海と山、時々きもの -34ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

9日は、当初秋田駒に行くつもりだったけど、色々考えた末にそちらはキャンセルして扇沢行のあるぺん号を取った。

直前まで、針ノ木に行くか爺が岳に行くか迷って結局爺が岳にした。

 

正直に言うと、針ノ木に行く最初の樹林帯を歩くのにちょっと抵抗感があった。

去年、同じ時期に針ノ木に登ったときに大沢小屋に行くまでの間で獣臭がしたのが結構記憶に残っていて、あれをもう一度やる勇気がなかった。。。熊さんの姿を見たわけでもないのに、我ながらほんとヘタレチキン。

熊かかってこいやぁ、くらいの事を思えないものか。。。

 

あるぺん号、プレミアムを予約したけど、直前の天気予報悪化のせいかバスの座席が4分の1くらいしか埋まってなくて、なんか切ない気分になった。

バスすごい豪華な奴だったのに。。。

あるぺん号キャンセル料高いな、とか思っててすみません。

そりゃキャンセル料も高くなるよね。仕方ない。だってこんなに豪華なバスで運転手さん2人も出してくれてるんだよ。でないと採算取れないよね。。。

 

予定より少し早い4時過ぎに扇沢に到着。

降りたのは私だけだった。

目の前の駐車場にぽつぽつと駐車している車はいるものの駅で動いているのは私一人だけ、辺りは真っ暗、寒い、という三重苦でテンションがた落ちになるも、身支度してヘッデンつけて、5時前、扇沢駅出発。

 

天気悪いから今日は登る人がいないのかと思いきや、柏原新道の方に行ったら先行するヘッドランプがいくつも見えた。

 

この辺りは熊がよく出ると聞くので、めちゃめちゃ熊鈴鳴らしながら登った。

しかし全くラジオも熊鈴も持たずに登っていく人達が結構いてほんとすごいなと思う。

真っ暗な中で寝起きのクマさんと鉢合わせたりしないのかな。。。まぁヘッデンの光で熊が逃げていくだろう、ということなのか。。。もしくは熊かかってこいや、という猛者ばかりなのか。

そんな強心臓に私もなりたい。かもしれない。

 

 

しばらくは真っ暗な中、熊に会いませんように、と祈りながら登っていたけど、だんだん明るくなってきた。

 

しかもなんか思ってたより天気よさげ。

 

柏原新道は白毛門みたいな「急登、急登、そしてまた急登」という感じではなくて、ところどころなだらかな道や平らな道が多くて私のような根性なしには結構助かる。

 

そして紅葉がきれいでテンションがあがる。

 

天気も良さげでテンションがさらに上がる。

 

天気と紅葉の予想以上の良さに、私のテンション、ストップ高。

 

結構、左側がばーんと開けながら登る所が多くてほんと柏原新道素晴らしい道だと思った。

 

雪渓すごい。

 

はああああ。

 

なんかちょっと日も差しているし。。。

 

紅葉きれいだし。。。

 

5月に登った針ノ木岳が見える。

 

あの大雪渓がこんなにちっちゃくなってしまって。。。なんだかしみじみする。

 

種池山荘は結構初期の頃からみえているんだけど、なかなか近づいている気がしない。。。

 

しかしそれが気にならないくらい道中の景色が最高。

 

もともと乏しい語彙が消失して、最高、と繰り返し呟きながら登ってたけど、これ見たときは「わああああ」となった。

 

今年の紅葉は勝手にはずれだと思っていたけど、いやいや。いやいやいや。

 

 

 

紅葉の中をため息つきながら登る。

 

あまりに素敵過ぎて例によって気づいたらシャッターを押していたので、同じような写真が50枚くらい量産された。

 

富士見坂。

 

富士はどこだ、と振り返ったら遠くにうっすら浮かんでいた。

帰りは雲の中で見えなかったので、ラッキー。

 

それにしてもきれいだな。

 

 

私は今優しさに包まれている。。。

 

優しさに包まれながら同じような写真を大量生産している。。。

 

 

ようやく稜線が近くなってきた。

 

やっぱ熊いるんだ。。。こわ。。。

 

鉄砲坂の標識が見えてから一登り、二登りすると、ようやく種池山荘に到着。

 

結構疲れた。。。でも景色がきれいすぎてあんまり苦にならなかった。。。

 

この時点で8時半くらい。早くもないけどそこまで遅くないのでここで少し荷物を下ろして休憩することにした。

種池山荘、ほんと絶景スポットにたってると思う。

ここに泊まってのんびり景色を眺めてちょっと爺が岳行ったりしてまったりするのもいいなぁ、と思った。

 

向こうの方の山は雪をかぶっているように見えた。

 

種池山荘で休憩しながら今日の目的地である爺が岳を眺める。

 

