今日は昨日のパリ地下ツアーについて書こうと思ってたけど、衝撃的な出来事があったので、自分の精神衛生上そちらを先に書いておきたい。
膝に水が溜まってた。
しかもそれをこの世のものとも思えないデカい注射器を膝にぶっ刺されて抜かれた。
もう精神的ダメージ大きすぎて旅に出たい。
先週末、「なんか左膝がおかしい」と書いたとき、まさかこんなことになるとは思っていなかった。
確か金曜か土曜くらいに左膝に違和感を覚え始めたんだけど、その時は痛いとかではなく「違和感」だった。
なんか首を寝違えたときのような変な違和感が左膝にある。
左膝が突っ張るというか。
山はこの2週間いっていない。
そしていつも私が山で痛くなるのは右膝であって、左膝はたまーに下山時痛むことがあるかな、という程度。
だから山が原因ではないだろうし、記憶にないけど、変なひねり方でもしたのかな、と思った。
大したことだと思わなかったので、数日で治るだろうし、でも今週末の3連休は絶対山に行きたいから、念のためちょっとマッサージするつもりで湯舟でぐりぐりしたりしていた。
そしたらそれが悪かったのか知らないけど、日曜、月曜、と突っ張る部位が拡大していき、月曜朝はちょっとした動きの際に痛むようにまでなった。
マッサージのやりすぎかな、と自分をごまかそうとしていたけど、月曜日の夜、キッチンで流しの下を開けようとしゃがんだときに、左膝の突っ張りがすごくて足を曲げきれなくて、ついに頭の中で信号が赤になった。
これもう絶対気のせいじゃなくなんか膝がおかしい。
私は病院が嫌いだ。
小学生みたいなことをいうけど、注射されたり歯を削られたり痛い思いをすることが多いし、後子どもの頃にすごく高圧的なお医者さんに怒鳴られて以来医者という人種が申し訳ないけど非常に苦手(いい先生にも会ったことあるのでほんとに申し訳ないと思うんだけど)。
要するに、人も場所も苦手なのでできれば健康診断以外で病院という場所に足を踏み入れたくない。
でももし膝に何かあったら山歩き生命の危機である。
こんなに登りたい山だらけなのに、膝に何かあって登れなくなったりしたら…と考えるだけで恐怖。
今週末、せっかくの三連休にどこもいけなくなったら、と考えただけで絶望。
と、私の中で、
山への執着>>>>>>>>>>>病院への恐怖
となった結果、昨日出勤後に今日の午前休を申請し、近くの整形外科を朝一で予約し、今朝、恐る恐る行ってきた。
月曜火曜と色々ググった結果、私の中でなんかもう80%くらいは諦めとともに、この症状の名前が予想ついていた。
まぁ、単に「膝、こわばり」でググっただけなんだけど。。。
これ、たぶん「変形性膝関節症」なんじゃないかな。。。認めたくないけど。。。
なんで認めたくないかって言ったら、まず第一にこの症状の原因が
「大きな原因は加齢」
って書かれてるから。
「中高年の女性に多い」
とも書かれてる。
・・・。
いや、まぁね。改めて考えて気づいたけど、私もう後ほんの数日で40の大台に乗るよ。
確かに40は若者じゃない。立派な中年だと私も思う。一般的に見ても押しも押されぬ立派な中年だろう。
でも「加齢」って書かれる程か???
別に若者ぶる気は毛頭ないんだけど、なんかそういう言葉はもっと・・・20年後とか、30年後とか、それくらいだと思っていたよ(そのお年頃の人達ごめんなさい)
正直、ちょっとショック。。。
そのショックにさらにショックを上塗りしたのが、いろんなサイトを読んでいても、どう考えてもこの症状が完治する未来が見えなかったことだ。。。
この症状は、膝の関節の間の軟骨が加齢とともにすり減っていくことによって起こるらしい。
・・・失われた軟骨って、今何か対策を始めたとしてもとに戻るもんなの?
たぶん戻らないよね?進行を遅らせるだけで。
山に登り続けることと、この変形性膝関節症を治すことは、両立するもんなの???
・・・両立してほしい。
山に登れなくなったらどうしよう。ほんとどうしよう。泣きそう。
というかこれが「変形性ナントカ」じゃありませんように、と願いながら病院のドアをくぐった。
が、触診3分→レントゲン室に移動してレントゲン3分(めっちゃ手際よかった)→診察室に帰ってきてレントゲン写真を前に先生に開口一番言われた言葉が
「見えます?膝の内側の方の隙間が狭くなっているでしょう。O脚だとよくこうなるんですけど、軟骨がすり減って幅が狭くなってきてますね」
・・・。
先生、あなたはとんでもないものを私から盗んでいきました。
変形性ナントカではない、という希望と、O脚ではない、という希望です。
いや、まぁカモシカのようなすらりとした足ではないのは知ってましたよ。
でもO脚って改めて医者から宣言されると、複雑な乙女(40 years old)心はちょっぴり傷つくよね。
…と無言で傷ついてたら、先生がさらにとんでもない爆弾を投下した。
「膝に水が溜まっている状態ですね」
・・・。
・・・ホワッツ???
え?今先生なんつった?
水??
水ってあの水???water?いや、違うよね。
「水を抜くか、湿布で水を引かせるようにするか、どうします?」
いや、先生すいませんちょっと待って下さい水って何。水って。。。
あれか。
なんか、時々おばあちゃんとかがなってる奴か?まさか。
あれ、変形ナントカでなるものな訳??
