海と山、時々きもの -30ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

好き過ぎた結果、30+5を買ってしまった。

 

最近山にも行けてないし、しかも30ℓ台のザックは石井スポーツのPaineの32ℓのがある。

Paineの32ℓのは、山を始めるときに先輩と一緒に石井スポーツにいって、一緒に選んでもらって、近くの丹沢も初めての大天井でのテント泊もこれで行った、思い入れのあるザックだ。

一番外のポケットのジッパーが布地を変に噛んでしまった結果外ポケットが使えない状態になっているけど、それでも他の所に不具合はないしまだまだ使える。

 

それでもinstinct 30+5を買ってしまったのは、ちょっとした雨の日や雪山ハイクの日も春夏の日帰りハイクも全部使えるようなダイニーマのザックが欲しいな、と思って考えたとき、instinct30+5しかないな、と思ったので。

それくらいInstinct40+5がよかった。

 

40+5をこの冬ワンシーズン使って、個人的にとても好きだ、と思ったところを書いておく。

 

①見た目

身もふたもないけどこれが一番好き。

見た目。左が40。右が今回買った30。

 

白は汚れやすい、とかそんなことを心配したりもしたけど、40の方は今のところ変な汚れもなく使えている。

白のところよりも、むしろこの黒の部分の方が土汚れが目立ったりする。

 

いずれにせよ、この白+黒+オレンジ、の組み合わせがとても良い。

 

 

山ウェアに関してはMonturaの色使いがとても好きだし、私はもしかすると山に関してはこういう派手派手な色使いが好きなのかもしれない。

 

②外ポケット

Instinct40で2番目に好きなのがこの外ポケット。

 

買った当初は、(結構浅くてあんまりもの入らないかも)、と思ったけど私の使い方が悪かっただけで、めちゃめちゃ、めちゃめちゃものが入る。

いつも山登るときに登山口で取り出す、日焼け止め+フェイスカバー+帽子+サポーター+タオル+手袋、が全部入る。

ザックの中にものが詰まっているとこのポケットに入れづらいので、先にポケットに詰め込んでおけば、結構収容能力は高い。

 

③腰ベルトのポケット

Instinct40は腰ベルトの片側にだけだけど、小さなポケットがついてる。

これは個人的には大変有難い。

ちょっとした飴とかの行動食や日焼け止めがここに入れられるので、ザックを下ろさないまま休憩ができる。

今回、30ℓのダイニーマのザックを買おうと思ったときにミレーのトリロジー30にもやや心惹かれた(色が好き)けど、結局このInstinctの腰ベルトのポケットが捨てがたい、と思ったのでこちらにした。

アルパイン用のだと腰ベルトにあんまり重きを置いていないけど、私はたぶんハーネスを付けるような登山はあんまりしないと思うので、それよりも登ってる途中にザックを背負ったままちょっとした小物を出し入れできる収納があったほうが有難い。

 

④中ポケット

今持っているMountain HardwearのDianissima38は、中に一切ポケットがない。

一方でInstinct40は中の収納が結構細かく分かれてる。

 

DianissimaもInstinctもどっちも使ってみて思ったのは、私は意外にこういう仕切りポケットを必要としていたんだな、ということ。

プロならきれいに仕分けて出し入れできるのかもだけど、私は個人的には、救急セットとか、エマージェンシーシートとか、いろんなものをすぐ見つけて出せるようにこういうポケットがついていたほうがありがたい、と思った。

 

ちなみにこの3つの仕切りポケットは40の方だけで、30はついていない。

 

ただ30も、この上のやつをベリッとめくればポケットにはなる。こんな風に。↓

 

…以上がInstinct40の好きなところ。

もっと細かい所をいえば、背面がメッシュなのも春夏には特にいいな、と思ったり、ロールトップなところもいいな、と思っている。

ロールトップのザックってチャラくて好きじゃない、などと思っていた1年前が嘘のようだ。。。Instinct40を1シーズン使った結果、今はむしろ、これ以降買うなら全部ロールトップにしようかなくらいの勢いで好き。便利。それに尽きる。

 

40+5の売りの一つ(?)である、外からアクセスできるジッパーは、自分はまだあんまり使う機会がない。

ロールトップが便利すぎるので、特にジッパーの方を使う機会がない。。。

 

