海と山、時々きもの -29ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

Paris and I are incompatible.

パリと私は相性が悪い。

 

今日英語のレッスンで「パリ出張どうだった?」と訊かれたので、「私にとってパリって、何してもうまくいかないというか、悪いことばかり起こるというか、すれ違ってばかりで。そういうのなんていうんだっけ」と訊いたら、imcompatibleかdon't agreeだ、との回答だった。

 

というわけで、Paris and I are incompatible.

 

今回はタクシーにぼったくられた。

屈辱。

4年住んでたのに。

 

シャルルドゴール空港からパリ市内へのタクシーは定額なのは知りすぎる程知ってる。

右岸からは53ユーロで、左岸からは58ユーロ(住んでた頃は50と55だった)。

 

今回のホテルは右岸なので、空港でタクシー拾えば53ユーロだけど、パリのタクシーは好きじゃないので、今回、行きはBooking.comでホテル予約したときにお薦めで出てきたWelcome pickupという提携の送迎サービスみたいなのを頼んでおいた。これだと60ユーロ。

帰りも使おうかなと思ったけどいつホテルに帰ってこられるかわからなかったので、結局、4時頃ホテルに帰ってきてタクシーを呼んでもらうことにした。

ホテルの受付で電話してもらって10分程でタクシーが来た。そこまでは良かった。

 

乗ってからしばらくして、メーター表示が58ユーロ+迎車料金7ユーロ、となっているのに気づいて、しくじったな、と思った。

本来は53+4の表示になってなきゃいけない。

(迎車は事前予約が7ユーロ、普通の迎車が4ユーロ)。

タクシーの座席に座る前に確認すべきだった。

 

が、まぁ運転手さんが間違えただけかもしれないし、こんな10区の真ん中で運転手の機嫌損ねて放り出されたくない、と思ったので空港まで黙ることにした。

なんか5分おきにクラクション鳴らして罵詈雑言はいてるし、これは運転手ガチャ外れたかなぁ、と考えてるうちに空港につき、そして運転手はメーターを修正する様子もなくカードの決済をしようと機器を取り出してる。

なのでとりあえず、「料金違うよね。53ユーロでしょ」と言ったら、

 

「うちの会社は58なんだよ」

 

と来た。

 

いっぺんセーヌ川に(以下自粛)

 

「うちの会社は」ってなんやねん。

そんなルール存在しないのよ。

ルールは一つだけ。

パリの正規タクシーの料金は右岸からCDGは定額53ユーロなのよ。

 

と心の中で100回くらい目の前のおっさんをセーヌ川に沈めながら、空港とはいえこれ以上ガラ悪い運転手の車に乗っていたくなかったのとヘロヘロのところさらに口論する元気がなかったので、「レシート頂戴。後カードは私自身でいれるからその機器貸して」とだけ答えた。

 

そしたらさすがに会社に通報されたらまずいと思ったのか、渡された決済器に表示されていた金額は60ユーロになっていた。

 

それでも本来の料金よりは3ユーロ高い。迎車料金(普通の迎車)は7ユーロじゃなくて4ユーロだから。

 

でもこれ以上ガラの悪い奴を怒らせるようなことをする勇気と元気がなかったので、無言で60ユーロ払って(相手も無言)、降りてきた。運転手は席から出てこないので荷物も自分で下ろす。

 

「馬鹿なアジア人から3ユーロ余計に掠め取れた」と思ってるんだろうな、と思ったらすごく嫌な気持ちになった。

後、これに味を占めてきっとアジア人に対して今後同じことをするだろうな、とも。

自分のチキンさにもつくづく嫌気がさした。

 

とりあえず再発防止のためにせめてタクシー会社には苦情を入れようと思ってるけど、他のアジア人ツアリストの皆様、チキンでごめんなさい。

 

