ほんとは先週の飛び石連休、月曜に休暇を取って蓮華岳に行こうと思っていた。
でも諸事情で月曜に出勤することになり山計画は飛び、フラストレーションが溜まっていた。
今週末は絶対登りたい。
でも関東周辺は、塔ノ岳も乾徳山も赤岳も谷川岳も雨予報。
検索しまくった挙句、自分が知ってる山の中で唯一、岩木山だけが土曜日雨が降らない予報だったので、岩木山に登ることにした。
行きは夜行バスを選択した。
八甲田に行くときに夜行バスを使ったと同期に言ったら「もう夜行バス使う歳じゃないでしょ」と言われたけど、でも土曜に登ろうと思ったら金曜の夜夜行に乗る以外に選択肢がないんだよな。。。
八甲田に行くときに使ったニューノクターン号にしようかと思ったけど、あいにく窓側の席が空いていなかったので、それより15分遅く弘前に着くノクターンネオ号にした。
定刻通りの7時に弘前に着いてくれれば、7時10分の岳温泉行(枯木平行き。3番乗り場)のが拾える。
鳥海山行くときも思ったけど、夜行バスで寝られない自分でも3列独立シートの窓側はめっちゃ寝られる。
今回も、4時間半くらいはぶっ通しで寝られて、割と元気な状態で弘前に到着した。
バスの中から見える岩木山。この日の朝は雲なのか霞なのかもやっていって、ちょっと近づきがたい雰囲気があった。
何となく不安だなぁと思ったのは準備不足もあるかもしれない。
金曜にこの日の朝食と昼食用にパンを買ったのに、退社が遅れてばたばたして準備した結果、パンを荷物に詰め忘れた。
バスタで買おうと思ったものの長蛇の列で買えず、途中のサービスエリアで調達しようとしたけど、1つ目は寝過ごして買えず、2つ目は降りてみたもののお店は全部閉まってて買えず。。。と言うわけで結局この日の食料は行動食のスポーツ羊羹2本と、チョコ6個とクエン酸アメ3個のみ。
そりゃ不安にもなる。
岳温泉のバス停前に足湯?みたいなのがおいてあった。これ、足湯なのかな。。。それとも登山靴洗い場なのかな。。
夏来たときに見たか記憶がない。。。

バス停にお手洗いも登山届のボックスも併設してくれているので、身支度してスポーツ羊羹1本を食し、8時20分、スタート。
ちなみにバスで降りたのも私1人だったし、見渡す限り他に登山客は見当たらなかった。
最初はずっとこんな感じのなだらかな道が続く。登山道は明確に印がついているわけではない(下りは一定距離毎に木に標識があるのが見えた)けど、こうやって木の間隔が広いところがあるので、そこをたどっていけば基本的に間違いない気がする。スキーや足跡もうっすらだけどついていた。
雪がぐずぐずだったらワカンもいるかな、と思って持ってきていたけど、そこまで足が沈むこともなかった。
天気が良いからいいけど、このひたすらなだらかな樹林帯が2時間半続くっていうのは結構飽きるかもな、と思い始めた頃に右側の景色が開けてきた。
後、後ろを振り返るとこの景色なのも癒される。
最初の2時間が長すぎて5回くらい地図みた気がする。
基本夏道を辿ればいい(途中で一瞬だけ分岐する)っぽかったけど、一応人様の軌跡はダウンロードさせて頂いた。
樹林帯を抜けたリフト乗り場前のこの最後の坂も長かった。
後ろをみつつ休憩。天気は良いけど、めっちゃ霞んでいる。。。。
予報では8℃まで上がるとのことだったので、今日の恰好はミレーのアミアミ上下に、上はモンチュラの冬用マグリア+パタゴニアのR1、下はモンベルのメリノウールのタイツ+モンチュラのエクスカリバー。
風もなかったので、R1は山頂着くまで殆ど着なかった。
リフト乗り場から上は結構硬かったので、ここで初めてアイゼン装着。
ここからはリフト沿いに登る(行きはしんどすぎて写真撮り忘れたのでこれは下り)。
40分くらいひいこら言いながら登ったら、見覚えのあるリフト降り場に到着した。
画面の左に小さく先行者が登ってるのが見える。
ピッケルを出そうか少し迷ったけど、雪もないしなくても行けそうかな、と思ったので、結局ストックのままを選択。
この日、ワカンとピッケルとヘルメットは歩荷しただけに終わった。まぁわざわざ青森まで行って装備不足で登れなかった、は悲しいので正しい保険だったとは思う。
雪ないなぁ。。。
この辺りはほんとに雪がなかった。
足跡をみるとアイゼン外して登っている人もいるようだったけど、たまーにこういう氷も出てくるのでチキンな自分はつけたまま登った。
すごい罅入ってる斜面を発見。春だ。。。
12時20分、山頂着。結構疲れた。。。
山頂からの大展望が好きなんだけど、山頂はこんな感じの踏み抜きトラップだらけの魔境になってたので、あんまり動き回れず。。。
前回夏に来た時ほどのすかっと抜けた展望は残念ながらこの日は拝めなかった。でもこれが春霞っていうやつなんだろうな。。。それはそれで良い。
15分程休憩してから、下山にかかる。
レコをみると大体6時間程度で山行を終えている人が多いようだけど、今日の私は行き4時間かかったということは帰り3時間は見ておいたほうがいいかな、と思ったので。。。バスがなければ最悪タクシーでもいいけど、できれば最終より1個前の新幹線には間に合うように帰りたい。
あっという間だったけど、ありがとう岩木山(の山頂)。
道中、あんまり動物の足跡を見ないな、と思ったけど、ここで初めて足跡を発見した。
すごい所を通るものだ。。。
この細い足跡はなんだろう。兎だろうか。東北の山って熊はいるだろうけど他に何がいるのかな。カモシカとか鹿とかいるんだろうか。
この大絶景を見ながら降りるの、ほんと最高過ぎる。
帰りは雲も取れてきれいな青空が堪能できた。
8合目リフト乗り場からのこの下りが長すぎて最後の方疲れてきたけど、思ったよりも早く、14時20分、バス停到着。
行き4時間だけど帰りは2時間弱で帰れて驚いた。
バス停で装備を外して14時30分のバスに乗ることが出来た。
バスの中から見る岩木山がほんとに巨大であの上まで6時間で行って帰ってきたっていうのがなんだか信じられない気分だ。
こんなにいい天気でいい山だったのに、思ったよりも人が少ないことに驚いた。
この日は私が最後の登山者っぽかったけど、この日の登山者はたぶん、
女性ソロ(自分含め)×3
男性ソロ(一人は百沢往復っぽい)×3
女性パーティ×2
の10人ちょい。
意外だ。。。こんなに登りやすくていい山なのに。
すれ違った女性パーティの一人と少しお話したけど、「2週間前の方がもっと雪があって登りやすかったんですよ」とのことだった。
2週間前にも登ってまた登るとか愛がすごい。。。
次来るならもっと雪が深いときに来てみたいな、と思いながらはやぶさで帰京。
新青森の駅で買った朝食兼昼食兼夕食。
登山後の肉とアルコール最高、と噛みしめながら弾丸青森登山、終了。