悪いところも勿論ある。

Instinctの他のレビューでも見たけど、肩ベルトを調整する紐(?)が細いせいか、重いものを入れると特に下りで肩ベルトが緩んできやすい。

後は、完全防水ではない。鳥海山に行ったときにこのザックで行ったけど、隙間から雨が入ってきたのか、中は結構びちょっとなった。なので、大雨の日に使うときには何等か工夫が必要だと思う。

 

…悪いところで思いつくのはこれくらいかな。

 

今年の冬もInstinct40を背負って色んな所に行ってみたい。

今週末、何とか天気が持ちそうだったので、後輩ちゃんとの陣馬山登山を決行した。

 

陣馬山は山の先輩が筑波山の次に連れていってくれた山だ。

その時は陣馬-高尾を縦走して、最後の高尾山の登りではへろへろになった記憶がある。

今同じことをしたらどうなるんだろう、という興味はあるけど、それは今度一人の時にやってみよう。

一か月も登ってないし運動していないので、同じことになりそうな気もするけど。。。

 

陣馬山へのメジャーな登りルートは藤野駅から和田に行き登り始めるルートと、高尾駅から陣馬高原下に行き登り始めるルートの2つあるようだけど、先輩が連れて行ってくれたのは後者のルートだったので、今回はそれをなぞることにした。

 

8時30分高尾駅集合のゆったりスタート。

1本早い電車に乗れたので、後輩ちゃんの到着まで駅周辺をちょっとぶらっとして過ごした。

 

夜にここ通るのちょっとこわい。

 

駅併設のカフェのきなこクリームパン。

 

結局山行中は食べずに帰ってきてから食べたけど、きなこクリームの中のしゃりしゃりしたコーンフレーク?みたいなものがアクセントになってめっちゃおいしかった。

 

前来たときこんなお店あったかな。。。もう全然記憶がない。

 

陣馬高原下行きのバス、混むかなと思ったけど、天気のせいか時間帯のせいかそこまで並んでおらず、普通に後輩ちゃんと並んで座ることが出来た。

 

陣馬高原下で降りて身支度済ませて出発。最初は20分くらい車道を登る。

身支度している間に他の10人程いた登山客はすべて出発してしまい、そしてその後ほぼ見かけることはなかった。

なので、登っている間は殆ど私と後輩ちゃんの2人だけ、という超ゆったり登山を満喫することができた。

 

先輩と登ったときの記憶がほんとになくて、川が流れていたんだ、と新鮮な気持ちで登った。

 

分岐とかあったんだな。。。

 

最初はこういう杉の木立の間をひたすら登る。

花粉症だという後輩ちゃん曰く、「如何にも花粉出しそうな杉がいっぱいです」とのこと。

 

途中でちょっと視界が開けて、こういう広葉樹の道に変わる。

雨がぽつぽつ、と来たけど、少し左によれば杉の木立があるので、ほぼ雨には濡れず、足元だけ滑らないよう気を付けて登山続行。

まっすぐな杉の木立の中は個人的には好きだけどちょっと怖いので、やっぱりこういう視界開けたところのほうが落ち着く。

 

落ち葉を踏んで歩くのもいい。音が好き。

…まぁ隠された木の根っこに2回程躓いたりしたけど。

 

紅葉はもう終わってしまっただろうと思ったけど、ところどころまだ残っているところがあって、得した気持ちになる。

後輩ちゃんも嬉しそうで嬉しい。

 

 

 

殆ど疲れることもなく、1時間ちょい登って山頂到着。

この馬の象は覚えている。前はもっと白かった気がしたけど。。。天気のせいだろうか。

 

道中殆ど人にあわなかったけど、山頂は「皆さん一体どっから?」と思う程の人がいた。

高尾山からの縦走で来るにはまだ早い時間な気もするので、藤野からの人が多いんだろうか。

 

お茶屋で昼ごはんにする。

 

メインにけんちん汁をいただき、

 

デザートにおしるこ+α。

おそらく消費カロリー以上のカロリーを摂取した。

 

到着したときはやや雲が重めにかかっていて、それはそれできれいだったけど、

 

休憩しているうちにどんどん天気が回復してきて、それもきれいだった。


決行してよかった。。。

 

