9日は、当初秋田駒に行くつもりだったけど、色々考えた末にそちらはキャンセルして扇沢行のあるぺん号を取った。
直前まで、針ノ木に行くか爺が岳に行くか迷って結局爺が岳にした。
正直に言うと、針ノ木に行く最初の樹林帯を歩くのにちょっと抵抗感があった。
去年、同じ時期に針ノ木に登ったときに大沢小屋に行くまでの間で獣臭がしたのが結構記憶に残っていて、あれをもう一度やる勇気がなかった。。。熊さんの姿を見たわけでもないのに、我ながらほんとヘタレチキン。
熊かかってこいやぁ、くらいの事を思えないものか。。。
あるぺん号、プレミアムを予約したけど、直前の天気予報悪化のせいかバスの座席が4分の1くらいしか埋まってなくて、なんか切ない気分になった。
バスすごい豪華な奴だったのに。。。
あるぺん号キャンセル料高いな、とか思っててすみません。
そりゃキャンセル料も高くなるよね。仕方ない。だってこんなに豪華なバスで運転手さん2人も出してくれてるんだよ。でないと採算取れないよね。。。
予定より少し早い4時過ぎに扇沢に到着。
降りたのは私だけだった。
目の前の駐車場にぽつぽつと駐車している車はいるものの駅で動いているのは私一人だけ、辺りは真っ暗、寒い、という三重苦でテンションがた落ちになるも、身支度してヘッデンつけて、5時前、扇沢駅出発。
天気悪いから今日は登る人がいないのかと思いきや、柏原新道の方に行ったら先行するヘッドランプがいくつも見えた。
この辺りは熊がよく出ると聞くので、めちゃめちゃ熊鈴鳴らしながら登った。
しかし全くラジオも熊鈴も持たずに登っていく人達が結構いてほんとすごいなと思う。
真っ暗な中で寝起きのクマさんと鉢合わせたりしないのかな。。。まぁヘッデンの光で熊が逃げていくだろう、ということなのか。。。もしくは熊かかってこいや、という猛者ばかりなのか。
そんな強心臓に私もなりたい。かもしれない。
しばらくは真っ暗な中、熊に会いませんように、と祈りながら登っていたけど、だんだん明るくなってきた。
しかもなんか思ってたより天気よさげ。
柏原新道は白毛門みたいな「急登、急登、そしてまた急登」という感じではなくて、ところどころなだらかな道や平らな道が多くて私のような根性なしには結構助かる。
そして紅葉がきれいでテンションがあがる。
天気も良さげでテンションがさらに上がる。
天気と紅葉の予想以上の良さに、私のテンション、ストップ高。
結構、左側がばーんと開けながら登る所が多くてほんと柏原新道素晴らしい道だと思った。
雪渓すごい。
はああああ。
なんかちょっと日も差しているし。。。
紅葉きれいだし。。。
5月に登った針ノ木岳が見える。
あの大雪渓がこんなにちっちゃくなってしまって。。。なんだかしみじみする。
種池山荘は結構初期の頃からみえているんだけど、なかなか近づいている気がしない。。。
しかしそれが気にならないくらい道中の景色が最高。
もともと乏しい語彙が消失して、最高、と繰り返し呟きながら登ってたけど、これ見たときは「わああああ」となった。
今年の紅葉は勝手にはずれだと思っていたけど、いやいや。いやいやいや。
紅葉の中をため息つきながら登る。
あまりに素敵過ぎて例によって気づいたらシャッターを押していたので、同じような写真が50枚くらい量産された。
富士見坂。
富士はどこだ、と振り返ったら遠くにうっすら浮かんでいた。
帰りは雲の中で見えなかったので、ラッキー。
それにしてもきれいだな。
私は今優しさに包まれている。。。
優しさに包まれながら同じような写真を大量生産している。。。
ようやく稜線が近くなってきた。
やっぱ熊いるんだ。。。こわ。。。
鉄砲坂の標識が見えてから一登り、二登りすると、ようやく種池山荘に到着。
結構疲れた。。。でも景色がきれいすぎてあんまり苦にならなかった。。。
この時点で8時半くらい。早くもないけどそこまで遅くないのでここで少し荷物を下ろして休憩することにした。
