは伝えていたんだけど、到着した運転手さん(6~70代)は私を見て「ひとり?」と驚いたご様子。
「はい、1人です」と答えると、次のセリフが「あなた、強いねぇ。女性で1人で登るなんてねぇ」

いやー運転手さん、女性1人って普通にいますけどね。。。

その後も会話の端々に「女性1人なんて強い」と挟んでくる。

運転手さん、私が過激派フェミニストじゃなくてよかったですね。。。
もしちょっとアレな感じな人だったら

 

「あなたは男性1人だったとして同じコメントをするのか。男性1人には何にも言わないのに女性1人で登山をすることが「強い」というのは女性の能力を男性より下に見てウンタラカンタラ」

 

と詰め詰めに詰められていたであろう。

しかし別に腹も立たない。
昔地方に転勤した時に出会った取引先の人の名刺交換後の第一声、「女性で転勤なんて偉いねぇ」に共通するものを感じる。
田舎の(田舎には限らないかもしれないが)おじいちゃんの女性認識なんてこんなものであろう。

私の祖父母もそうだった。

父方の祖父に対する母の恨み言の一つに、「結婚するときに『女に学問なんて必要ない』と言われた。あれは大学を出ていた私に対する嫌味である」というものがある。

実際に祖父がどういったか知らないが、当時の四国の片田舎における女性認識なんてきっと似たようなものであり、そこまで何十年も恨みに思う程のものではないのでは、と思う。
(恐ろし過ぎて母にそう言ったことはないが)

そして母や私が何か言ったところでその御年までウン十年、その認識できた人に修正をかけようったって無理なのだ。
諦めの境地。

…と思ったけど、自分が昔新入社員の時、何かにつけて学歴に絡めて嫌味を言ってくるいけすかない先輩に飲み会の場で「女の子は勉強なんてできなくても可愛ければいいんだよ」と聞えよがしに言われていらっとして未だに根に持ってることを思い出した。。。

別に悟っているわけでも諦めている訳でもないのか。

私の中で、母方の祖父には愛情、父方の祖父には申し訳なさと後ろめたさがずっとあるので、同じような「田舎のおじいちゃん」の言うことに対する自分の許容度が上がっているだけかもしれない。。。

運転手さんは大変いいひとで、越後湯沢までの道中、楽しく過ごさせて頂いた。

「そうだ、登山で山登り好きの男性と出会って一緒に登るようにすればいいんじゃない?」

とまで提案されてしまって苦笑。
申し訳ないけど、一緒に登る友達がいないから1人で登っている訳ではなく、1人で登るのが好きだから1人で登るのです。
友達が少ないのは事実だけど。

。。。と言ったところでおそらく理解してもらえないだろうな。

谷川岳と一ノ倉岳の間で10分くらい休憩してから再び出発した。

 

ヘリのホバリングの音はまだ聞こえているのにどこか現実感がない。

すぐ近くに大けがしている人がいるかもしれないのに私の頭の中は、「一の倉岳までの登り返ししんどい」と「紅葉がきれい」でいっぱいだった。

 

山にいると自分と景色のことで頭がいっぱいになって、それ以外の事に対する感覚がとても鈍くなるような気がする。

 

これはひいひい言いながら一ノ倉岳に続く斜面を登り切って(と思ったけどまだ先はあった)谷川岳を振り返ったところ。

 

谷川岳から一ノ倉までのここが一番きつかった気がする。。。疲れもあるだろうけど。

 

噂のかまぼこ型の避難小屋を初めてみた。

一ノ倉避難小屋。

 

小屋というよりほんとカプセル。

高さも私の胸くらいまでしかない。

すぐ傍に「遭難碑」があった。

 

そして山頂。

 

 

この一ノ倉岳の山頂についていろんなレコで「とても山頂と思えない」「しょぼい」「何もない」とさんざんに言われててちょっと可哀そうになった。

ええやん、標識立ててくれてるだけでも。。。

 