山頂で1時間半くらい休憩した後、帰りは和田峠から帰ることにした。

コースタイムだと30分くらい山道を降りた後、1時間半くらい車道を下ればバス停に着く。

 

90%くらい階段の道をひたすら降りたら15分くらいで駐車場が見えてきた。

茶屋の前で赤っぽい帽子をかぶった人達が丸くなって何かを囲んでいるのが見えたので、工事の人たちが休憩しているのかな、と横目に見つつ通り過ぎようとしたら「シシ鍋あるよ!味見していかない?」と口々に声をかけてもらった。

 

(シシ鍋。。。猪?え、めっちゃ興味ある)と興味が沸き振り返ったら祖父くらいの年齢と思われるおじいちゃんたちが10人程、お祭りの屋台でしか見たことないような大きな黒い鍋を囲んでパイプ椅子に座っている。鍋からはもうもうと湯気が立っていた。めっちゃおいしそう。

 

たぶん街中だったら私はこういうのは遠慮してしまうんだけど、山はなんか人の警戒心を取り払う力がある気がする。

後輩ちゃんの意向も聞かずに思わず「え、ぜひ味見させてください」と言ってしまった。

 

最初めっちゃ山盛りによそってくれようとしてたんだけど、山頂で結構食べてきたしバスの時間もあるのでちょっとだけ、と遠慮して、少しだけよそってもらった。

有難うございます。

 

わーおワイルド~。

 

脂身付きの小さな肉片をどきどきしながら口に放り込む。

脂身がとろぷるっと口の中でとけて肉はほろりと崩れた。

 

うんまあああああああああああ

 

とは叫ばなかったけど、「おいしいです!」と思わず叫ぶくらいのおいしさだった。

 

次に大根を行く。

これもとろっと口の中で崩れた。

 

うんまあああああああああああい

 

猪のうま味が最高に染み染みだった。

後輩ちゃんとこの後帰りの道中で「シシ鍋おいしかったね」と5回くらい言い合ったんだけど、後輩ちゃんは5回(仮)すべてで最後、「…それにしても大根最高でしたね」とつぶやいたくらい、この猪の旨みが凝縮された大根は最高だった。

 

そしていよいよ「そこが一番おいしいよ」と言われたあばら骨と思われる部位にとりかかる。

めっちゃ湾曲してて、わたしの肘から先の半分くらいの長さがある骨なのでたぶんあばらかな、と思われたけど違ったらすみません。

手でもってかぶりついて、と言われたのでそうした。

 

うんまああああああああああい

 

イノシシに齧り付き、うまいと叫ぶゴリラの図。

 

弾力があって柔らかくて、味が染み染みでめっちゃおいしかった。

 

最高やん。。。猪最高。

ジビエで鹿は食べたことあったけど、イノシシは初めて食べた。

勝手に、ちょっと野趣あふれる感じで臭みとかあるのかな、と思ってたけど、全然そんなことはなかった。

ただただ美味。

味付けも最高だった。

もうフレンチのソースとか厳しいお年頃になってきたので、この出汁と醤油ベースの素朴な味は最高に染みる。

 

「おいしいでしょ?臭みとか全然ないでしょ?」と言われてただただ頷く。

 

ところどころ工事の車両の音で聞き取れなかった部分もあるけど、フレンドリーなおじいちゃんが説明してくれたことによると、これはおじいちゃん達が山で猟して取った猪で、こうして年に1回みなでここで食べているのだという。

そういえば何人かは蛍光オレンジっぽい帽子を被っていたので、猟友会の集まりとかだったのかもしれない。

 

皆さんすんごいフレンドリーなおじいちゃん達で私たちだけじゃなく、道行く親子連れや近くの工事終わりのお兄ちゃんなどにも「シシ鍋あるよ!食べてかない?」と声をかけてた。

 

「もしおいしかったら、イノシシはおいしいって周りの人達に教えてあげて。来年も今頃開催すると思うから友達たくさん連れてきて!」と言っていただく。

 

おそらく皆さん80前後と思われる年齢の人たちで(違ってたらごめんなさい)、話してると祖父を思い出してほろりとした。。。じいちゃん。。。

みんな、イノシシのおいしさを広めるためにこうやって親切にいろんな人に声かけてここでシシ鍋食べてるのかな。。。

語彙力が低すぎてただただ「おいしいです!有難うございます!」と叫ぶことしかできなかったけど、感謝を伝えられただろうか。

じいちゃんが嬉しいと私も嬉しい。。。

 