なんかほんと、こんなのばっかりなんだよな、私は。パリに関して。

ほんと、「合わない」。

おフランス大好きな人のブログとかたまに見ると私の知ってるパリとは違うパラレルワールドなんじゃないかと思う。

パリに対してネガティブなことばっか考えてるからネガティブなことばっかり起こるのかもしれないし、私が良い思い出より悪い思い出を引きずってるだけなのかもしれないけど。

 

…みたいな話を今日先生にして、「だから私はパリとほんと相性悪いと思うし、最後にこんな不愉快なイベントあって出張ほんと疲れた」と言ったら、納得された。

 

やっぱパリ好きじゃないわ。。。

 

といつまでも引きずるのもあれなので、帰国前にこれだけは絶対買おう、と思ってダッシュで買ってきた、大好きなジャックジュナンのチョコとパートドフリュイでも食べて嫌なこと忘れよう。

 

 

 

疲れすぎてあんまり感慨わかないけど5年ぶりくらいのパリ。



こうやって上を見上げるときれいだけど下みるとあいかわらず犬の落とし物にまみれているところとか、
みんな普通に歩きたばこしてポイ捨てしていくところとか、
タクシーの運転手が普通に片手ハンドル握りながら片手で携帯いじってるところとか、

ああーパリだなあ

と思った。

5時前にはもう暗くなって、今朝8時前だけど外はまだ真っ暗なところもパリの冬だなとしみじみ思う。
割りと鋼のメンタルだと思ってるけど、駐在初年目はこの冬のパリの暗さと天気の悪さに、ちょっぴり心をやられそうになった。

今回、もう自腹でいいから交通の便のいいところにしよう、と思って取った宿がポップ過ぎて目がちかちかする。



緑のクローゼット開けたら中が紫。

そしてこの壁紙。。

この壁紙を見ながら(見られながら?)頂いた初日の夕食。

空港のマークアンドスペンサーで買ったものだけど、パリでおにぎりとか買えたんだな。。これはちょっと新鮮な驚き。

出張に行くことにしたとき、忙しくて正直余裕ないしこれだけ経費使っていいのだろうかという気持ちもありつつ、でもちょっと懐かしい、とも思った。

懐かしいと思えたことに吃驚だった。あれだけ嫌いだったのに。

 

帰国してから一度も行ってないので5,6年ぶりくらいだろうか。

写真を見返してたら最初に住んだ家が出てきて懐かしくなった。

 

パリのアパートって見た目は風情があっていい。

住んで快適かは別問題だけど。

 

このアパート、中心部に出るには地下鉄を乗り継がなきゃいけなくて多少不便な所にあったし、典型的なパリの古いアパートでエレベーターもなかったけど、でも次に住んだところよりも好きだった。

 

中庭の花がきれいだったし

 

猫がいたところもポイント高い。とっても高い。

 

でも何より一番は窓からのこの眺めが好きだった。

 

山でもこういう夜明け前の景色が大好きだし、

 

 

 

この前の出張も帰りの飛行機の中からこの景色見られて最高だと思った。

 

こういう夜明け前とか夕暮れ時の空の色が変わりつつある景色、個人的にとても心惹かれる。

 

 

 

この前後輩ちゃんと陣馬山に登ったときの写真を見返していて思った。

私、ほんと写真向いていないな、と。

 

基本的に写真に写ることが嫌いで普段一人で登るときは自分の写真を撮ることはない。

自分の顔別に好きじゃないのでよっぽどの用がない限り自分の顔とか見たくないし、笑顔を作ったまま静止する、ということがそもそも不可能だし、ピースができない。

 

でも人と登るときは「一緒に撮ろう!」となったり、相手を撮った後に「撮るよ!」となったりする。

そこでさすがに「いや、私はいいよ。写真苦手だから」と言う勇気はない。チキンだし。

相手の楽しい気持ちに水を差したくないし。

 

なのでこの前も陣馬山の山頂で後輩ちゃんを撮った後に「撮りますよ!」と言われて撮ってもらったんだけど、結果がこれ。

 

hold uphang upって言われた容疑者かな?