ここまでかなり登り返しがつらかったし、この先茂倉岳までの道、最後うっすら登り返しがあるような気がしてちょっとげんなりするも、ここからの稜線は最高of最高だった。

 

正面にこれ。

 

そして左手(たぶん)にこれで

 

右手にこれ。

 

振り返ってもこれ(右端にちいちゃく谷川岳)。

 

うーん最高だ。。。

 

最後の登り返しは疲れた身にはちょっと応えたけど、茂倉岳、15分位で到着。

 

頂上には私と後からすごいスピードで追いついてきた女の人の2人だけ。

この人は、天気があまりにも良かったのでこっちまで来てしまった、と言っていたけど、すごい体力だわ。。。

 

今からあそこまで降りていくのだ、と女の人に教えてもらって気が遠くなる。

 

馬蹄形縦走もいつかしてみたい。。。

 

馬蹄形縦走に思いを馳せながら、茂倉岳避難小屋方面に向かって降りる。

 

 

避難小屋前で腰を下ろしてまた少し休憩した。

15時24分の水上行の電車まではぎりぎりだ。

しかし私は焦らない。

時間に追われる山歩きはちょっと嫌になったもので。。。今日のコンセプトは「楽しむ」なので。

 

越後湯沢まで4000円くらいでタクシーで行ける、ということを事前に調べたので、今日は土樽の駅から「HEY、タクシー!」とやるつもり。

その方が土樽から水上、水上で乗り換えて高崎、高崎から乗り換えて新幹線で、、、とやるよりも早い(越後湯沢までタクシー、そして新幹線、のたった1回の乗り換えで済む)。

 

大人は金で時間と体力を買うのさ、と心の中で嘯きながらおやつのパンを食する。

こんなことしてるからお金が溜まらないんだろうな、知ってる。

 

茂倉避難小屋でトイレを済ませてチェーンスパイクは外してゆったり出立。

あの一番先が「矢場の頭」かなぁ。

 

茂倉新道は結構な悪路でぬかるんで滑って転びそうになったりとか、一歩足つるんと滑らしたらそのまま斜面にさよならしそうな崩落しかけた細い道とかかなり神経を使った。

 

が、足元ばかり見ていてふっと顔をあげたときに、近づいてきた矢場の頭近辺がなんだかすごいことになっててどきっとした。

 

・・・なんか紅葉が衝撃的にきれいなのですが。

 

私の下手な写真では全然伝えられないけど、実物はこれの3倍色鮮やか。

 

 

両側ももちろん美しい。

 

なんか・・・すごいところに来てしまった。

 

矢場の頭で休憩していた若者2人に「めっちゃきれいですねー」と思わず話しかけてしまった。

 

この日、前後して土樽まで降りたのは、私と先ほどの女の人とこの若者2人組だけ。

(レコを見ると他にもいた様子)。

 

この景色をほぼ独り占め。最高だ。

 

少し矢場の頭で休憩した後は、天にも昇る心地で茂倉新道を降りる。

 

しかしこの茂倉新道、道中はそれこそ天国のように美しいんだけど、

 

想像以上の悪路、という。

 

この上の道、左側はすっぱり切れ落ちている。

木の根をまたぐときにちょっと躓いたりつるっと滑ったりしたらそのまま左にサヨナラである。

 

こっちもそう。

ピンクリボンがついているのでこの木の根っこが登山道なんだろうけど、根っこの下、土があるように見えるけれどもそれは目の錯覚で何にもない。

 

そう、文字通り何にもない。

木の根っこからつるんといったり根が折れたりしたらそのまま垂直落下だろう。

何十mかはわからないけど。

 

後もう途中で写真撮るのもつかれてしまったんだけど、泥っぽい湿ってぬかるんだ急斜面が至るところにあって、何度も滑ってこけそうになった。

これ、下るのもやだけど登るのも嫌だ。。。

相当な悪路。

雨が降らない時期が続いたらまた違うのだろうか。

 