親切にシシ鍋をふるまってくれた皆様方に感謝。そしてイノシシに感謝。

 

もし来年陣馬山の和田峠で同じ光景に出くわした人たちがいたら、ぜひシシ鍋トライしてほしい。

おじいちゃん達はめっちゃフレンドリーであるということ、そしてプロに調理されたイノシシはとてつもなくジューシーで美味である、ということを声を大にして言いたい。

 

また海外出張が一つ入ることになった。今度は欧州。

コロナでこの数年オンライン面談祭りになっていて忘れかけていたけど、本来めっちゃ出張の多い部署だった。そういえば。

 

今年に入って特に欧州の顧客は対面のミーティングを復活させたがっている雰囲気を感じる。

夏まではそれでもオンラインと対面の混合、という形だったけど、今回は、「基本対面、無理ならオンラインをアレンジします」という事だった。

 

出張に行くかはめちゃめちゃ迷った。

 

何せ、欧州は遠い。

地続きの欧州ファミリーにとっては東京ー大阪出張くらいのノリでいるんだろうけど、こちらは10数時間かかるし時差もある。

10年くらい前にドバイに行く飛行機の中で気持ち悪くなって文字通り倒れたことがあって、それ以来長距離フライトは苦手だ。

 

そして今、欧州は高い。

最初は「しゃーない、行くか」と思っていたけど航空券検索して目が飛び出そうになった。

 

この出張に果たしてこれだけの価値があるのか。。。とエクスペディアの画面を見ながらしばし悩んだ。

 

長期のプロジェクトの顔合わせ的なものなので、正直、対面で行ったほうがいいのだろうとは思う。

この前のシンガポール出張で一番思ったのは、やっぱり対面の方がコミュニケーションは取りやすい、ということだった。

私のように英語に不自由なものは余計、そう思う。

対面の方が部屋で参加者の顔を見ながら口をはさみやすいし、コーヒーブレークやランチの間のちょっとした会話でも、あるのとないのとでは全然違う。

これから長期間のお付き合いになるのだから、最初の印象はよくしておきたい。

 

ただ、そのためだけにこの金額をかけることが許されるのだろうか。。。

日程的に別の顧客訪問などを組み合わせるのも限界があるし、成果は限られている。。。

 

仕事も正直きついし最近もうへろへろだ。今までさぼってたつけが一気に噴き出してきて溜まりに溜まっている。

山にだって行きたい。

この出張行ってしまったら、もう年末までノンストップフル稼働な気がする。

 

…と迷いに迷ったけど、結局、行くことにした。

諸事情で今まであんまりうちの会社の印象が先方にとってよくないと思うので、やっぱり対面で関係構築するのが大事な気がする。

…という考え方は昭和だろうか。

 

あまりにも交通費高いから、せめて向こうの交通費とホテル代くらいは自腹切ろうかな、と今思っている。焼石に水だけど。。。

11月に後輩ちゃんと山に行く約束をしていて、最初は大菩薩嶺を目的地にすることにしてた。

 

そんなにきつくないし(最後の登り以外)、景色は絶景だし、登山口の山小屋のほうとうと山菜天ぷらは最高だし、普段山に登らない後輩ちゃんも絶対に気に入るだろう、と思っていろいろ計画をたてた。

しかし張り切りすぎて、始発のバスに乗るために新宿5時過ぎに集合ね、としたところ後輩ちゃんがちょっと及び腰になった雰囲気を感じたので、もう一つ候補として近場の陣馬山を提案したところ、「普段あんまり登らないしバスに長時間乗ると酔いやすいので、陣馬山でお願いします」と返ってきた。

 

正直、私自身は陣馬山にそこまで興味はなかったけど、後輩ちゃんが楽しいのが何より重要だよな、と思って目的地は陣馬山に変更になった。

 

…でもやっぱり、心の片隅に(大菩薩嶺の方が個人的に好きだな)という未練があったんだと思う。

 

何度か悪天候で予定が流れた後ついに今週末陣馬山に行くことになったけど、私はここでなぜか大菩薩嶺の天気をついでに検索してしまった。

みたところ、検索時点では好天。しかもレコを見てると、2番目(9時20分)のバスでも普通に日帰りはできる様子。

 