(午後会社に行く途中に色々ネットを見たら、確かに前日までの自分が気づいてなかっただけで、『炎症を起こして関節液が溜まる』とは書いてた)
と大混乱に陥って、いきなりこんなものが発症した原因とか、いくら「加齢」といえども40ってちょっと早すぎじゃないのかなんでなんだとか、右じゃなくて左にだけ出た理由とか、いろんなものを先生に確認するのを忘れた。
「どうします?」
ともう一回言われて、大混乱ながら先生のさっきの言葉を思い出した。
水を抜く or 湿布で引かせる
「水を抜くってどうやるんですか」
「注射器で抜きます」
「…それって痛いですか?」
すみません先生。ゴミを見る目で見ないでください。
わかってますよ。40にもなって小学生女児みたいなこと聞くんじゃねえって思ってるでしょう。
自分でも思います。
でも嫌なものは嫌なんです。注射が嫌過ぎて去年コロナワクチン打つのも最後まで迷ったくらい嫌なんですよ。
「針が太いんで多少は痛いでしょうね」
鼻で笑いながら(やや被害妄想入り)先生が言う。
多少は・・・多少は、かぁ。。。うーんうーん。。。
「湿布だとどれくらいで治るんですか?」
「人にもよるので一概には言えませんね」
「注射って時間どれくらいかかります?」
「数分で終わります」
「今日注射で水抜いて、週末山に登っても大丈夫ですか?」
「注射して駄目になることは今日湯舟につかることだけです」
どうしよう。。。注射は嫌だ。
階段降りるときにちょっと痛かったりはする。でも今朝は昨日よりも痛みはましになった気もする。
このまま湿布で抑えてもいけるんじゃないのか。。。注射はできるだけ避けたい。
あと、ごめんなさい。初診で入った歯科で、特に今まで問題と言われたことのなかった歯にインプラント(1本数十万)を薦められて以来、医者の薦めるものは基本信用してない(ごめんなさい)。。。
と悶々として、いったんは「湿布で・・・」と言いかけたものの、湿布で治る保証はないし、もしその状態で山登ってる最中に足が曲げられなくなったりしたら、と思って結局「注射お願いします」と言ってしまった。
先生&看護師さん、ほんと面倒くさい患者ですみません。
注射は怖い。
でも山に行けなくなるくらいなら注射を打とう。
と観念したものの、わかりました、といった先生の後ろで看護師さんがさっと取り出した注射器を見て目が点になった。
すみません、それ人間用の奴ですか??
馬用とかじゃなくて???
え、まじでそれを私の膝にぶっ刺すんですか???
と茫然自失しているうちにあれよあれよと診察台に横になってた。
そして、覚悟する間もなく、アルコール消毒されたと思ったら、ぶすり、と奴が来た。
イターーーーーーーー
痛みも多少はあるんだけど、それよりもあのサイズの注射器&針が自分の膝に入って何らかの液体が吸い取られていると思うだけで恐怖で死ねそう。
(イタイイタイイタイタイ)
「もう1本用意しますか?」と看護師さんが先生に尋ねているのが聞こえて倒れそうになった(既に倒れているけど)。
あの巨大注射器1本に収まらない量の水が膝に溜まってるってこと?
(イタイタイタイタイ)
「いや、大丈夫」という先生の声が聞こえて次に「じゃあ薬入れますね」と声が聞こえた。
薬、入れるんだ。
抜くか入れるかどっちかにして欲しい。恐怖で死にそう。
(イタイヨーーー)
硬直してたら「終わりましたよー」と声をかけられたので、ちょっと間をおいてから自分の膝を確認した。
(自分の膝に巨大針が突き立っている光景を見たらショックで倒れる自信があった)
「これ見て下さい」と先生がいうので恐る恐る先生の手元をみたら、巨大注射器いっぱいに「水」が溜まってて卒倒しそうになった。
それ数秒前まで私の膝に入ってたの???マジで?
大したことないのに水抜こうとしてるんじゃないかとか疑ってごめんなさい。そんな量のものが入っていたとは。
「白いかすが浮いているでしょう。これ、半月板が摩擦で削れた削りかすだと思います」
・・・ハンゲツバンガマサツデ削レタ削リカス。。。。
すみません、もうショックの波状攻撃で私のキャパはいっぱいです。
茫然としている間に終わって「お大事に」と言われた。
茫然としてはいたけど、最後に「週末山に登るのは問題ないんですよね?」ともう一回確認した。
しつこいな、という顔をされながら(やや被害妄想入り)、「駄目なのは今日のお風呂だけです」と繰り返された。
診察室を出た直後から、左膝のこわばりがなくなってるのがわかった。
膝、曲げられる。素晴らしい。
・・・でも痛い。
なんか、ちょっと急な動きをすると膝の内側が傷む気がする。。。内側が狭くなってるって言われたからそんな気がするだけだろうか。。。
ショックだ。。。
漢方と湿布を処方されたけど、これ飲んでたら治るのかな。。。治って欲しいな。。。

あまりにもショック過ぎて、午後から出勤したけど仕事の記憶があんまりない。。。
帰りに、コンビニで普段買わない牛乳(カルシウム)を買ってみた。
あと、鳥(タンパク質)。

タンパク質とカルシウムが半月板に効くのかは知らんけど。
うーん・・・でもショックだ。。。
家を出て以降、食生活なんか気にせず生きてきた。
好きなものを好きなように食べてきた。
牛乳なんか家出てから殆ど飲まなくなったし。。。
それでも私は健康優良児だし風邪もひかないから大丈夫、と慢心していたけど。。。
後悔先に立たずってこういうことを言うんだな。。。
とりあえず問題は、
週末山に登るかどうか。
さすがにテン泊はやめておいたほうがいいだろうか。
でも最後の雪山テント泊のチャンスかもしれないのに。。。
でも膝の軟骨これ以上すり減らしたくない。。。
うーんどうしよう。。。