結構な登りに若干げんなりするけど、まだ帰りのバスの時間(16:10)まで結構、というかかなりあるし、15分ほど休憩してから、行くことにした。

とりあえず南峰まで行ってからどうするか決めよう。天気が悪化しそうだったらもう引き返す。

 

登りにはげんなりするけど、紅葉がきれいで癒された。

 

前見てもきれいだし、

 

後ろみてもきれい。

 

最高だよ。。。最高以外の言葉が出ない。

ぜえはあしてすぐ立ち止まってしまうけど。。。

 

劔かな?あのぎざぎざ、めっちゃ格好いい。

 

冷池山荘と左上にテン場。テン場、とおっ。。。

 

これたぶん積雪期に使う南尾根じゃないかな。。。

 

なんかうっすら道っぽいのがついているしたぶんそうな気がするけど違ってたらごめんなさい。

雪の爺ヶ岳も一回来てみたい。

 

同じような写真を30枚くらい量産したり、冬の爺ヶ岳に思いを馳せたりしながら南峰到着。

コースタイム40分だけど1時間くらいかかった。ほんとダメな奴だ。。。

 

黒部峡谷も素敵だ。。。

 

あれたぶん槍だな。。。

 

 

そう考えると、ここからって槍ヶ岳、立山、劔岳、というオールスターが一望できるのか。。すごい場所だ。

 

ここからは鹿島槍も見える。

あまりの遠さにちょっと絶望してしまった。

鹿島槍から五竜縦走しようと思ったらあれ超えていくのか。。。できるのだろうか、私に。。。

 

しばらく休憩した後、時間もあるしせっかくなので中峰にも行ってみることにした。

たった15分とはいえ、結構下って登って、とひいひいいいながら登頂。

 

黒部峡谷ほんと格好良い。

 

あまりにも全方位眺めがよすぎて、紅葉も相まって、ほんとに幸せな気持ちになった。

ここから引き返すときも眼前にはこの景色だし。。。

 

この稜線上の種池山荘がまた素晴らしい。

種池山荘の屋根をオレンジに塗ろうと思った人、天才じゃなかろうか。

 

左を向けば紅葉。

 

眼前には種池山荘と針ノ木に続く稜線と立山連峰。

 

さらにその右には黒部峡谷と鹿島槍。

 

最高、と呟きながらまた同じような写真を20枚くらい量産しながらゆっくりと下っていたら、下の方からどんどんガスが沸いてくるのが見えた。

 

それもまた素敵。

 

ほんとにきれいだった。

 

 

11時半前には種池山荘に帰着。

名物のピザを試してみたくはあったけど、色々考えて断念した。一番は、疲れてあまり食欲がなかったのが大きい。

ほんとこの体力ないの何とかしたい。

こんなんで、2泊3日テント泊とか行けるんだろうか。

また、2年前の黒戸尾根と同じようなことにならないだろうか。。。

 

きれいな景色に癒されつつ、今度の山行に対する不安で悶々としつつ、お昼に持ってきたピーナツバタークリームパンをかじる。

しばらくごろごろしていたかったけど、午後から雨予報だし、実際に雲が下から上がってきているので、20分ほどして出発することにした。

 

下山の景色も最高の一言。

 

 

 

こうやって同じような写真を(以下略)。

 

 

 

 

下の方にくるとガスが濃くなってきた。

 

そんなに悪路ではないんだけど、濡れた岩+濡れた落ち葉+濡れた木、という最凶の組み合わせだったので、注意して歩いた。

3回くらい足滑らしたけど、幸い、尻餅はつかず。

 

結構足がぷるぷるになり、最後は右ひざも若干痛み始めたのでサポーターを左から右に巻きなおしながら、14時前に登山口に下山完了。

足が棒で登山口のベンチに座ってしばらく茫然自失してたら、ぽつぽつと雨が降り出し、霧雨になった。

本降りになる前に下山出来てよかった。

 

しかし最初から最後まで絶景と紅葉に包まれた登山だった。。。

ほんとに素敵な山だった。爺ヶ岳ありがとう。また来ます。

9日は最初好天予報だったのにみるみる悪化していき、前日時点ではこれ。

朝はちょこちょこ太陽が見えるけど、昼過ぎに太陽は見えなくなり、夕方からは雨の予報。

 

 

雨降っていちいちカバーかけるのが面倒くさいな、と思ったので、ザックは久しぶりに100%防水の奴を引っ張り出してきた。

マウンテンハードウェアのdirettissima35。確か雨蓋以外は防水。

 