で、私は後輩ちゃんに「今週末陣馬山でいい?大菩薩嶺も天気よいし2番目のバスでも行けるみたい。2番目のバスなら新宿7時過ぎで良いかも。ただし混んでたら40分バスでたちっぱになっちゃうリスクはあります」と送ってしまった。。。

 

そんなん言われたら、後輩としては「じゃあ大菩薩嶺にしましょうか」っていうしかないじゃん。

 

LINE送った後、早速、自分でもなんて最悪な自己中LINEを送ってしまったんだろう、と後悔し始めたけど、しばらくして返ってきた後輩ちゃんのLINEは案の定、「長時間のバスは不安もあります。。。でも最初大菩薩嶺って言ってましたし、行きますか!」と返ってきて、自己嫌悪で床に倒れ伏した気持ちになった。

 

私はなんて自己中なんだろう。。。なんて、自分の欲と未練がにじみでた気持ち悪いLINEを送ってしまったんだろう。。。送信取り消ししたい。

「私の」登山じゃないんだよ。「後輩ちゃんと私の」登山なんだよ。

私はいくらでも山に行く機会はあるけど、後輩ちゃんはこの私との山が年一の登山の機会なんだよ。

だったら後輩ちゃんファーストだろうが。

というかそれ以前に、バスで酔うかも、と心配している人に対する気遣いはおまえの中にないのか。最悪だ。

年一でも山に一緒に行きたいです、と言ってくれる優しい後輩ちゃんなのにおまえは自分のことしか考えてない。。。「自分が」少しでも楽しい登山をしたいとしか考えていない。ほんと最悪だ。。。

 

結局再び天気予報が悪化したので陣馬山はまた流れそうだけど、なんか、もう後悔と自己嫌悪で朝からぐるぐるしている。

後輩ちゃんごめん。。。ほんとごめんね。。。最低な奴でごめん。

 

 

私みたいな自己中な人間はやっぱり、人と登るのには向いてない。

 

 

 

 

パリに住んでいたとき、家の近くにあるお店で、鞄の色つやがほんとに美しいと思っていつも眺めていたお店がBerluttiだった。

男ものしかないのが残念に思っていたけど、財布なら関係ないだろう、とある時ふと気が付いて購入した。

それがたぶん2014年か5年頃。

 

それ以来、基本的にはその時購入した長財布を利用してて、たまに小さい鞄で長財布が入らないようなときは、その後購入したカリグラフィシリーズの折り畳みの財布を使っている。

 

があまりにもヘビーユーズしたせいか、この前ふと、(さすがにこれはぼろぼろすぎでは?)と気が付いた。

背中の色が完全に退色してるし

 

端っこは完全に剥げてる。

中も、やっぱり真ん中の退色が激しい。

左下は、イニシャルを入れてもらった所。

 

もう7,8年も使ってるわけだし、本来は買い替え時なのかもしれない。

でも、ものを捨てるのあんまり好きじゃないし、イニシャルまで入れてもらうと愛着もひとしおだし、何よりベルルッティのこの色がすごく好きなんだよな。。。

本来の色からだいぶ退色してしまってるけど。

 

同じのがあれば新しく買いなおすのもありかな、と思ったけど、ベルルッティのウェブサイトをみると、今はどうやらお財布はカリグラフィのシリーズしかないようだ。。。

カリグラフィのシリーズはそれはそれで好きなんだけど、私の中では普段使いにはちょっとこってりしすぎている。。。

 

悩んだ末に近くのデパートに入っているベルルッティの店舗に持っていって色々相談した結果、パリのアトリエに送って色を入れなおしてもらうことにした。

代金はたぶん1万円もしなかったと思う。申し訳なくなるお安さ。

 

予定より早い2週間くらいで返ってきた結果がこちら。

 

これだー私が最初に一目ぼれしたときの色だー、とうれしくなる。

端っこもきれいに色が入って目立たなくなってる。

 

 

たった1万円弱なのに、しかもこの日本の店舗で買ったわけじゃないのに、めちゃめちゃ丁寧に応対してもらった。

有難うございます。

やっぱりこの色に惚れ惚れする。

いつまで使えるかわからないけど補修できる限り大事にしていきたい。