膝水事件の衝撃で頭の中から吹っ飛んでいたけど、パリで最高にテンションがぶちあがった日の記憶その②。
L'hôpital Cochinの裏庭の階段を降りて、最初の部屋でパリの採掘の歴史を勉強し、いよいよ地下に降りていく。

ここは大戦時にドイツの爆撃を避けるために使われていた、とのこと。

入って5分も経ってなかったとおもうけど既にテンション高すぎて変な笑いがもれる。

見づらいんだけど遥か向こうに人影。
ところどころにこうやって「在りし日の採石場」を再現してるんだけど、人形がどう見てもそこら辺の商店街のやっすいマネキン人形(バービー人形の男の子の奴みたいな)で、ミスマッチさにちょっとウケた。

マネキン人形その2(その左手は一体?)。

カタコンベ?たぶん説明はあったんだろうけど、私のフランス語力では何にも聞き取れなかったんだろう。何もメモが残ってない。


もっと後ろまで引っ張るかと思ったら、しょっぱなから見たかったLa fontaine des Capucines。
自分の目が悪いこともあって、最初本当に水があるのかわからなかった。
(パリにいる間にだいぶ視力が悪化した)

ガイドさんに揺らしてもらって初めて水のあるのがわかる。地下水らしい。

これも何か説明してたんだけど私のフランス語力では(以下略)。

この天井のヒビをひょろっとした石柱(積んだだけ)で支えてるところが怖い。この上のアパートには住みたくない。

昔はこうやって採掘してましたよ、の図。

さっき商店街のやっすいマネキンとか思ってしまったけど、この採掘場は確か全部ボランティアで民間の団体さんが保全活動してくれていたはず。だからこんな殆どただみたいな料金で貴重な遺跡を見せてもらえることを感謝こそすれ、やすい云々という無礼千万な感想を抱く権利は私にはない。すみません。
そして改めてほんとに感謝。楽し過ぎてどうしたらいいかわからない。
こういうきれいになっているところもあれば、

途中で採掘諦めました、みたいなところもある。

深いところの地層ほど、密に詰まっててきれいなので、高級な建物に使われた(と言っていた気がする)。
確かに上の方は穴ぼこだらけ。

たまに貝の化石があったりしてわくわくが止まらない。

この保全の会のメンバーになったらこういうところで集会できるのかな。。。

採掘場は、さっきみたいな道+こういう広場+道+広場、で構成されている。
採石場の地上の入り口を潰して街を拡張していったものの、しばらくして「これ、地下やばいんじゃね?」ということに気づき(今更?)、地下の検査官みたいなものが任命されて、穴を掘って採石場を探していった、とのこと。

45は区画。GはGillaumeという検査官の名前の頭文字、1777は検査した年とのこと。

この7Rは「Revolution=フランス革命」後7年、という意味(と言っていたような以下略)。

ところどころにある「puits」は採掘穴の名残。

puitsを下から見上げたところ。

しかしそれにしても広い。楽しい。
パリの下がこんなになってたなんて。
下水道迷路の下にさらにこんな迷路が広がってるなんて。
テンションが爆発して宇宙の旅に出たまま、帰ってこない。

ここら辺でインディ・ジョーンズのBGMが頭の中に流れ始める。

ところどころの謎の彫刻とか。
これはまだわかるけど、

このUMA何だ?楽し過ぎる。

もうインディ・ジョーンズだわ。。。

これとかもさ。。。

で、この短いトンネルの中を歩いていたときに、突然先頭のガイドさんが立ち止まった。
何かな、と思ってたら。。。

突然ガイドさんの懐中電灯(この通路の唯一の光源)を消される。

「ね?真っ暗でしょ云々。。。」と言っていたけど、生粋のチキンハートにとっては心臓止まるかと思った。
最後尾になんかいるんじゃなかった。
通路から出て後ろを振り返ったところ。やっぱインディジョーンズ

ここも頭上が怖すぎる。

この一面に石を積み上げているのは、検査官が「ここ、やばくない??」と思って補強をした跡らしい。
石柱+一面石ってことはめっちゃやばいってことなのかな。。。あまり長居はしたくない。

これはめっちゃウケた標識。「Val de Grace(病院)の野菜畑の下」。なんじゃそりゃ。

2時間弱のツアー、あっという間だった。

びっしり直線で書かれているところが通路で、赤は補強した箇所とのこと。
すごく歩いた気がするけど、今日歩いたところはパリの地下に広がる採石場のほんの一画らしい。

はぁ。。。。浪漫だわ。この汚いパリの地下にこんな素敵な空間が網の目のように広がっているとか浪漫だわ。。。とふわふわした気持ちでツアー終了。
写真とメモ転記しながら今回改めて思い返してみたけど、この日はほんと楽しかったな。。。
Paris Souterrain見てると他にもわくわくするところが幾つもあって、自分にとっては、パリは地上より地下のほうが魅力的な街だ。
…などと言いつつ、古酒をオークションで落としまくったり、パリ中のチョコレート屋とケーキ屋を巡ったり、ミシュランの星付きを色々試したりしていたので、今思い返せば地上も十分楽しんでましたね、はい。。。
文句ばかり言うのは悪い癖だ。。。