しかしなだらかな斜面の金色に明るいブナ林もあったりして、本当にきれいだった。

下山後、駐車場から見える紅葉も御覧の通りの美しさで、思わず、昔見た風の谷のナウシカのセリフ、「その者、青き衣纏いて金色の野に降り立つべし」を呟きそうになった。

今日は黒き衣だけど。

 

この時点で14時50分。

走れば水上行の電車に間に合ったかもしれないけど、今日はリッチにタクると決めてるので急がない。

道中、「安全登山の広場」を撮ったり、道のわきに沸いてる湧き水で靴やゲイターを洗ったりしてのんびり土樽駅に向かう。

 

工事車両以外は全く通らず人家もない道をてくてく歩き、土樽駅の10分くらい手前でタクシー会社に電話をする。

事前に確認した通り、20分程で着く、とのこと。

土樽駅に到着して身支度を終えた頃にタイミングよく来たタクシーに乗って、越後湯沢着。

 

新幹線の中では爆睡してしまったので、やはり電車で何度も乗り換えるより私はこっちのほうが楽だ。。

山行時間合計10時間。

レコをみると谷川岳から一ノ倉岳、休憩時間を差し引いても1時間かかっているので、如何にばてばてだったかがわかる。

 

 

 

電車を待ちながら画像フォルダを眺めて1人でにやにやしてしまった。

茂倉新道、もう一度行くかというと気軽にうんとは言えないくらいの悪路ではあったけど、でもあの茂倉岳からの紅葉は本当に本当に素晴らしかった。

この日は全行程素晴らしい景色と紅葉を眺められたけど、やっぱり最後のあの茂倉岳からの尾根を下り極彩色の矢場の頭に近づいていく時の感動と興奮は忘れられない。

 

とてもすてきな道と季節を見つけてしまった。

谷川連峰と天気の神様、ほんとに有難うございます。

週末は一泊二日の奥穂高を諦め、谷川岳を日帰りで西黒尾根から登り一ノ倉、茂倉と縦走して土樽に降りることにした。

天気予報は最高の一言。

 

直近までレコや肩の小屋のtwitterや天気予報を見ていたけど、おそらく先週の日曜日程雪はついていないだろうと思われた。
レコを見る限り全行程通してチェーンスパイクだけで行けそうだと思ったけど、登山指導センターのHPには「ピッケルと前爪のあるアイゼンが必要(チェーンスパイクは歯が短く危険)」とあったので、念のため持っていくことにした。


登山指導センターがそういうのなら従います。
トレーニングにもなるだろうし。
ちなみに24日だけで装備不足による遭難が4件発生したらしい。そりゃピッケルとアイゼンもって、って言いたくもなるであろう。

奥穂に対しては「行きたい」と「怖い」が交錯していたけど、谷川岳に決めてからは「楽しみ」「楽しみ」「楽しみ」しか考えられなくなった。
紅葉のピークはもう過ぎてるかもしれないけど、オキの耳から先の晴天の下の稜線歩きは絶対に気持ちいいに違いない。
全行程は9時間かかるけど、キツイ登りは西黒尾根から頂上までの4時間だけ(とこの時は思ってた)だし、こんだけ天気よく風も殆どない予報ならもうどう考えても絶対「楽しい」しかない。

久しぶりのアルペン号はデフォルトでも前の座席との間が結構空いてる大型バスで、ダブルシートだったおかげか、それとも今週めっちゃ疲れていたせいか、バスで寝られない自分にしては割と(合計3時間くらいは)寝られた気がする。
登山指導センターで身支度して登山届も出して5時半頃、ヘッデンつけて熊鈴鳴らしていざスタート。


今日の登山のコンセプトは「楽しむ」。
行程が長いからばてないようにしなければ。
なのでしょっぱなからストックを1本使った。


鉄塔の辺りからうっすら空が白んでくる。


紅葉は終わりかけだけど美しい。
ストックのおかげかだいぶ楽。
針ノ木岳と違って道中トイレがないことに対する恐怖もないので、水もじゃんじゃか補給した。


木々の隙間からちらちら谷川岳(たぶん)が見える。

 