服は結構迷った。

さすがにもう寒そうだし雨も降るかもしれないし、と思って、夏のハーフパンツ+スポーツタイツはやめた。

下はミレーのアミアミ+スポーツタイツ(夏用)+モンチュラのエクスカリバー(ソフトシェルパンツ)にした。

上はミレーのアミアミ+モンチュラの冬用のナントカマグリア。裏起毛の奴。

これに、モンチュラのソフトシェル+パタゴニアのR1+ファイントラックのレインウェア。

ソフトシェルは種池山荘~爺が岳の稜線上では着たけど、歩いてる間はちょっと暑かったので脱いでもよかった気はする。

山頂でお茶しているときはそのソフトシェルだけだと少し寒かったので上にR1を着たらちょうどよくなった。

レインウェアは結局使わず。

 

グローブは夏用の薄い奴をしていったけど、稜線上で止まっているときは少し手が寒いと感じたので秋冬用の奴でもよかったかもしれない。

 

ちなみに当日、扇沢到着後の天気予報はなんとこれ。太陽マークはどこかに行ってしまった。。。


下山がもう少し遅かったらがっつり雨に降られていたので、装備はこれで正解だったような気はする。

強いていうなら結構パンツの裾が汚れたので、ゲイターがあっても良かったかもしれない。

 

気づいたら家を買ってから1年経った。

 

高値掴みをした自覚はあるけど、今のところ大変満足している。

色々悩んで買った家具たち頑張った内装もだけど、何に一番満足してるかっていったら、

 

山に行くのに便利。

 

家選びの条件は、まず第一に眺めがいいこと、そして駅から近いこと&いざとなったら会社に歩ける距離であること、だったけど、山への便利さ、も結構考えた。

 

免許を持たない私にとっての山への便利さは会社から家に帰って着替えてお風呂入って夜行バスに乗れること。

あるいは家帰ってザック拾ってすぐにあずさか新幹線に乗れること。

 

一応それを意識して場所を選んだけど、正解だったなと思う。

めちゃめちゃ便利。。。

 

完全なる個人の一意見だけど、東京で一番山へのアクセスが良い所って新宿なのでは?と思う。

 

 

バスであればバスタや都庁下やその近くのバス停からさわやか信州号・あるぺん号、エクスプレス鳥海号など多方面にバスが出てる。

あるぺん号は日時がきまってるけど、他にもアルピコ交通や京王バスなどが(季節や曜日は限られるといえ)一日数本バス出してくれてるのはほんと有難いし便利。

 

さらにはバスがない日でも、あずさでびゅん、と松本や甲府方面に向かえる(北アルプスや八が岳に行ける)。

 

新宿の問題点は、新幹線に乗るにはやや遠い、ということくらいだろうか。。。

例えば、谷川岳に登るのに越後湯沢で前泊したいな、という場合は東京か上野まで出て新幹線に乗る必要がある。

 

そう考えると、新宿と東京のどちらにもアクセスが近い所に住んでおけば山へのアクセス最強、となるのかもしれない。

 

山に行く時は、山を歩くこと自体も楽しいけど、計画しているときもめちゃめちゃ楽しい。

 

地図を広げて天気予報を頭の片隅に入れて、コースタイムを足し上げて頭の中の山に道を作っていくのが楽しい。

加えて個人的には、行きのバスや電車の時間を検索して、私にとっての登山口までの「道」をつなげていくのも好きだ。

この三連休もそうやって東北に登りに行くつもりで夜行バスを予約していた。

 

が、北アルプスの天気が意外にも良すぎて心がぐらんぐらんに揺れ動いている。

たぶん9日の天気予報がよいからだと思うんだけど、8日のあるぺん号が催行されることになった=私にとっての登山口までの「道」が出来てしまったこともぐらぐらに拍車をかけている。

 

東北の方の目的地は、まだ行ったことないからいってみたい。

でも、目的とする山行のためにはもうちょっとハードな所を登ったほうがいい気はする。

9日日帰りで北アルプス行こうかな。。。針ノ木岳とか。

そしてなんか8日も雨降るとはいえそこまでひどくなさそうだから、どうせなら8,9でテント泊で針ノ木サーキットしてみようかな。。

でも白毛門登って足が小鹿になるようなヘタレっぷりでいきなり久しぶりのテント泊はきついかもしれない。。。もうちょっと鍛えてからのほうがいいかも。。。

針ノ木サーキットじゃなくて、テント泊で種池に泊まってまだ行ったことのない鹿島槍に行ってみようか。

でもどうせ鹿島槍に行くんだったら八峰を抜けて五竜に行きたい。

キレット小屋はもう閉まってるから、そしたら冷池に泊まるしかないけど、そうすると2日目がだいぶハードになる。。。三連休最終日は天気が大荒れだから9日中に絶対下山しないといけないけど、ちょっとリスキーかな。。。あと、雨に濡れた岩はちょっと怖い。。

やっぱ初志貫徹で東北にすべきか。。。運動不足が怖いのなら、夜行バスに乗る日に朝塔ノ岳にでも登りに行けばいいのか。。。

 

。。。考えるのは楽しいけど、頭の中でいろんな道が広がりすぎて収拾がつかず悩む。。。