寝て覚めてを繰り返して3時頃身支度開始。
熟睡はできていないけど、前回に比べてだいぶ体調はましな気がする。
Radical1は、狭いのは相変わらずだけど、冬だからか、特にテントに頭突きしても濡れたりするような不快感は感じなかった。
テントの内側。白くてあんまりわからないけど、霜もそこまで張ってなかった気がする。
そういえば前回の日記に書き忘れていたけど、1日目夜、翌日の天気予報はこれだった。
他パーティの予言通り、日曜の朝は曇予報に変わっている。。。
ワンチャン、朝になって天気予報好転しないかな、と思ってたけど、残念ながら朝起きてみた天気予報はこれ。
12時頃にわずかに太陽マークが出ているから遅め出発にしたらよりいいのかもしれないけど、でも今日はどうしても始発の松本行のバスに乗って帰りたい。
そしてどんだけ体調悪くてもゆっくりでも進めるように、早く出発したい。
と思ったので、前夜の残りの五目リゾッタに卵スープを投入してリゾッタ&リゾッタにし、沸かしたお湯を水筒に入れて、5時、近くのテントの2人を起こさないように、そろそろと出発した。
全然うまく撮れていないけど、振り返ったら沈んでいく月がきれいだった。
月明り以外は真っ暗な尾根だったけど、前日に途中まで下見したおかげか、一人で歩くのは特に怖くはなかった。
1時間くらいしてヘッデンなしでも歩けるようになる。
写真右下に見えているのは、たぶん中の湯な気がする。
この辺りで、ヘルメットをテントに忘れてきたことに気づいて一瞬青くなった。
時間はたくさんあるけど、この急登を下ってまた登り返すことを思うと気が遠くなる。。。
少し迷ったけど、結局、そのまま行くことに決めた。
人はいないし、落石がありそうな箇所もない。だから、落ちない限りヘルメットは必要ないだろう。
落ちたら。。。もう諦めるしかない。。。
前日に山頂まで行って帰ってきたお二人が、「どこまでも樹林帯」って言ってたけど、ほんとにどこまでも樹林帯だった。。。
樹林帯のところどころに、テント跡地が点在している。
確認できた限りで、自分の幕営地から15分程上がるまでに2か所、その後、2330mと2390m地点の計4か所にテントの跡があった。
ちょっと振り返れば素敵な景色が見えるからいいんだけど、だんだん樹林帯に飽きてきたころにようやく抜ける気配がした。
けど、雲行きが怪しい。。。
これはガスの中入るかなーと思ってたら、案の定、核心部手前のナイフリッジ辺りからガスの中に突入。
正直、ちょっと残念ではある。でも、ついにここまでこれた、と思う嬉しさの方が勝った。
核心部と言われている岩場がうっすら見えてきたときも、周りの景色は何にも見えなかったけど興奮した。
岩稜を目の前にして、ヘルメットがないことが再び気になり始めたけど、でももうこのままいくしかない。
ピッケルを慎重に引っかけて、右手は緩くロープをつかんで、ゆっくり登った。
登り切った所で振り返ったらこの景色が見えて思わず声が出た。
穂高は見えたり見えなかったり。
そして再びガスの中に突入。
見えない。。。
「見えそうで見えない」を堪能しながら、7時過ぎ、山頂着。
殆どなんも見えない。。。
でも、感無量だった。
1年前、普通に行けるだろうと思っていて予想外の体調不良でほんとに悔しい思いをして下山した。
あんなに撤退を引きずったのは初めてだったと思う。
今回も体調はボロボロチキンだったけど、自分なりに工夫して、前回のテント泊の反省も踏まえて(食料は若干足りてなかったけど)、山頂まで来ることができた。
疲れてはいるけど体調は悪くはない。
それだけでもう十分な気がした。
じんわり嬉しさをかみしめながら山頂でしばらく待ってみたけど、ガスが晴れる様子はなかったので、諦めて下山開始。
山頂はガスだったけど下山する途中にちらちら周囲の景色を見ることができた。
たぶん晴れだったら大絶景が広がっているんだろうな。。。
でもそれはまたいつかのお楽しみで良い。
私はもう十分満足した。
下りの核心部の岩稜は登りより簡単な気がしたけど慎重に降りて、満ち足りた気持ちで幕営地帰着。
たぶん8時半くらいだったと思う。
近くのテントのお二人に挨拶して、しばらくテントで休憩してから9時半頃、テント撤収して再びお二人に挨拶してから下山開始。
テントを撤収している時や下山途中、何組も登っていく人達とすれ違った。
穂高の方はガスも取れて、きっと今頃山頂では最高の景色が見られているんだろうな、と思える景色。
(実際、帰宅後、欲に負けてこの日の記録をyamapで幾つか見てしまったけどどれも山頂からは最高の眺望だった)
でも1年前と違って自分でも意外な程悔しくなかった。
ただひたすらに満足したまま、11時過ぎ、取りつきに下山。
2つのトンネルを抜けて、〆は中の湯外売店のカルピスソーダとバターチキンカレー。
もう少し出発を遅らせていたら大絶景が見られたのかもしれない。
でも、私にとっては最高の景色だったし、もう言うことないくらい自分では満足した山行だった。
霞沢岳西尾根に感謝。
異動前にリベンジすることが出来て嬉しい。
次はいつ来られるかわからないけど、また来たい。





















