日が昇ってくると紅葉が美しくてほんとうっとりした。


虫に悩まされることもないし、道中ところどころ立ち止まって行動食を食べた。
普段あんまり行動食を食べないんだけど、私がすぐばてばてになるのはそのせいかもしれない、と最近ようやく思い至り、お腹が空かなくても今日は定期的にカロリーを補給する実験。


休憩に適した岩場に出るところ。青空にテンションが最高にあがる。

 

素敵だ。。。



 

待ってて谷川岳(たぶん)。

この岩場から先の尾根歩きが西黒尾根の中で最高に好き。

両側が素敵すぎて全然進まない
(息が切れてる訳では決してない。決して)


紅葉にはあまり期待してなかっただけに、予想以上のピークっぷりにテンションが上がりまくる。


素敵すぎる紅葉に足取りも軽く。。。なればいいのに。


ラクダの背を過ぎた辺りから雪が出てくる。


しかしまだ頑張れば避けられる程度なのでチェーンスパイクはつけずに進んだ。
代わりといってはなんだけど、ここからはストックをもう1本追加。

 

はぁそれにしても素敵。


ここから見るとさほど雪はないように見える。

 

と思っていたけど、頂上に近づくにつれ、ちょっとトレースを外れると結構ずっぷり沈み込んだりした。

 

愛する標識ちゃん。


この日は先が長いのでまず肩の小屋へ寄ってトイレ休憩+お茶購入。
さんざんトイレではお世話になってるけど、初めて肩の小屋の中に入った。
すごくきれいだし、小屋番さんも感じが良いし、一度泊まってみたいな。。。

肩の小屋からの道は御覧の通り。
まぁここは何にもなくてもいけるかな、と思ったけど、休憩がてらチェーンスパイクを装着して進んだ。

 


お久しぶりのトマの耳。

 

樹氷と紅葉と空の青と素晴らし過ぎてもう言葉がない。
にやけすぎてフェースカバーの下でおそらく顔面崩壊していたと思う。


 

振り返るとトマの耳の樹氷が美しい。
気温が上がり始めてあちこちで樹氷の落ちる音が聞こえていた。それも美しい。

 

あー素敵だ。。。

オキまで行くのは結構久しぶりな気がする。

 

もうしつこいだろうけど、何回も言う。素敵だ。



久しぶりのオキの耳。


 

ここからの白毛門方面の紅葉がよく見えて素敵だった。

 

まぁこっち側も素敵だったけどね。。。もうどっち見ても素敵って最高。




こう見るとここだけ冬。


昨日は風も強かったしこのエビのしっぽちゃん達は昨日できたんだろうか。。。


オキの耳は結構人も多かったので、少し先で休憩にすることにする。
これから行く一ノ倉、茂倉岳がよくみえる。

 

さよならオキ。冬にまた来ます。


今週は気温も割と高かったし雪がぐっちゃりなっているかな、と思ったけど、強風のおかげか固く、チェンスパでも全く不自由なかった。
凍結箇所はこの日はなし。ただし、トマからオキに降りるところは凍ってたら結構やばそうだなと思う。


紅葉きれいだな、と見とれていたらヘリの音が聞こえてきて、最初は荷揚げか巡回かと思っていたけど、近くで何回もホバリングし始めて、もしや捜索かな、と嫌な予感がし始める。


紅葉の中のヘリ。


私が一ノ倉との間の岩場で腰を下ろして休憩するころには、ヘリがほぼ真下に接近してきた。
ヘリの音に混じって「~してください」と拡声器(?)のアナウンスが聞こえて、ああ、救助してるんだな、と察する。
そして思い出したけど、ここ、一ノ倉沢の岩壁なんだな、そういえば。。。
クライマーさんが落ちたのか。