種池山荘、ほんと絶景スポットにたってると思う。
ここに泊まってのんびり景色を眺めてちょっと爺が岳行ったりしてまったりするのもいいなぁ、と思った。
向こうの方の山は雪をかぶっているように見えた。
種池山荘で休憩しながら今日の目的地である爺が岳を眺める。
結構な登りに若干げんなりするけど、まだ帰りのバスの時間(16:10)まで結構、というかかなりあるし、15分ほど休憩してから、行くことにした。
とりあえず南峰まで行ってからどうするか決めよう。天気が悪化しそうだったらもう引き返す。
登りにはげんなりするけど、紅葉がきれいで癒された。
前見てもきれいだし、
後ろみてもきれい。
最高だよ。。。最高以外の言葉が出ない。
ぜえはあしてすぐ立ち止まってしまうけど。。。
劔かな?あのぎざぎざ、めっちゃ格好いい。
冷池山荘と左上にテン場。テン場、とおっ。。。
これたぶん積雪期に使う南尾根じゃないかな。。。
なんかうっすら道っぽいのがついているしたぶんそうな気がするけど違ってたらごめんなさい。
雪の爺ヶ岳も一回来てみたい。
同じような写真を30枚くらい量産したり、冬の爺ヶ岳に思いを馳せたりしながら南峰到着。
コースタイム40分だけど1時間くらいかかった。ほんとダメな奴だ。。。
黒部峡谷も素敵だ。。。
あれたぶん槍だな。。。
そう考えると、ここからって槍ヶ岳、立山、劔岳、というオールスターが一望できるのか。。すごい場所だ。
ここからは鹿島槍も見える。
あまりの遠さにちょっと絶望してしまった。
鹿島槍から五竜縦走しようと思ったらあれ超えていくのか。。。できるのだろうか、私に。。。
しばらく休憩した後、時間もあるしせっかくなので中峰にも行ってみることにした。
たった15分とはいえ、結構下って登って、とひいひいいいながら登頂。
黒部峡谷ほんと格好良い。
あまりにも全方位眺めがよすぎて、紅葉も相まって、ほんとに幸せな気持ちになった。
ここから引き返すときも眼前にはこの景色だし。。。
この稜線上の種池山荘がまた素晴らしい。
種池山荘の屋根をオレンジに塗ろうと思った人、天才じゃなかろうか。
左を向けば紅葉。
眼前には種池山荘と針ノ木に続く稜線と立山連峰。
さらにその右には黒部峡谷と鹿島槍。
最高、と呟きながらまた同じような写真を20枚くらい量産しながらゆっくりと下っていたら、下の方からどんどんガスが沸いてくるのが見えた。
それもまた素敵。
11時半前には種池山荘に帰着。
名物のピザを試してみたくはあったけど、色々考えて断念した。一番は、疲れてあまり食欲がなかったのが大きい。
ほんとこの体力ないの何とかしたい。
こんなんで、2泊3日テント泊とか行けるんだろうか。
また、2年前の黒戸尾根と同じようなことにならないだろうか。。。
きれいな景色に癒されつつ、今度の山行に対する不安で悶々としつつ、お昼に持ってきたピーナツバタークリームパンをかじる。
しばらくごろごろしていたかったけど、午後から雨予報だし、実際に雲が下から上がってきているので、20分ほどして出発することにした。
下山の景色も最高の一言。
こうやって同じような写真を(以下略)。
下の方にくるとガスが濃くなってきた。
そんなに悪路ではないんだけど、濡れた岩+濡れた落ち葉+濡れた木、という最凶の組み合わせだったので、注意して歩いた。
3回くらい足滑らしたけど、幸い、尻餅はつかず。
結構足がぷるぷるになり、最後は右ひざも若干痛み始めたのでサポーターを左から右に巻きなおしながら、14時前に登山口に下山完了。
足が棒で登山口のベンチに座ってしばらく茫然自失してたら、ぽつぽつと雨が降り出し、霧雨になった。
本降りになる前に下山出来てよかった。
しかし最初から最後まで絶景と紅葉に包まれた登山だった。。。
ほんとに素敵な山だった。爺ヶ岳ありがとう。また来ます。








































