 

黙って棒のように突っ立てるのもなんか違うかな、と思う一方で、ピースとかできない、と悩んだ結果のポーズがこれ。

なんかもっといいのなかったのか、私よ。。。後輩ちゃんも「?」なっただろうよ。

 

他の、「撮りますよ」って言われて撮ったときの写真も見返してみたけど、ほんと、変なんだよな。。。

 

これとかも。

 

すんごい素敵な笑顔とポーズで全身で嬉しいを表現している先輩の横に佇む不審者1名。

(ピースとかできない、でもただ突っ立ってるのもどうなのか、どうしよう、どうしよう。。。)と悩んだ結果間に合わずただそ棒のように突っ立つだけ、という。

 

ねずみ男やん。

 

せめてフェースカバーだけでも取ればよかった(写真に対する緊張感でその発想が抜け落ちてた)。

内心すっごい嬉しいんだけど、この写真からはそれが一ミクロンも見えない。。。

 

写真に笑顔で写ったりナチュラルにポーズ取れる人を心底尊敬する。羨ましい。。。

私のような根暗コミュ障にはハードル高すぎる。

前回、Instinct30 +5を買ったと書いたけど、なんでPaineの32がまだ使えるのにInstinctを「今」買ったかを書くのを忘れてた。

 

なんで「今」かというと、単純に、この先もっと値段が上がるんじゃないか、とちょっと怖かったので今買って、おいておこうと思った。

 

FerrinoのザックInstinct 30+5は、日本の公式ストアではお値段37,400円。

これは去年から変わっていないっぽい。

 

そしてFerrinoイタリア版のウェブサイトで見ると、お値段は289.9ユーロ。

 

289.9ユーロを今のレート(先週末時点で141.53円/ユーロ)で換算すると、41,030円。

 

つまり今日本在住である私がイタリア行ってイタリアでInstinct30+5買うより日本で買った方が安い。

 

これは他の山道具でも当てはまって、例えば、ミレーのトリロジー30。

 

日本の公式ストアだと

46,200円

 

フランス版の公式ストアだと、

349.99ユーロ=49,535円

 

日本で買ったほうが安い。。。

 

こういうものの輸入の時にどういう為替レートや販売価格の決め方・契約をしているのかはわからないけど、現在流通経路のどこかの時点で逆ザヤは発生しているんだろうから、早晩価格調整が入るのでは?と怖くなった。

(むしろ11月にInstintが再販売された時に価格が据え置かれたことにちょっと驚いた)。

 

山道具だけでなく、他の輸入品も同じ。

 

今度出張でフランス行くときに、現金にも、せっかく行くんだからちょっと買い物しようかな、と思っていたけど、Ferrinoのザックの事があったのでよくよくレートも見て値段を比較したら、大抵は為替レートを考えたら今日本で買った方が安くて、購買意欲が急速に落ちてしまった。

 

自分の買い物リストの中で、唯一向こうで買っておこうかなと思ったのは香水くらいだろうか。

Maison Francis KurkdjianのAqua Universalis。

パリでAqua Universalisに出会って以来もうずっとこれ一択だけど、日本ではめちゃめちゃ高いなぁと思っていた。

今日本で買うよりも、向こうで買ったほうが1万円くらい安そうだ。

ザック(アパレル?)と香水(化粧品?)とで輸入の経路や価格決定が何か違うのだろうか、とちょっと興味深い。

 

それにしてもあまりの円安っぷりにしみじみしてしまった。

昔パリにいたころ1ユーロ100円切ってたのが夢だったんじゃないかと思う程だ。

昔の感覚で買い物したらすんごい痛い目に合いそう。


出張で行くんだし、弾丸で正直あんまりフリーの時間もないし、真面目に仕事に集中してろよ、という仕事の神様の思し召しかもしれない。