気になって昨日帰宅後からニュースを色々検索したけど、ニュースにはなってないようだし、助かったのだろう、と思いたい。

今日は谷川岳を西黒尾根から登り、一ノ倉、茂倉と縦走して、茂倉新道を土樽までおりた。

 

ヘロヘロなのでレコは改めてあげるとして、これだけは書いておきたい。

 
雪と紅葉の混じる谷川岳は最高だった。

 
そして茂倉新道の道中の紅葉ははちゃめちゃに美しかった。
 
 
 
 
私の写真・動画の腕が悪すぎて全然あの紅葉の色鮮やかさが載せられない。。。
しかしほんとに素晴らしかった。夢見心地。。。

今週ずっと迷い続けて、迷い続けた結果週末の宿泊予約をキャンセルした。
穂高岳山荘さん、ごめんなさい。

奥穂高1泊2日。初日に上高地から涸沢経由で穂高岳山荘まで登り、翌日奥穂に登りまた上高地まで戻る計画を立てていた。

先週、「今度こそは」と山荘とさわやか信州号を予約してから、ものすごく行きたい、と思う気持ちがある一方で、ずっと「怖い」とも思っていた。
乾徳山を登っている最中も今週末の奥穂登山に対する「怖い」という気持ちが消えなくて、一日3回くらい穂高岳山荘のtwitterを見ては「行きたい」と「怖い」がせめぎ合ってた。
山行に対して事前にここまで怖いと思ったことはない。

最初は岳沢小屋の方から上がろうと思っていたけど、新雪の吊り尾根はさすがに怖いと思ったので計画を涸沢経由に変更した。

「涸沢から上がれば危ないところはないはず。頑張ればいける」と自分に言い聞かせながらも、一日の行動時間10時間弱なんて1回しか(しかも夏山)やったことない私が、先月針ノ木岳の登り5時間でへろへろになっていた私が、標高差1700mを9時間で上がれるんだろうか、という恐怖もあった。


新雪でアイゼンは効かない。

レコにも踏み抜き地獄だと書いている。

雪に足を取られたら想像以上に体力を奪われて疲れるのは年始の赤岳ー横岳ー硫黄岳の縦走で身をもって実感した。
あれと同じことになるんじゃないだろうか。

冷静にそう思う一方で、「頑張ればいける」、とも根拠なく思ったし、なぜかとても焦っていた。
「小屋が閉まる前に雪をかぶった穂高を見るのはこれがラストチャンス。今行かなければ来年はもっと体力が落ちていけなくなるかもしれない」
「来年はまた感染拡大して行動が制限されているかもしれない」
「来年はここまで雪がつかないかもしれない」
・・・etc.


「もし途中で力尽きてビバークすることになっても、パタゴニアのDASパーカ着てツェルトを張ればこの気温(2度)であれば死にはしないだろう」とまで思った。

死にはしなくとも山小屋に迷惑はかかるのに。
…年始の縦走の時にあれだけ山小屋ドタキャンを反省したのに。

昨日、これを見てようやく諦めよう、と思った。


私が山で一番怖いと思っているのは、雪崩に埋まること/シュルンドに落ちること。

翌日の天気予報が悪い中で、へろへろになりながら雪崩リスクを冒して登るのか?、と思ったらようやく山荘をキャンセルする決心がついた。


何でそこまで登らなきゃと焦っているのか。
自分でもよくわからない。

年始にあれだけ技術と体力のなさを噛み締めて、情けなさと黒百合ヒュッテへの申し訳なさで凹んだのに、1泊2日で新雪の奥穂高を登ろうと計画してしまうのがそもそも頭おかしいし、これだけ怖い怖いと思いつつも登りたくてたまらなくてここまで来ないと諦められない自分の判断力が怖い。

穂高を諦めてもまだ登れる他の山を探してwindyを見るのをやめられない。

ほんとに最近、山に関してちょっとおかしい。